Column

2016.5.14

Fabってみた!クリエイターに嬉しい、世界に一つだけ自分のSKETCH NOTE

FabCafe編集部

Tokyo

こんにちは、株式会社ロフトワークのクリエイティブディレクターのCAROLです。週末は、レゲエのDJとライブペイントをしています。音楽が聞こえてくるようなイラストを描いています。

普段、思いついた時にいつでも絵がかけるようにスケッチブックを持ち歩いているんですが、スケッチブックの表紙の紙に厚みもあるしページ数もあり意外と重い。できればもっとコンパクトに持ち歩きたい。なるべくアナログで。

今回そんな願いを叶えてくれるアイテムがFabCafeから登場しました。FabCafeとアパレル雑貨ブランド「abrAsus」とのコラボで開発された「SKETCH NOTE by abrAsus×FabCafe」です。誰でもカスタマイズしてオリジナルデザインが作れるのが特徴のこのノートを早速作ってみました。デザイン作りからプリントまでの様子をレポートします。

 

 

何はともあれ、(ビールと)デザイン作りからスタート!

 

SketchNote
SKETCH NOTEでは、5組の色の組み合わせからノートを選び、自分のオリジナルデザインを表面にプリントしたり刻印したりできます。今回は 茶色の革をチョイス。まずは、どんなデザインにするか構想を練るため、テンプレートをダウンロードして印刷して柄を描いてみました。

 

draft
SKETCH NOTEは革なので、印刷をするときはUVプリンターで行います。おもてとうらの両面に、自分のデザインや写真をフルカラーで印刷できます。UVプリンターの印刷では、「カラー(CMYK)」「ホワイト」と2段階で印刷を重ねることができ、「カラー(CMYK)」のみだとプリントは色が透過されてナチュラルな印象、下地に「ホワイト」を引くとはっきりした印象になります。これらを考慮して、データは、Illustratorでレイヤーを分けてつくります。


仕上がりイメージを想像しながらつくるのもワクワクします。

 

いよいよ革にUVプリント!

データができたら、FabCafeにデータを持込み、UVプリンターで印刷します。

SketchNote
UVプリンターの操作は、すべてスタッフが行ってくれます。まずは、機械の位置あわせのために紙に印刷し、それからSKETCH NOTEをのせて、マスキングで固定します。「カラー(CMYK)」「ホワイト」の層を一気に印刷していきます。思っていた通りにインクがのるか緊張の瞬間です!黒の上に黄色をのせていた部分が上手く出るか心配でしたが、キレイに黄色が出ました。よかった…!SKETCH NOTEの片面を印刷するのに約30分ほどです。

SketchNoteUVプリンターの操作は、FabCafeスタッフにお任せ!

 

そして印刷完成!

おもて面、うら面の印刷が終わった状態が下の写真です。キャンバスに手描きで描いた質感が美しくでました。うら面は、茶色はもともとの革の部分で、上に白色のインクで抜きの印刷をしています。

DSC03048

SketchNote

印刷が終わってからは、職人さんに革を縫ってもらう作業があるのでFabCafeに預けます。約1ヶ月程度で完成しFabCafeに直接取りにくるか、指定の住所まで届けてくれるそう。なかなか待ち遠しいですが、待ってる時間も楽しみのうちです。​天然牛革の素材なので、長く愛用できそうです。

SKETCH NOTEは、FabCafe Tokyoにて7,800円(デジタルファブリケーション加工費別)で販売しています。
SKETCH NOTEが気になった方は、FabCafeのメニューをチェックしてみてくださいね! 

 

SKETCH NOTEのデザインコンテストを開催中

5月31日(火)までSKETCH NOTEのデザインコンテストがLoftwork.comで開催されています。素敵なデザインを投稿してくれた5名にはSKETCH NOTEがプレゼントされるそう。イラストや写真を使って作ってみたいなと気になった方は、ぜひ挑戦してみてください。

 

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  • FabCafe編集部

    FabCafe PRチームを中心に作成した記事です。

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