夏真っ盛りの7月最終日の日曜日。FabCafe Hidaではワークショップ「飛騨の大工さんと夏休みの宿題をつくろう!」と称して、ヒノキを使った椅子づくりを行いました。今回はFabCafe Hidaスタッフ・藤田によるイベントレポートをお届けします!
旗づくりに続く2回目となった今回の子どもFABワークショップ。
何だか最近、子どもたちが遊ぶ元気な声がよく聞こえるな~と思っていた7月中旬。
そう言えば、FabCafeに来ていただくお客さんもお子さん連れが多い!
そこで小中学生の夏休みがもう始まっていたことに気づきました。
楽しい夏休みもネックになるのが、自分で一から考えてつくらなければいけない自由課題。
そんな自由課題も楽しく、わくわくしながら完成させてしまうようなワークショップをFabCafeでできたら!と、急きょ企画が始まりました。
今回のワークショップの講師をお願いしたのは、飛騨古川の田中建築代表・田中一也さん。
FabCafe Hidaのリノベーションを担当してくださった、とっても頼れる(!)大工さんです。
ワークショップで子どもたちと作れるもの何かいいものないですかね、、、
あーでもないこーでもないと話して決まったのが子どもサイズの椅子。
なんと相談を持ち掛けたその日の夕方に試作を持ってきてくれるという、仕事の早さ!
子どもたちでも作れて、それでいて椅子としても機能するようにと、一度目の試作よりパワーアップした椅子キットをワークショップ前日までに準備していただきました。
そして迎えたワークショップ当日!
この日、ご参加いただいたのは飛騨地域のお子さん11名とそのご家族をあわせて約30名ほどの方々。
2チームに分かれ、早速作業スタートです!
こちらは材料のカットチーム。
こちらはやすりチーム。
子どもも大人も、皆さんとっても真剣な顔つきでもくもくと作業を進めます。
今回のワークショップでは、FABマシンを使って椅子の背もたれ部分に自分の好きなデザインを入れます。
皆さんそれぞれ素敵なデザインを持ってきてくれました。
涼しげで夏にぴったりの白クマさん(UVプリンターで加工)
イラストレーターさんに描いてもらったという似顔絵。(レーザーカッターで加工)
他にもお子さんが描いた家族のイラスト、好きなキャラクターなど、あっという間に加工されていきます。
皆さんUVプリンターやレーザーカッターの能力の高さにびっくりされていました。
FABマシンで加工した部材も出そろい、最終工程!
接合部の「ほぞ穴」に接着剤を丁寧に塗っていきます。
各部材を組み立てます。だんだん椅子らしい形に!
そして最後の釘打ち!
続々と椅子が完成していきます。
そして完成した椅子たちがこちら!
世界にひとつだけの椅子ができて、お子さんたちも満足の様子!
様々な表情をもつ木に触れて、その感触や匂いを味わいながら、ああでもないこうでもないと手と頭を動かし、ひとつのものを作り上げた今回のワークショップ。
夏休みの思い出の1ページに刻まれていたら嬉しいです。
FabCafe Hidaでは、今後も皆さんに楽しんでいただけるワークショップを開催していきます。
みんなで「こんなものをつくりたい!」というアイディアがございましたら、ご気軽にご相談ください!
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FabCafe Hida 編集部
FabCafe Hidaが作成した記事です。
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