Column
2017.5.7
FabCafe Hida 編集部
こんにちは!FabCafe Hidaスタッフの藤田です。
2012年、東京・渋谷にオープンしたFabCafe。
今や台北、バルセロナ、バンコク・・・と続々と世界中に拠点を広げつつあります。
その中でも木工の町とも呼ばれる飛騨に昨年オープンしたFabCafe Hidaでは、
皆さんに『木工』と『デジタルものづくりマシン』を組み合わせた新たなものづくりをお楽しみいただけます。
今までにもFabCafe Hidaでは、『広葉樹お箸』や『広葉樹フォトブロック』といったメニューをお楽しみいただけましたが、最近仲間入りしたのが『広葉樹スタンプ』。
今回は、実際に広葉樹スタンプ作りをされたお客様の様子も交えながら、広葉樹スタンプが作られていく工程をレポートします!
2種類の広葉樹を寄木にしたキューブが持ち手になったこのスタンプ。
お手軽で実用的な人気NO.1 FABメニューのスタンプキットをバージョンアップさせたのがこれ。
キューブの部分にも盤面と同じデザインをレーザーカッターで刻印できるので、
そのまま置いておくだけでも十分可愛いらしい置物として使えます。
寄木のキューブに使われている樹種、組み合わせ、2樹種の割合は少しずつ違います。
たくさんあるキューブの中から、お気に入りのものを選ぶことでができます。
▲左から、サクラ&ナラ、ナラ&ミズメ、サクラ&ナラ、サクラ&クルミ、サクラ&ナラ、ナラ&ミズメ!
さあ、もうあなたもどれがどれだか分かりますね!(笑)
▲じーっと見ているとどれも可愛くなってきて選び難い・・・皆さん真剣な表情でどれにしようか悩んでいます。
お気に入りのキューブが見つかった後は、盤面部分をデザインします。
▲紙に書いた手書きのイラストもスキャンしてスタンプの盤面にできます。
デザインが終わったらスキャンをして、レーザーカッター用のデータを作って、レーザーカッターで盤面のゴム部分の加工をスタート。(ちなみにデザイン後のデータの作成等はスタッフが行います。難しい知識は必要ありませんのでご安心を!)
▲レーザーカッターに入れられるスタンプ盤面部分のゴム。白く光って見えるのがレーザー光です。
次の工程は、キューブ部分のやすり掛け。
やすり掛けは、木のささくれ立ちを取り除いたり、滑らかさを出すのに重要となってきます。
やすり掛けが終わったら、次はオイル塗装。
ちなみに下の写真がやすり掛け&オイル塗装をしたもの(右)としていないもの(左)。
▲違いが一目瞭然。やすり掛け&オイル塗装をした右のキューブは鮮やかさが違いますね。
(ちなみにわたくし藤田は木工経験なしですが、やすり掛けとオイル塗装をするだけで木製品が素敵に仕上がるため、この工程をする度に何だか自分が木工ができる人になったような気分を味わっています。)
キューブ部分が完成したら、加工が終わったスタンプの盤面をレーザーカッターから取り出して寄木部分と接着。
接着剤が固まったら、試し押し!
▲完成!
FabCafeと言えばスタンプ!というほどお馴染みのスタンプキット。
今回はもう少し木工気分が味わえる『広葉樹スタンプ』のご紹介でした。
FabCafeでのものづくりが気になっていたけど、まだ体験したことがなかったの!という方、ぜひこの機会にお試しくださいね。
美味しいスイーツとコーヒーをご用意して、皆様のお越しをお待ちしております!
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