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OMRON Human Renaissance vol.04

未来実践編 自律社会に向けて① ~暮らしの中に”循環"をつくる~

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4回目の開催となる「OMRON Human Renaissance」
今回のトークイベントシリーズでは、「未来実践編」と題して、現代社会が抱える問題を解決すべく活動されている方々をお招きし、未来のより良い社会づくりをいかに実践していけるのかについてディスカッションを展開していきます。

2021.8.25 (水)  UTC+09:00

17:00 – 18:30 開場 | 16:55

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開催終了

Zoomを利用してオンライン開催します。
※ウェビナー上限に達したため申し込みを締め切らせていただきました。

人の創造性・可能性を高める近未来社会を目指すオムロンのグループ内シンクタンクであるヒューマンルネッサンス研究所が、みなさんと共にこれからの社会の「ありたい姿」を考えるオンラインイベントです。

今回のトークイベントシリーズでは、「未来実践編」と題して、現代社会が抱える問題を解決すべく活動されている方々をお招きし、未来のより良い社会づくりをいかに実践していけるのかについてディスカッションを展開していきます。

実践者の言葉から未来を拓く。

もっと自分らしく、やりたいことができる。人の創造性や可能性を高める人と機械の「融和」の世界実現を目指すオムロンが、未来の創造に向け、みなさんと共にこれからの社会の「ありたい姿」を考えるオンラインイベントです。

来たるべき社会におけるテクノロジーの役割、私たち人間の役割は、いかに革新されていくのでしょうか。混迷を極める社会において、現代を駆け抜け、未来を創造する有識者や次世代クリエイター、実践家をゲストに招き、人間らしさの復興、21世紀のルネッサンスを考えます。私たちの未来社会を、どのようにして創るのか?「人と社会とテクノロジーのルネッサンス」がテーマです。

 

先行き不透明な時代に、その先見性が再注目される未来予測「SINIC理論」

1970年、日本で初めての万国博覧会(大阪万博)が開催された年に、オムロン株式会社の創業者・立石一真らは未来予測理論「SINIC理論」を発表しました。

SINIC理論では、現在の社会を「最適化社会」と位置付けます。社会のさまざまなシーンで「最適化」による利便性・安全性の向上が模索される今、長期化する新型コロナウィルスの世界的大流行が、そこでの変化を加速させようとしています。予期せぬ事象も伴い社会課題が難解かつ複雑化する中、私たちは応急処置的な対策だけでは、もはや社会は立ち行かないことを実感し始めています。そして、社会が目まぐるしく変化する現在において、「SINIC理論」が再び注目されています。

 

私たちの暮らし方・生き方にどう目を向けるべきか?

 SINIC理論では、2025年に「最適化社会」から、次の社会フェーズ「自律社会」へ移行するとしています。

「自律社会」は、人間ひとり一人が自分のありたい生き方を持ち、それぞれの価値観に基づく、多様な人々で構成される社会とされています。そこでは、自身の生き方を、自分で描くという「自律」が個人にとっての出発点となります。

一方、社会では、そうした「個人の自律」を支援する仕組みが整っていきます。人・モノ・情報が有機的につながり、その最適な循環を実現させる社会・経済システムが、個人の多様な生き方を支えていきます。

こうした未来社会を創り出していくにあたって、私たちは今の暮らし方や生き方に対して、どのように目を向け、考えていけるとよいでしょうか。

vol.04テーマは、「暮らしの中に”循環”をつくる」 

昨今、世界的な人口増加に伴い、廃棄物処理や資源枯渇など多くの環境にまつわる問題が取り沙汰されるようになっています。人間活動と環境保全の双方のバランスを保つためには、ひとり一人が暮らしの中で、いかにムダのない持続可能な循環をつくり出せるかを考えていく必要性が高まってきています。

一方、SINIC理論が提唱する自律社会でも、「人・モノ・情報が有機的につながり、その最適な循環を実現させる社会・経済システムが、個人の多様な生き方を支えていく」というように“循環”という言葉がキーワードの一つです。

今回のvol.04では、「暮らしの中に”循環”をつくる」をテーマに、未来の実践者としてサーキュラーエコノミーを研究する安居昭博さん、国内外で造園・土木設計施工・環境再生に従事されている高田宏臣さんをゲストにお招きし、お二方の現在の取り組みから未来を紐解くヒントを伺いながら、SINIC理論のいう自律社会の未来像を共に考えていきます。

これからの未来社会を考えていきたい方々、特にこれからの時代を担っていくM(ミレニアル)世代・Z世代の方々のご参加をぜひお待ちしています。

ゲストの著書と、SICIN理論の原著論文を読んで、ぜひ理解を深めよう!

本企画をオーガナイズする株式会社ヒューマンルネッサンス研究所が運営する「SINIC理論」をきっかけに、これからの社会のあり方を議論、発信するオウンドメディア「SINIC.media」では、イベントのアーカイブをはじめ、「SINIC理論」の原著論文(!)を読むことができます。
ぜひ、50年前に提唱された未来予測理論を、みなさまの目でお確かめください。

■「SINIC.media」ウェブサイト
https://sinic.media/about/

また、今回のゲストのおふたりの「暮らしの中に循環」ための発想、方法が言語化された著書も併せてイベントに参加されると、イベント当日の「未来に向けた発想」もより豊かになることでしょう。

「サーキュラーエコノミー実践: オランダに探るビジネスモデル」(安居昭博,学芸出版社,2021)

 

「土中環境 忘れられた共生のまなざし、蘇る古の技」(高田宏臣,建築資料研究社,2020)

 

過去に実施したイベントの案内。

1月下旬に開催したオンライントークイベント「OMRON Human Renaissance vol.1」。その後、2回にわたりオンラインワークショップ「OMRON Human Renaissance vol.2」、そしてそれらの活動を振り返り総括する場となったオンライントークイベント「OMRON Human Renaissance vol.3」を実施してきました。

今回のイベント参加に際して、過去のオンラインイベントもぜひご覧いただければと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=VSqZd5LD7r4

△「OMRON Human Renaissance vol.1」の様子 

△「OMRON Human Renaissance vol.2」の様子

  • 安居 昭博

    Circular Initiatives&Partners 代表

    1988年生まれ。Circular Initiatives&Partners代表。世界経済フォーラムGlobal Future Council on Japanメンバー。ドイツ・キール大学「Sustainability, Society and the Environment」修士課程卒業。2021年、日本各地でのサーキュラーエコノミー実践と理論の普及が高く評価され、「青年版国民栄誉賞(TOYP2021)」にて「内閣総理大臣奨励賞(グランプリ)」受賞。「サステナアワード2020」にて「環境省環境経済課長賞」受賞。著書に「サーキュラーエコノミー実践 ーオランダに探るビジネスモデル(学芸出版社)」。

    2021年より京都市在住。京都市委嘱 成長戦略推進アドバイザー。2022年、梅酒の梅の実、生八ッ橋、酒かす、おから、レモンの皮など、京都の副産物・規格外品を活用し、福祉作業所と製造連携し「京シュトレン」を開発するお菓子屋「八方良菓」を創業。

    活動記事

    Globis知見録「巨艦Appleを動かした「修理する権利」、日本には好機─ (後編)」
    https://globis.jp/article/56811

    Yahoo! Japan SDGs「面白そう」からはじめてもいい。日本から世界への期待もかかる「サーキュラーエコノミー」入門
    https://sdgs.yahoo.co.jp/originals/100.html

    IDEAS FOR GOOD「堆肥作りは、料理作り。公共コンポストで地域を“発酵”させるサーキュラーエコノミー」
    https://ideasforgood.jp/2020/09/28/kamoshidajun-yasuiakihiro-circulareconomy-compost/

    1988年生まれ。Circular Initiatives&Partners代表。世界経済フォーラムGlobal Future Council on Japanメンバー。ドイツ・キール大学「Sustainability, Society and the Environment」修士課程卒業。2021年、日本各地でのサーキュラーエコノミー実践と理論の普及が高く評価され、「青年版国民栄誉賞(TOYP2021)」にて「内閣総理大臣奨励賞(グランプリ)」受賞。「サステナアワード2020」にて「環境省環境経済課長賞」受賞。著書に「サーキュラーエコノミー実践 ーオランダに探るビジネスモデル(学芸出版社)」。

    2021年より京都市在住。京都市委嘱 成長戦略推進アドバイザー。2022年、梅酒の梅の実、生八ッ橋、酒かす、おから、レモンの皮など、京都の副産物・規格外品を活用し、福祉作業所と製造連携し「京シュトレン」を開発するお菓子屋「八方良菓」を創業。

    活動記事

    Globis知見録「巨艦Appleを動かした「修理する権利」、日本には好機─ (後編)」
    https://globis.jp/article/56811

    Yahoo! Japan SDGs「面白そう」からはじめてもいい。日本から世界への期待もかかる「サーキュラーエコノミー」入門
    https://sdgs.yahoo.co.jp/originals/100.html

    IDEAS FOR GOOD「堆肥作りは、料理作り。公共コンポストで地域を“発酵”させるサーキュラーエコノミー」
    https://ideasforgood.jp/2020/09/28/kamoshidajun-yasuiakihiro-circulareconomy-compost/

  • 高田宏臣

    高田造園設計事務所代表

    株式会社高田造園設計事務所代表、NPO法人地球守代表理事。1969年千葉生まれ。東京農工大学農学部林学科卒業。1997年独立。2003~2005年日本庭園研究会幹事。2007年株式会社高田造園設計事務所設立。2014~2019年NPO法人ダーチャサポート理事。2016年~NPO法人地球守代表理事。国内外で造園・土木設計施工、環境再生に従事。土中環境の健全化、水と空気の健全な循環の視点から、住宅地、里山、奥山、保安林などの環境改善と再生の手法を提案、指導。大地の通気浸透性に配慮した伝統的な暮らしの知恵や土木造作の意義を広めている。行政やさまざまな民間団体の依頼で環境調査や再生計画の提案、実証、講座開催および技術指導にあたる

    https://chikyumori.org/

    株式会社高田造園設計事務所代表、NPO法人地球守代表理事。1969年千葉生まれ。東京農工大学農学部林学科卒業。1997年独立。2003~2005年日本庭園研究会幹事。2007年株式会社高田造園設計事務所設立。2014~2019年NPO法人ダーチャサポート理事。2016年~NPO法人地球守代表理事。国内外で造園・土木設計施工、環境再生に従事。土中環境の健全化、水と空気の健全な循環の視点から、住宅地、里山、奥山、保安林などの環境改善と再生の手法を提案、指導。大地の通気浸透性に配慮した伝統的な暮らしの知恵や土木造作の意義を広めている。行政やさまざまな民間団体の依頼で環境調査や再生計画の提案、実証、講座開催および技術指導にあたる

    https://chikyumori.org/

  • 小原 和也

    株式会社ロフトワーク, MTRLプロデューサー/慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任研究員

    2015年ロフトワークに入社。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了(デザイン)。素材/材料の新たな価値更新を目指したプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在はプロデューサーとして、素材/材料基軸の企業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社,2015)がある。あだ名は弁慶。

    2015年ロフトワークに入社。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了(デザイン)。素材/材料の新たな価値更新を目指したプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在はプロデューサーとして、素材/材料基軸の企業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社,2015)がある。あだ名は弁慶。

  • 田口智博

    株式会社ヒューマンルネッサンス研究所, 主任研究員

    1976年生まれ。コンサルティング会社、自動車メーカーシンクタンクを経て、2008年、株式会社ヒューマンルネッサンス研究所(HRI)に入社。主任研究員として、最近ではオムロングループ長期ビジョン策定プロジェクトへの参画、未来予測理論「SINIC理論」にもとづくコミュニケーション活動へ従事している。

    1976年生まれ。コンサルティング会社、自動車メーカーシンクタンクを経て、2008年、株式会社ヒューマンルネッサンス研究所(HRI)に入社。主任研究員として、最近ではオムロングループ長期ビジョン策定プロジェクトへの参画、未来予測理論「SINIC理論」にもとづくコミュニケーション活動へ従事している。

  • 柳原 一也

    Loftwork, FabCafe MTRLディレクター

    大阪府出身。2018年ロフトワークに入社し、翌年からMTRLに所属。大阪の編集プロダクションで情報誌や大学案内などの制作を行った後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科へ入学。身体性メディアプロジェクトに所属し、修士課程修了後リサーチャーとしてHaptic Design Projectの運営に携わる。プライベートでは大学院時代の友人と「GADARA」名義で自然物とテクノロジーの調和をテーマに制作活動を行っている。

    大阪府出身。2018年ロフトワークに入社し、翌年からMTRLに所属。大阪の編集プロダクションで情報誌や大学案内などの制作を行った後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科へ入学。身体性メディアプロジェクトに所属し、修士課程修了後リサーチャーとしてHaptic Design Projectの運営に携わる。プライベートでは大学院時代の友人と「GADARA」名義で自然物とテクノロジーの調和をテーマに制作活動を行っている。

こんな人におすすめ
・未来予測に関する理論/議論に興味がある
・イノベーションの方法について議論したい
・自分なりにこれからの「社会像」を思い描き、多様な参加者と議論したい
・新しい表現、テクノロジーに興味がある
・これからの社会をオムロンと多様な角度から検討したい

 

    • プログラムは、予告なく変更される場合があります。
    • ウェビナーの様子は、ZoomとYoutube Liveにて生中継、レコーディングされます。
    • 当日のウェビナー(ZOOM)のURLは8月25日(水)の昼頃に、「参加」からご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。
    • お申し込み締切は8月24日(火)18:00までとなっております。

      個人情報の取扱について
      参加時にご記入いただいた個人情報(お名前やご連絡先)は、運営元の株式会社ロフトワーク・有限責任事業組合FabCafeとイベント登壇者及び主催企業のみで保管し、結果の分析および、ご案内以外では利用いたしません。また情報の開示および、第三者への提供は行いません。しません。また情報の開示および、第三者への提供は行いません。

    タイムテーブル

    17:00 – 17:10

    イントロダクション

    17:10 – 17:20

    「SINIC理論」について

    17:20 – 17:35

    ゲストプレゼンテーション①:安居さん「国内外のサーキュラーエコノミーの現状と、我々の実践について(仮)」

    17:35 – 17:50

    ゲストプレゼンテーション②:高田さん「土中環境から、生態系としての循環をみる(仮)」

    17:50 – 17:55

    休憩

    17:55 – 18:25

    クロストーク

    18:25 – 18:30

    クロージング

    Information

    日時

    2021.8.25 (水) 17:00 – 18:30 開場 | 16:55 UTC+09:00

    会場

    Online

    参加費

    無料

    開催終了

    Zoomを利用してオンライン開催します。
    ※ウェビナー上限に達したため申し込みを締め切らせていただきました。

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