Talk Event

デジタル発 和書の旅 古典籍×〇〇ラボ ―であう・うみだす・みとおす―

  • #開催終了

古典籍×アーティスト×日本文学研究者!国文学研究資料館「ないじぇる芸術共創ラボ」の出張イベントです。当日は展示 / トーク / ワークショップが実施されます。

2019.10.5 (土)  UTC+09:00

14:00 – 16:00

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) | Google mapで開く

40名

参加無料(要予約)

Share

開催終了

13:30 開場
※ 16:30より、和本つくりのワークショップを開催します(無料・事前申込制・定員8名)
※ 11:00~18:00 の時間、カフェにて展示企画を併催しています。(入場無料)

FabCafe Kyoto より

本企画は、国文学研究資料館「ないじぇる芸術共創ラボ」の出張イベントです。トーク / 展示 / ワークショップが実施されます。

 

企画主旨(主催者より)

「古典籍」とは、明治時代以前につくられた本のこと。私たちの祖先は、技術の発達に従って新しい形や大きさの本を生み出した一方、内容や目的に応じて、古い形式のものも大切に残してきました。そしていま。新進気鋭のアーティスト、松平莉奈氏・梁亜旋氏は、約1年前に古典籍と出会い、その魅力からインスパイアされた作品を創作しています。古典籍は、現代において何と、どのような出会いがあるのでしょうか。そして新たな出会いからは、一体何が生まれ、どのような未来が見えてくるのでしょうか。古いものと新しいもの。残るものと削られるもの。そのダイナミズムのなかで、わくわくするような化学変化が起こるのかもしれません。これは、古典籍を源として新たな文化的価値を生み出そうとする、ひとつの実験です。

 

プログラム

トークセッション

14:00-15:00 第1部:古典籍×〇〇―FabCafeでであう―
…国文学研究資料館入口敦志教授が、デジタルコンテンツ「和書ロード」を活用しながら、古典籍の大きさや形は、それぞれどのような意味を持っているのか、レクチャーします。

15:00-16:00 第2部:古典籍×日本画×現代芸術―営為をみとおす―
…松平莉奈氏(日本画家)、梁亜旋氏(現代芸術家)と国文学研究資料館有澤特任助教がトークセッションを行います。二人の芸術家がそれぞれどのジャンル(形・時代)の古典籍に惹かれたのか、お二人と古典籍の出会いを追体験することで、過去、現在、そして未来における人の営為をみとおす試みです。

 

ワークショップ

16:30-18:00 和本(列帖装)つくりワークショップ(参加無料、定員8名、事前申込制)

 

展示

11:00-18:00 展示『―古典籍からうみだす―』
松平氏、梁氏が、古典籍から想を得て創作した新作を展示します。

こんな人におすすめ

  • ものづくりが好きな人
  • 文学や歴史に興味のある人
  • 美術に興味がある人
  • デジタル技術に興味がある人
  • 多様な分野とのコラボレーションに興味のある人
  • 紙に興味がある人

登壇者プロフィール

松平莉奈 Matsudaira Rina

日本画家。2018年10月より、国文学研究資料館アーティスト・イン・レジデンスに参加。2014年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了。「他者について想像すること」をテーマに、人物画を主とした絵画を制作。主な展覧会に、個展「悪報をみる -『日本霊異記』を絵画化する-」KAHO GALLERY/京都(2018)、「第7回東山魁夷記念日経日本画大賞展」上野の森美術館/東京(2018)、第一回~第四回「景聴園」(2012-2017)など。賞歴に「京都市芸術新人賞」(2017)「VOCA展」佳作賞(2015)など。

https://matsudairarina.com/information

 

梁亜旋 Yaxuan Liang

現代芸術家。2018年7月より、国文学研究資料館アーティスト・イン・レジデンスに参加。2017年、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科大学院修士課程修了。宝塚大学東京メディア芸術学部助教。アートプロジェクト「Re-creation of Asian Traditional Arts Project(RATAP)」創立者。現在はアーティストとして活動しながら、アジアの伝統民間芸術に関する保護と研究も熱心に行う。主な展覧歴:個展「FUSION&CRASH」(銀座第7ビルギャラリー/2019)、「五光十色展」(東京都健康プラザハイジア/2019)、「UNDER THE SURFACE五人展」(Tokyo Art Studio Dungeon/2016)、「WIP展」(茨城県取手市 /2016)など。

https://www.nijl.ac.jp/pages/nijl/artist/index.html

 

入口敦志 Iriguchi Atsushi

国文学研究資料館教授。江戸前期の学芸や出版文化を中心に研究している。著書に『武家権力と文学 柳営連歌、『帝鑑図説』』(2013年、ぺりかん社)、『漢字・カタカナ・ひらがな表記の思想』(2016年、平凡社)がある。

 

有澤知世 Arisawa Tomoyo

国文学研究資料館特任助教(古典インタプリタ)。博士(文学)。山東京伝の営為を中心に、江戸時代後期の俗文芸について研究を行う。

 

本イベントにに関するお問合せ先

nijl_arts_initiative@nijl.ac.jp

国文学研究資料館管理部学術情報課 歌津


主催:文化庁、国文学研究資料館

協力:凸版印刷株式会社、FabCafe Kyoto

Information

日時

2019.10.5 (土) 14:00 – 16:00 UTC+09:00

会場

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554

■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分

■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分

※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
Google mapで開く

参加費

参加無料(要予約)

定員

40名

開催終了

13:30 開場
※ 16:30より、和本つくりのワークショップを開催します(無料・事前申込制・定員8名)
※ 11:00~18:00 の時間、カフェにて展示企画を併催しています。(入場無料)

Recommend

FabCafe Newsletter

新しいTechとクリエイティブのトレンド、
FabCafeで開催されるイベントの情報をお伝えします。