Talk Event

fruitiful Report #1 「百年先も続く豊かな森と、コーヒー栽培」

  • #開催終了

「百年先も続く豊かな森と、コーヒー栽培」を考えよう!

2017.12.18 (月)  UTC+09:00

19:30 – 21:30

FabCafe Tokyo | Google mapで開く

30名

1500円

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開催終了

OVERVIEW:
「百年先も続く豊かな森と、コーヒー栽培」

新規就農者のつくる野菜を販売している株式会社坂ノ途中の新たな挑戦である「メコンオーガニックプロジェクト」
12月18日(月)に開催される「fruitiful Report #1」では、11月、この「メコンオーガニックプロジェクト」で訪れた異なる分野の背景を持つ4名を登壇者としてお呼びし、それぞれの視点からみたラオスでの活動レポートとプロジェクトを通してできたコーヒーのカッピングを行います。
Flickr : https://www.flickr.com/gp/fabcafe/7838xt
Blog : https://fabcafe.com/tokyo/blog/fruitiful_laos?lang=ja

△「未来からの前借り、やめましょう。」をコンセプトに環境負荷の小さな農業の普及を目指す株式会社坂ノ途中からラオス北部を舞台に新しく生まれたプロジェクト「メコンオーガニックプロジェクト」。11月に行われた現地でのプロジェクトでは「農業の体系化」と「テクニカルサポート」としてFabCafeも参加。
Story : http://www.on-the-slope.com/mop-story

近年、環境破壊や気候変動が農作物に与える影響が懸念されており、皆さんが普段飲まれているコーヒーも例外ではありません。 「メコンオーガニックプロジェクト」として訪れたラオスでは「焼畑農法」を伝統的に行っていましたが、焼畑禁止区域の設定や人口増加に伴い、自然豊かな森林生態系のバランスが崩れつつあります。

プロジェクトでは焼畑に代わる農法として森をつくる農業「アグロフォレストリー」の考え方を取り入れ、コーヒーのみならず果実や様々な農作物を栽培、共生させ「100年先も続く森をつくる」をテーマに活動しています。

PANEL SESSION :
それぞれのカテゴリーから継続的な農業を考える

品質の高い農作物作り
「Quality」
生産者と提供者の継続的な関係性
「Sustainable」
提供者が消費者に発信する情報
「Information」

本イベントではプロジェクトに参加した異なる分野の背景を持つ4人のそれぞれの視点からみたラオスでの活動レポートと「百年先も続く豊かな森と、コーヒー栽培」をテーマに「Quality」「Sustainable」「Information」の3つのパネルでのトークイベントを開催します。

 

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△今回のプロジェクトの舞台であるルアンパバーン市街地から車で1時間半走らせてところにある美しい山や森に囲まれたロンラン村。

△ラオスで伝統的に行われていた「焼畑農法」。焼畑禁止区域の設定や人口増加に伴い、自然豊かな森林生態系のバランスが崩れつつあります。

 

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△イベント終盤ではプロジェクトを通してできた同一のテロワール、精製所でのプロセス違いの豆のカッピングを行います。
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△今回の登壇者4名。左から川野優馬(LIGHT UP COFFEE)、大西陽(FabCafe)、安田大志(坂ノ途中)、山本博文(農業技師)、


Guest/ゲスト

TALKER①
>安田大志
_____株式会社坂ノ途中/海外事業部

2016年4月に新卒入社。入社後ウガンダでの研修を経て、2017年3月ラオス事業立ち上げ。学生時代はインドのスラムでダンスの先生をしていた。

>株式会社坂ノ途中 – Mekong Organic Project –
_____www.on-the-slope.com/mekong

「百年先も続く、農業を。」をコンセプトに新規就農者のつくるお野菜を販売している京都の会社、坂ノ途中
メコンオーガニックプロジェクトはそんな私たちの新しい挑戦。ラオスの深い森の中おいしいコーヒーをつくることを通して、環境負荷の小さい農業を実践する山岳少数民族の人たちの伝統的な暮らしを支え、失われつつある豊かな森を、未来につなぐプロジェクトです。 

/Users/yasudataishi/Dropbox/坂ノ途中 south east asia/☆ラオス with murcさん/☆販促関係/イベント/MTRL/プロフィール(横).jpg


TALKER②
>山本博文
_____Coffee Cultivation&Engineering

東ティモール、ミャンマー、フィリピン等、東南アジアで小農家とともにコーヒー栽培を推進し、アグロフォレストリーとしてのコーヒー栽培を行なっている。環境・文化・教育を含む総合的なコーヒークオリティを大切にし、生産国ー消費国の関係性よりも、生産者ー共同生産者の関係性を重視し活動を行なっている。


TALKER③
>川野優馬
_____LIGHT UP COFFEE / Owner

コーヒーは農作物です。焙煎による焦げの苦味ではなく、素材としての風味や果実味を楽しむ文化を日本に広めるべく、現在は吉祥寺の店舗を中心に様々なイベントを企画中。日本のコーヒー文化を変えて、「量」ではなく「質」という 軸で、世界の農園の生産や流通を支えたいと活動しています。

>LIGHT UP COFFEE
_____http://lightupcoffee.com/
LIGHT UP COFFEE「コーヒーで人々の生活を明るく照らす」ことをコンセプトに、スペシャルティコーヒーの魅力を発信するコーヒーショップ。農作物としてコーヒーを扱い、産地や作り手ごとの個性の違いや、素材本来の風味を楽しむ新しいコーヒー文化を広めている。また「アジアの農園で最高に美味しいコーヒーをつくりたい!」をコンセプトにコーヒー精製の設備の導入に行うクラウドファウンディングを立ち上げ、見事目標金額を達成。https://www.makuake.com/project/lightupcoffee/
2016年10月京都/出町柳、2017年4月東京/下北沢にオープン。


TALKER④
>大西陽
_____FabCafe Tokyo / Lead Barista

FabCafe Tokyoリードバリスタ。ヨーロッパでデザインを学ぶも幅広い視点や思考を学ぶため2013年来日。多種多様なコミュニティを持つFabCafeに興味を抱き、2014年からバリスタとして勤務。様々な視点/経験を生かして多方面から食にアプローチをかける。食べること、実験的なことが大好き。

「Fab」という言葉には、大量生産やマーケットの論理に制約されない「FABrication(ものづくり)」と「FABulous(愉快な、素晴らしい)」の2つの意味が込められています。FabCafeは、その”Fab”スピリットをおいしく、楽しく、わかりやすく伝え、そして広めていく場所です。

日時
>2017年12月18日(月)
>19:30 – 21:30

19:15_開場
19:30_トーク①
20:00_トーク②
20:30_トーク③
21:00_カッピング/ネットワーキング
21:30_閉場

場所
>FabCafe Tokyo

対象者
>コーヒーに興味がある人
>森林生態系に興味がある人
>新しい手法を用いた農業に興味がある人
>新しい価値を創造したい方

このイベントは「アジアの農業を活性化」をコンセプトに行われているプロジェクト「fruitiful」の一環として行われています。
fruitifu :  https://fabcafe.com/tokyo/blog/frutiful_vol0?lang=ja

Information

日時

2017.12.18 (月) 19:30 – 21:30 UTC+09:00

会場

FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F

京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分

03-6416-9190
Google mapで開く

参加費

1500円

定員

30名

開催終了

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