Workshop
- #開催終了
ZBrushという3Dペインティングソフトを活用して、ストリートダンスの身体表現をデジタル素材化するワークショップ。身体的な表現から発想を得て、デジタルな表現に活かす手法を探求するワークショップです。
2016.9.9 (金) UTC+09:00
18:00 – 22:00
ZBrushという3Dペインティングソフトを活用して、ストリートダンスの身体表現をデジタル素材化するワークショップ。ストリートダンサーを講師としてお迎えし、デジタルスキルを使ってリズムや動作感覚を味わってみることが出来ます。身体的な表現から発想を得て、デジタルな表現に活かす手法を探求するワークショップです。 作成したデジタル作品はKeyshotというソフトを活用し、レンダリング(モデリングした造形物に色づけやライトアップする機能で、画面上でモデルをイメージ通りに魅せる方法)し、最終成果物を評価し合います。
Why Streetdance?
フリースタイルに特化するストリートダンスは、即興的に空間をつくり上げるプロです。サウンドや環境への適応力の高さは、テクスチャ作りの素として多様性、柔軟性があり、繊細かつダイナミックな表現を観察することに優れています。 また、ストリートダンスは基礎動作 / ファウンデーションを発達させることで進化してきたスタイルであり、常に身体を通してForm Finding (形状またはプロポーション追及)を行っている文化があります。この文化は、建築やアートの分野で共通言語となり得ます。
ZBrushを学んで Digital x Bodyの新しい表現法を追及する
ワークショップ当日は、ストリートダンサーによる講義やパフォーマンスを観察・スマートフォンなどで撮影し、IllustratorやRhinocerosを使いフリーハンドで模写パターン化、最終的にZBrushを使い3D化していきます。
Rhinoceros を使用しストリートダンサーの動きを模写したもの。音楽を聴いた際またダンサーの動きを見て、自分なり感じとったリズムも描き出し、重ねてスケッチしていきます。
観察するマテリアル例: 身体全体や身体の一部のプロポーション、残像、リズムの強弱、音の流れ、ダンサーが着用している服の素材感など。
ZBrush 4R7を使用して創作したパターンを写し、彫刻します。
創作した3Dテクスチャは、Keyshotを使用して色づけまた素材選択し、レンダリングします。 当日は、長方形(150mm x 100mm) のタイルデータにパターン付けします。デザインしたあとには、同じダンスからどのようなパターンが抽出出来たのかを比較しする評論会も行います。デザインしたデータは、CNCマシンなどで切削することも可能です。
プログラム
・イントロダクション (プログラムの主旨、デジタル感情表現の説明) 10min
・ダンサーによる感情表現、音楽表現レクチャー、パフォーマンス 45min
・Rhinoceros, Illustratorを使ったパターン作り 30min
・Zbrushワークショップ 60min
・Keyshot レンダリングワークショップ 30min
・スクリーン展示 / プレゼンテーション 30min
必要なスキル
・Rhinoceros または Illustratorの基本的な操作
学べること
・ZBrush 4R7を使った3Dモデルのテクスチャリング(アルファ)機能
・Keyshotを活用したレンダリング機能(造形物をライトアップ、色着けすることが出来るシュミレーション機能)
持ち物
・パソコン (Win/Mac)
・マウス ・スマートフォン(動画や写真を撮影するため)
・スマートフォン充電器 (動画や写真をパソコンにインポートするため)
※以下ソフトウェアをお持ちで無い方は、事前にPCにトライアル版をあらかじめダウンロードお願いします。
1. Zbrush 4R7 (https://pixologic.com/zbrush/trial/) 45日間有効
2. Keyshot 6 (https://www.keyshot.com/try) 14日間有効
日時: 2016年9月9日(金) 18:30〜22:00
場所: FabCafe MTRL 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1−22−7 道玄坂ピア2階
参加費: 2,000円 ※ダンスの講義の見学のみ参加希望の方は1000円となります。
定員: 15人
講師プロフィール
U-MA (DOMI NATE, ULTIMATE CREW) / ダンサー (POPPING)
DOMI NATE, ULTIMATE CREWに所属。Popping フリースタイルバトルでの実績を重ねるとともに、Poppingスタイルの基礎から応用までを形だけでなく、音楽のきき方や意識の仕方などの表現方法を含めた知識を広めている。
Risa Tadauchi
FabCafe MTRL インターン, The Bartlett School of Architecture, UCL在学中 (修士)。 建築を建物や物体ではなく、ユーザー/ BODYや行動、出来事が創造する空間という哲学的定義で、物語や感覚、感情ベースでの3Dモデリング、またそれに伴うデジタル言語を模索している。
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日時
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2016.9.9 (金) 18:00 – 22:00 UTC+09:00
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会場
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FabCafe MTRL (FabCafe Tokyo 2F)
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア2F
京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分
Tel.03-6416-9190
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参加費
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2000円
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定員
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15名