Talk Event
- #開催終了
2016.1.21 (木) UTC+09:00
20:00 – 22:00
MozOpenHardコミュニティーから誕生したCHIRIMENはWoT(Web of Things)を可能にするためのオープンソースのハードウェアです。B2G ( オープンソース版 Firefox OS ) をオンボードで装備し、言語もWebエンジニアに親和性あるものとなっており、ハードウエアを介した Web体験をプロトタイプできる環境を提供しています。
今回、そのCHIRIMENを更にWebクリエイターが利用できるよう、SFC の山岡潤一さんと FabCafe が,MozOpenHard コミュニティ協力のもと,PCSS Kit を開発しました。HTMLとCSSを使うだけで、LEDやサーボモーターなどがコントロール可能になりました。これまで画面だけに限られていたクリエイティブな表現を、画面からリアルなモノへ拡張させ、両方を使った表現がWebクリエイターにも可能になります。現在のWeb Creator Kit ver1.0はLED、サーボモーターを複数コントロールできるアウトプットに特化したものです。今後はセンサーなど各種インプットのデバイスを利用した開発もできるよう発展させていきます。
今回のイベントは、12月中旬からWebデザイン会社や大学など計7チームに参加いただき、PCSS Kitのプロトタイプの可能性を探っていただいているプロジェクトの成果報告会となります。個性溢れる各チームが、PCSS Kitを使ってWebデザインxモノのデザインをどう結びつけるのかを発表いただきます。
また、報告会ではWoT(Web of Things)という考え方のもと活動されている明治大学の渡邊恵太さんにもお越しいただき、WoTの事例として渡邊さんが開発したWebmoなどをご紹介いただきます。
タイムテーブル
20:00 PCSS Kitの取り組みについてご紹介
20:10 MozOpenHardの活動とPCSS Kitのご紹介
20:20 WoTの取り組みについて
20:40 各チームの成果発表
21:40 懇親会
参加チーム
・株式会社アイ・エム・ジェイ(3チーム)
・株式会社グッドパッチ
・株式会社キャンプフォー
・日本大学藝術学部デザイン学科インタラクションデザイン分野
・株式会社ロフトワーク
登壇者
山岡潤一
メディアアーティスト、研究者。博士(政策・メディア)。
日本学術振興会特別研究員(PD)。
慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科 博士課程修了
手作業などの創造活動を支援するファブリケーションツールの開発や、バーチャルリアリティなどに関する研究に従事。UISTやSIGGRAPHなどの国際会議で発表。またフィジカルとデジタルを融合させたメディアアート作品を制作・発表している。WIRED CREATIVE HACK AWARD 2014グランプリ受賞 、TOKYO DESIGNERS WEEK ASIA AWARD2014デザイン部門準グランプリなど。
Website http://junichiyamaoka.net/
渡邊 恵太
1981年生まれ。明治大学総合数理学部 先端メデイアサイエンス学科専任講師。シードルインタラクションデザイン株式会社代表取締役社長。 2009年慶應義塾大学政策メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。知覚や身体性を活かしたインターフェイスデザインやネットを前提としたインタラクション手法を研究。近著に『融けるデザイン ハードxソフトxネットの時代の新たな設計論』(BNN新社、2015)。
12月のオリエンテーションの様子
主にWebデザインや制作を生業とする7つのチームが今回のトライアルに参加してくれました。
今回のPCSS KitはLED、サーボモーターをHTMLとCSSで操作出来る基本キットです。今後ライブラリ拡張や入力端子追加などでバージョンアップを予定しています。
こちらのクマはTwitterのAPIと連携し、サーボモーターをコントロールしています。
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日時
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2016.1.21 (木) 20:00 – 22:00 UTC+09:00
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会場
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FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F
京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分
03-6416-9190
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参加費
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1000円
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定員
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50名