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仮想道空想フィールドワーク ミチノミチ in HIDA

  • #開催終了
  • #誰でもウェルカム

本企画は、人々が求めるよりよい道について探求している国土交通省・酒井聡佑さんと、メタ思考から生まれる素材の開発を行うMetalium llc.が共同で実施する「道」を1から思考し、実際に山に実装して体験するフィールドワークです。

2022.11.5 (土) – 2022.11.6 (日)  UTC+09:00

13:00 – 16:50

FabCafe Hida | Google mapで開く

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20,000円(税込) 宿泊料含む

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2022.12.26 人と道の関係を考える。仮想道空想フィールドワーク「ミチノミチ in HIDA」

このイベントは終了しました。当日の様子はこちらからご覧ください。

国土交通省・酒井聡佑さんとMetalium llc.による、フィールドワークを通じて人に寄り添う「道」にフォーカスした2日間のプログラムです。未だ見ぬミチノミチを創造し、開催地である飛騨で里山の道づくりに取り組む岡田さんの道を体験し、考案した道を実装します。都市開発、インフラ、林業など様々な分野やシーンで語られる「道」を考えることは、人々の交流の形や人と自然の共生など、時間スケールの大きな動態を思い描くことでもあります。これから道をつくりたい人、道の探求を通じて未来を創造したい人、単にミチノミチに触れたい人、どなたも大歓迎です。参加者同士で交流しながら、ミチノミチを探求してみませんか?

人が道を作るのか?地形が道を作るのか?

道があることで生まれる情景、生態系。
蠢く導線は流路のようで、蟻のようで、いろいろなものが擬態しているように思う。
道ができればルールができる。

規則は道を道として規律させるための機能なのか?
それぞれの環世界の混じり合いの中に道がひとつのジャンクションとして機能しているかも知れない。

里山など、人為的に作られた空間において利活用のために保存される生態系。
私たちの生活の中に利活用される生態系はどのように取捨選択されるのか?

土着宗教における環世界の交わりは、我々の理解の範疇を超える規模を包括的に規定し、仮説しそれを実践している試みとも受け止められる。

この木は残してこの木は切っておこう。
利己的な取捨選択をする私たちの主観を超越しなければ、利活用以上の景色は創造できないのである。

木だらけの景色を見た時。
私たちはどのような思想を行うだろうか?
新しい村を築くのだろうか?
新しい神を見出すだろうか?
きっとそこに至る道はそのように作られるのである。

景色の改変による思考実験を行います。

全国各地で実施されている本フィールドワークによって作られる道は、きっとこれからの道作りに新たなる視座を与えるとともに、プロトタイプした道と道が有機的に繋がり未知の体験を広げていくはずです。

ぜひミチノミチをご一緒に作ってみましょう!

◯前回開催されたワークショップの様子はこちら!

【日程】2022年11月5日 (土) 〜6日 (日) 

【定員】各6人

【会場】FabCafe Hida(岐阜県飛騨市古川町弐之町6番17号)

【参加費】20,000円(税込)

 ※宿泊付き。アメニティやハウスルールは以下のリンク先にてご紹介をしています。https://fabcafe.com/jp/hida/experienceandstay/

※宿泊は男女別相部屋となりますので、ご了承ください。

【申込方法】お申し込みフォームよりご予約ください。

【申込締切】11月2日18:00

【注意事項】

※ツアー内での移動には車が必要です。お車のない方は、お申し込みの際にご相談ください。

※当日席に空きがあれば、飛び込み参加も可能です。

※本フィールドワークは1泊2日にて行いますため、2日連続での参加が可能な方のみご参加いただけます。

※新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、参加者の皆さまにはFabCafe Hidaの規定による各種対応にご協力をお願いします。また、今後の状況によっては受付後であってもツアーの中止、内容変更(縮小含む)等を行う場合があります。予めご了承ください。

詳細:https://fabcafe.com/jp/magazine/hida/20220307_info/

※FabCafe Hidaは、イベント保険に加入しています。

※当日の参加者の皆さんのお写真は、後日公開するレポートなどに掲載させていただくことがあります。

【主催】
■Metalium llc.

「Metalium」

それは、まだ手に触れることのできない未知の素材たち。
メタ思考から生まれ出るこの世の存在する全てを材料として取り扱い、素材としてすべての人が触れるようにデザインエンジニアリングの手法を活用し世の中へ新たなる素材を提供します。

「これMetaliumにならないですか?」

自分だけが発見したり感じた様々なモノゴトをお持ち込みください。
我々はそんなMetaliumの原石をお待ちしております。https://scrapbox.io/mutti624/Metalium_llc

■飛騨の森でクマは踊る / FabCafe Hida

https://hidakuma.com/
https://fabcafe.com/jp/hida

【協力】

岡田善徳 

【お問い合わせ】

飛騨の森でクマは踊る / FabCafe Hida
info@hidakuma.com
0577-57-7686

Day1

13:00 集合 @ FabCafe Hida
13:00-14:00 ヒダクマ社有林へ移動
14:00-14:20 レクチャー&ブリーフィング
14:20-15:30 クマの痕跡から道をインスピレーションするフィールドワーク
15:30-16:30 FabCafe Hidaへ移動
16:30-17:00 ミチノミチ創造ワーク
17:00-17:30 ミチノミチ創造プロトタイピングデザイン

Day2

9:00~9:30 振り返り
9:30~9:45 移動
9:45~10:45 岡田さんのミチノミチ体験
10:45~11:45 移動
11:45~12:40 フィールドプロトタイピング①
12:40~13:40 森で昼食&自由時間
13:40~14:10 フィールドプロトタイピング②
14:10~15:10 ミチノミチ体験会
15:10~15:30 山で感想&学びシェア
15:30~16:30 FabCafe Hidaへ移動
16:50 現地解散

酒井 聡佑(国土交通政策研究所)

1991年愛媛県生まれ。九州大学農学部卒。
京大大学院で都市政策・交通政策を学んだ後、2016年国土交通省入省。技官として全国の道路計画等に従事。現在は道路、河川、公園といった公共空間の新しい使われ方について研究している。

浅井 睦(Metalium llc.代表)

コンセプトデザイナー / 知覚材料研究者
1991年大阪府生まれ。舞鶴工業高等専門学校機械工学科修了。まだ手に触れることのできない未知の素材をメタ思考から生まれ出るこの世の存在する全てを材料として取り扱い、素材としてすべての人が触れるようにプロトタイピングを通して素材を提供する事業を展開するMetalium llc.を創業。代表的な事業として、メタ思考から発生する事象を素材として捉え、活用技術の探求を行うオープンラボ高次素材設計技術研究舎 Melt.の運営を行う。

岡田善徳 (岡田さんの森)

岐阜県の森林公社で、林道の測量設計や森林設備、森林管理、観光利用や環境教育などの森林多面的事業に従事したのち、定年を機会に、代々受け継いできた森に道をつくり、「岡田さんの森」として市民の場として解放している。千本桜夢公園整備委員会 会長としても活動。

千本桜夢公園整備委員会公式サイト:https://hidanoyamazakura.jimdofree.com/

Information

日時

2022.11.5 (土) – 2022.11.6 (日) 13:00 – 16:50 UTC+09:00

会場

FabCafe Hida
岐阜県飛騨市古川町弐之町6番17号

JR高山本線 飛騨古川駅より徒歩5分
Tel: 0577-57-7686
Google mapで開く

参加費

20,000円(税込) 宿泊料含む

定員

6

2022.12.26 人と道の関係を考える。仮想道空想フィールドワーク「ミチノミチ in HIDA」

このイベントは終了しました。当日の様子はこちらからご覧ください。

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