Exhibition

展示企画『Playing with Suwon』

韓国・水原の「地域性」を表現するクリエイターたち

  • #参加受付中

特徴的な伝統と個性を持つ韓国の都市・水原(スウォン / Suwon)で活動するクリエイターらが、「水原の文化資源」をテーマに制作した作品を展示します。水原の個性と文化資源を地域性に昇華させ、都市ブランドを展開する「水原文化財団」によりサポートされた作家陣営による、水原の歴史的名所、伝統、説話などの文化資源を現代的なデザインで再解釈した作品群を、ぜひお楽しみください。(主催:水原文化財団、協力:FabCafe Kyoto)

2025.8.26 (火) – 2025.8.30 (土)  UTC+09:00

11:00 – 19:00

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) | Google mapで開く

観覧無料 カフェ座席ご利用の場合はメニューのご注文をお願いいたします。

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Will it Work? : Playing with Suwon 

水原(スウォン / Suwon)という都市

こんにちは! 突然ですが、あなたは「水原市(スウォン / Suwon)」をご存じですか?人口110万人の水原市は、韓の首都ソウルを取りく首都で最大の都市です。ソウルの中心部からわずか30kmという近さですが長い史のもと、ソウルの影響力にらない独自の個性を持つ場所です。統’と’個性’の烈さという意味で京都にも似ているかもしれません。

水原の「地域性」を表現するクリエイタたち

水原文化財はこのような水原の個性と文化資源を「地域性」に昇華させ、都市ブランドを展開するために多くの努力を傾けてきました。その一環として、水原で活動するメ、デザイナ、工房などなクリエイタ掘し、活動を支援しています。

特に、毎年「水原の文化資源」をテーマに地域性が込められた個性的で斬新なプロダクトを製作するクリエイターを選定し、案の具体化から際の製品サンプルの生産までを可能にするための、コンサルティング、スタジオ、開費および製作費などを提供しています。今回の展示で紹介される11人のクリエイタたちの製品は、水原文化財の支援を受けて、2024年、1年間の開期間て完成しました。彼らが披露するクリエティビティは、水原の史的名所、統文化、話などの文化資源を現代的なデザインで再解し、過去、現在、そして未を結び付けます。究極的には消費者の日常とともに、水原という都市の地域性を想起させるオブジェの役割を果たしたいと思います。

クリエイティブを通じて水原を知らせる

これらの製品は、韓のクラウドファンディングプラットフォムを通じて多くの韓の消費者に出いました水原に行ったことがない人も、水原という都市に興味がない人も、製品の個性とストに魅力を感じて後援(購買)を選し、結果的に消費者に水原の地域性を印象付ける成果をめたと言えます。

それでは、水原という都市を知らない人たちにとってはどうでしょうか?

Will it Work?

には「Will it work?(現地で通用するか?)」という有名なテレビ番組があります。の有名シェフが芸能人の助手と共に、タイ、中、アメリカなど海外でフドトラックの業に挑し、現地の外人の反察するこのリアリティショプログラムは、多くの人を博しました。や料理の不慣れさを「味」という人類共通の言語を通じて跳び越える姿が視者に深く刻印されたのです。

料理の「味」が異なる言語や文化を超えるように、オブジェの美しさや個性、用性も境を越えて人の心にくはずです。水原という都市に馴染みがない日本の方々も、私たちの製品を通じて水原に興味を抱くことができるのでしょうか?

このクリエイタについて、さらにこの製品の背景となった水原というところについて、知りたいという持ちになれるのでしょうか?

Will it Work? 現地人の反を待つTVショーの出演者のように、心配と期待を抱いて、私たちは展示を準備しました。京都と水原、二つの都市の物語がつながり、張されるきっかけになることを願っています。


Will it Work? : Playing with Suwon 

수원이라는 도시

실례하겠습니다. 갑작스럽습니다만, ‘수원시’를 들어본 적 있으십니까?
인구 110만의 수원시는 한국의 수도 서울을 둘러싼 수도권에서 가장 큰 도시입니다.
서울 중심부에서 불과 30km 떨어져 있지만, 오랜 역사와 토박이 인구를 가지고 있으며 서울의 영향력에 기대지 않는 강한 개성을 가진 곳입니다.
‘전통’과 ‘개성’의 강렬함이라면 교토와도 비슷하다고 할 수 있을것 같습니다. 

수원의 ‘지역성’을 담아내는 크리에이터들

수원문화재단은 이러한 수원의 개성과 문화자원을 ‘지역성’으로 승화시켜 도시 브랜드를 전개하기 위해 많은 노력을 기울여 왔습니다.
그 일환으로, 수원에서 활동하는 메이커, 디자이너, 공방 등 다양한 크리에이터들을 발굴하고, 활동을 지원해왔습니다.
특히, 매년 ‘수원의 문화자원’을 테마로 지역성이 담긴 개성적이고 참신한 제품을 제작하고자 하는 크리에이터들을 선정하여
기획안의 구체화에서부터 실제 제품 샘플의 생산까지 이루어 지도록 컨설팅, 스튜디오, 개발비 및 제작비 등을 제공하고 있습니다.
이번 전시에 소개되는 11인의 크리에이터들의 제품은 수원문화재단의 지원을 받아 2024년 1년 간의 개발을 거쳐 완성되었습니다.
이들이 선보이는 크리에이티비티는 수원의 역사적 명소, 전통문화, 설화 등의 문화자원을 현대적인 디자인으로 재해석하며 과거, 현재 그리고 미래를 연결합니다.
궁극적으로는 소비자의 일상과 함께 하며 수원이라는 도시의 지역성을 상기시키는 오브제의 역할을 하고자 합니다. 

크리에이티브를 통해 수원을 알리다

이 제품들은 한국의 크라우드 펀딩 플랫폼을 통해 많은 한국의 소비자들의 지지를 얻었습니다.
수원에 가 본 적이 없는 사람도, 수원이라는 도시에 흥미가 없는 사람도 제품의 개성과 스토리에 매력을 느껴 후원(구매)을 선택했고,
결과적으로 소비자에게 수원의 지역성을 각인시키는 성과를 거두었다고 볼 수 있겠습니다.
그렇다면, 수원이라는 도시를 알지 못하는 사람들에게는 어떨까요? 

Will it Work?

한국에는 ‘현지에서 먹힐까?(Will it work?)’라는 유명한 TV 쇼가 있었습니다.
한국의 유명 요리사가 연예인 조수들과 함께 태국, 중국, 미국 등 해외에서 푸드트럭 영업에 도전하여 현지 외국인들의 반응을 관찰하는 리얼리티 쇼 프로그램으로,
많은 인기를 얻었습니다. 국가나 요리의 생소함을 ‘맛’이라는 인류 공통의 언어를 통해 뛰어넘는 모습이 시청자들에게 깊이 각인된 것입니다.
요리의 ‘맛’ 이 서로 다른 언어와 문화를 뛰어넘는 것처럼, 오브제의 아름다움이나 개성, 실용성도 국경을 넘어 사람의 마음에 닿을 수 있을 것 입니다. 수원이라는 도시가 생소할 것이 틀림없는 교토의 시민들도 우리의 제품들을 통해 수원에 흥미를 느낄 수 있을까요?  이 크리에이터에 대해, 나아가 이 제품의 배경이 된 수원이라는 곳에 대해 알고 싶은 마음이 생길 수 있을까요?
Will it Work? 현지인의 반응을 기다리는 TV쇼 출연자들처럼 염려와 기대를 안고 전시를 준비하였습니다.    교토와 수원, 두 도시의 이야기가 연결되고 확장되는 계기가 되길 바랍니다.

  • 水原文化芸術アカデミー

    「水原文化芸術アカデミー」は、文化芸術コンテンツを開発して活動するために自発的に集まった水原市民の集まりです。

    「水原文化芸術アカデミー」は、文化芸術コンテンツを開発して活動するために自発的に集まった水原市民の集まりです。

出展作品:『華虹門ムードライト』

水原華城の北側の水門である華虹門をモチーフに制作したアクリル素材のLEDムードライトです。


  • 風を織る

    「風を織る(パク·ジョンヒョン)」は、籐、わらじ、わら草、苧麻などの自然素材を使った作品を作る工芸家であり、工芸教育講師として活動しています。

    「風を織る(パク·ジョンヒョン)」は、籐、わらじ、わら草、苧麻などの自然素材を使った作品を作る工芸家であり、工芸教育講師として活動しています。

展示作品:『ラタン熱球ライト』

水原華城一帯を眺望できる熱球アトラクション「フライング水原」からインスピレーションを得た熱球状ラタン工芸ライト。


  • ヨンチョン

    塀とガラスの壁の中にある文化遺産を文化財修理技術者の視点で再解釈し、今日の私たちと一緒に暮らすように様々な製品を企画するブランドです。

    塀とガラスの壁の中にある文化遺産を文化財修理技術者の視点で再解釈し、今日の私たちと一緒に暮らすように様々な製品を企画するブランドです。

展示作品:『ヨルシェペキーリング』

朝鮮時代の小判レプリカと絹のリボンを編んだキーリング。昔の人々が鍵に付けていた装身具「ヨルシェペ鍵牌」からモチーフを得た。


  • イ・ダソム

    シンガーソングライターであり、日常のきらめく瞬間を音に込め、さまざまなメディアを通して表現しています。

    シンガーソングライターであり、日常のきらめく瞬間を音に込め、さまざまなメディアを通して表現しています。

展示作品:『水原華城オルゴール』

水原華城の長安門を模したオルゴールで、イダソム作曲の「行宮歌Melody from Suwon」と一緒に赤い魚車が長安門を回させる。 (*都合により模型が代わりに展示される場合があります。)


  • 陶磁器モドル

    土の柔らかさを扱う過程を楽しみ、固く生まれる作品に心を込めて、小さな幸せを共にする陶芸工房です。

    土の柔らかさを扱う過程を楽しみ、固く生まれる作品に心を込めて、小さな幸せを共にする陶芸工房です。

展示作品:『牛コトゥレ』

牛の鼻に穴をあけて農具に繋いでいた「牛の鼻緒」をモチー フに、様々な模様を加えて陶磁器の装飾品を製作している。風水地理では、鼻緒を玄に置くと厄除けや財運を高めると言われている。


  • カメラルシダ

    「カメラルシダ(Camera Lucida)」は、ロラン・バルトの明るい部屋から引用した言葉で、現代において写真の本質とは何かを考えながら活動しています。

    「カメラルシダ(Camera Lucida)」は、ロラン・バルトの明るい部屋から引用した言葉で、現代において写真の本質とは何かを考えながら活動しています。

展示作品:『木の物語』

華城行宮の前庭の三政丞の木を撮影したイメージをブループリント技法でパターン化した生地で手鏡、ノート、バックパックを製作しました。


  • 陶芸工房コンギ

    流行に流されず、消費者に簡単で身近に感じられる工芸品を作ろうとする水原を拠点にした陶芸工房です。

    流行に流されず、消費者に簡単で身近に感じられる工芸品を作ろうとする水原を拠点にした陶芸工房です。

展示作品:『陶磁器センサリーカップ』」

コーヒーの香りと味わいを集め、再び広げるための最適なカップの形をバリスタと一緒にデザインした磁器のコーヒーカップ。


  • スタジオ スー

    水原華城をモチーフに生活陶磁器、生活雑貨を作る工房です。水原華城を記念する良い商品を作ろうと努力しています。

    水原華城をモチーフに生活陶磁器、生活雑貨を作る工房です。水原華城を記念する良い商品を作ろうと努力しています。

展示作品:『水原華城を納めた陶磁器』

水原華城のランドマーク、華虹門、長安門、 西北空心墩の形で製作されたかわいい陶磁器。 華虹門ティーカップ、長安門インセンスホルダー、西北空心墩名刺入れなど。


  • ミョチェク

    ゼロウェイストをコンセプトにした、イ·ゴウンとパク·ソヨンの作家2人がさまざまな手作り工芸品を制作するクラフトブランドです。

    ゼロウェイストをコンセプトにした、イ·ゴウンとパク·ソヨンの作家2人がさまざまな手作り工芸品を制作するクラフトブランドです。

展示作品:『韓国の世界遺産風鈴とキーリング』

世界文化遺産である水原華城と南漢山城の主要建築物、 そして虎‧龍‧雲‧波などの統的な吉祥文様をモチーフに、廃プラスチックをアップサイクルして風鈴やキーリングを制作した。


  • パダックパダッククラブ

    「パダックパダッククラブ」は様々な文化コンテンツを扱う複合文化空間で、毎週金土日はジャズクラブを運営しています。”パダックパダック”は、韓国語で鳥の羽ばたきの音(ぱたぱた)です。

    「パダックパダッククラブ」は様々な文化コンテンツを扱う複合文化空間で、毎週金土日はジャズクラブを運営しています。”パダックパダック”は、韓国語で鳥の羽ばたきの音(ぱたぱた)です。

展示作品:水原音マップとTシャツ

水原のジャズクラブ「パダックパダッククラブ」は、地域の音シーン活性化の一環として、市内の音スポットマップをデザインし、ポスターとTシャツを制作した。


  • ボモソ

    ボモソ(Bom o so)は「春が来る音(Bomi Onun Sori)」の略で、新しさと希望を届けるデザインブランドです。春のようなあたたかさを世界に広げます。

    ボモソ(Bom o so)は「春が来る音(Bomi Onun Sori)」の略で、新しさと希望を届けるデザインブランドです。春のようなあたたかさを世界に広げます。

展示作品:『慈宮駕轎 駕籠照明(じきゅうかきょう)』

朝鮮第22代王‧正祖が、水原の華城行宮へ行幸する際、母‧惠慶宮 洪氏のために特別に作られた駕籠「慈宮駕轎」 をモチーフにした木製照明です。


企画・主催

水原文化財団

協力

FabCafe Kyoto

本企画に関するお問い合わせ先

sklee@swcf.kr(担当:イ・スルギ)

Information

日時

2025.8.26 (火) – 2025.8.30 (土) 11:00 – 19:00 UTC+09:00

会場

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554

■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分

■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分

※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
Google mapで開く

参加費

観覧無料 カフェ座席ご利用の場合はメニューのご注文をお願いいたします。

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