「あたらしいふつう」展とは?
今年はコロナの影響もあり、なかなか外出できず家にこもって過ごす事が多かった2020年。海外もアート鑑賞もパーティーも、ニューノーマルとしてオンラインで楽しむことが「あたらしいふつう」になる。コロナ禍だからこそ生まれた作品や新しい体験を発表する実験、この展示もこれからは当たり前になるかもしれない。
概要
- 展示期間:期間中全日程、24時間いつでもアクセス可
- 展示場所:Vimeo
- 展示先URL:https://vimeo.com/showcase/7841981
- 参加方法:動画URLにアクセスして動画を再生
- 参加費用:無料
- 体験の所要時間:2分
コンセプト
コロナ禍により演劇の公演中止が相次ぐ中、オンラインミーティングシステムの普及によりリモート演劇が実現し、事実上コロナ禍以前よりも集客が上手くいった事例もある。では、劇場に観客と演者が共存し、観客が物語世界を高い臨場感で追体験できる意義は失われつつあるのか。配信演劇により商業的な成功を達成するようになる一方で本来の価値が取りこぼされてしまわないように「演劇とは何か」を再考するきっかけとなってほしい。
プロフィール
千葉一磨 CHIBA KAZUMA
早稲田大学大学院基幹理工学研究科表現工学専攻橋田研究室卒。学部では観客位置に応じて観えるものが異なる舞台装置の試作を行い国内学会で論文賞獲得など評価を得た。修士では接木などの園芸をものづくり技術として、植物による機械製造を試みた。一方、俳優・タレントとして活動中。主な出演作にドラマ『表参道高校合唱部!』や『親バカ青春白書』、CM『ストッパ下痢止めEX』等。技術開発と作品制作で新たな俳優像を目指す。