おなじXを見ている

散らばって生きる私達は、見ている世界の違いと同じさを通して繋がる

「あたらしいふつう」展とは?

今年はコロナの影響もあり、なかなか外出できず家にこもって過ごす事が多かった2020年。海外もアート鑑賞もパーティーも、ニューノーマルとしてオンラインで楽しむことが「あたらしいふつう」になる。コロナ禍だからこそ生まれた作品や新しい体験を発表する実験、この展示もこれからは当たり前になるかもしれない。

概要

  • 展示期間:12/7(月)〜
  • 展示場所:作品ページからダウンロードできるiPhone/iPadアプリで、2人以上の観客がいればでいつでも体験できます。友人と2人で楽しむのも良いですが、皆で楽しめるZoom体験会も期間中開催予定。
  • 展示先URL:https://www.norifujimura.com/seeing-the-same-thing/
  • 参加方法:作品ページからiPhone/iPadアプリをダウンロード。友人と2人で楽しむのも良いですが、皆で楽しめるZoom体験会も開催します。こちらに参加するときはもう一台Zoom用マシンを用意してくださいね。
  • 参加費用:無料
  • 体験の所要時間:1〜5分

コンセプト

カメラアプリの体裁をとった作品です。もし世界のどこかにこの作品を通じてあなたと同じもの(例えば、バナナ)を見ている観客がもう一人いたら、作品はその観客が見ているバナナとあなたが見ているバナナを入れ替えて映し出します。私と誰かの間で、今まさに同じ名前の物を見ているということが、しかしそれらは具体的には異なっているという事実を通じて知らされます。
コロナ禍のなか、別々の離れた場所で違う日常を送りながら、でもITを駆使して共通のことばを見つけ、対話を続けて共に生き延びようとしている今の私たちの姿を作品体験に凝縮しました。

プロフィール

藤村 憲之

思いがけない出会いをテーマに活動を続けている。パプリックアート作品RemoteFurnitureは英国Victoria and Albert美術館やオーストリアのアルスエレクトロニカセンターにて展示され、世界の人々の間に予期せぬ出会いを作り出した。文化庁派遣芸術家在外研修員修了後、情報家電のデザインや、AIと照明による商業空間演出を手掛けながら作家活動を続ける。街の体験を作る建築家を目指している。

http://www.norifujimura.com/


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