「あたらしいふつう」展とは?
新型コロナの影響で、なかなか外出できず家にこもって過ごすことが多かった2020年。海外もアート鑑賞もパーティーも、ニューノーマルとしてオンラインで楽しむことが「あたらしいふつう」になる。コロナ禍だからこそ生まれた作品や新しい体験を発表する実験、オンラインで楽しむ展示もこれからは当たり前になるかもしれない。
概要
- 展示期間:期間中全日程、24時間いつでもアクセス可
- 展示場所:YouTube
- 展示先URL:https://youtu.be/R9SEKKThqHw
- 参加方法:動画URLにアクセスして動画を再生
- 参加費用:無料
- 体験の所要時間:15分程度
コンセプト
ロックダウン中は毎日のヴィデオミーティングやSNS、外出ができずにPCの前に囚われていたような感覚だった。そこで、参加者には近所の公園からZOOM会議に参加てもらい、外出のエクササイズみたいなものをしてもらう。
公園は、どこにでもあってテンプレートみたいなものが存在している、普遍性の強いものだ。だけど、それを別の視点で観察すると、それぞれの違いが見えてくる。同じブランコでも、鉄の匂いが強かったり、つるつるだったりざらざらだったり。生まれた場所や学校など、環境で人のアイデンティティが形成されていくように、全てのものにも違いがあり、その唯一性が作品作りに発展していく。前提や概念で考えるのではなく、目の前にある物の新たな発見、五感で観察する事から、新しい価値が見出されると考えるからです。これは、自分だけの作品作りをする際の発想方法に繋がります。
自分の街にしかない、自分の周りにしかないアイデンティティを発見しましょう。
プロフィール
ノガミ カツキ
92年生新潟県長岡市出身。武蔵野美術大学卒業。ベルリン芸術大学オラファーエリアソンゼミに交換留学。
文化庁メディア芸術祭19th新人賞、ArsElectronicaHonoryMention賞、学生CGコンテスト20thグランプリ、ifva21th silver award、アジアデジタルアート大賞2015優秀賞等受賞。VICEにアーティスト特集、WIREDやDesignBoom、装苑、映像作家100人、Forbes U30など多数メディア掲載。