Fab Meetup Vol. 25

３年目を迎えてパワーアップ！ 「つくる」をテーマにしたネットワーキング＆プレゼンテーションイベント

2016年1回目を飾るFab Meetupを1月28日（木）に開催します！　Fab Meetupは、日頃FabCafeに集まる多種多様なバックグラウンドの人たちが、月に１度ゆるくお酒を飲みながら、アイデアやプロジェクトをシェアするイベント。「つくる」にまつわるショートプレゼンテーションを聞いたり、様々な人と話し、新しい「つながり」を生み出すイベントです。

2013年にスタートしたFab Meetup は今回で25回目。節目を迎える今回からパワーアップし、エンジニアからデザイナー、プランナー、そしてこれから何かをつくりたいと考えている人たちまで、多種多様な分野の人たちがつながり、新しいコラボレーションを起こせるよう、２つの試みを行います。

1. 自分にとっての「ものづくり」を発信！「My Fab is…」を使って自分自身を表現しよう

「My Fab is…」は皆さんひとりひとりのものづくりを発信するフォーマットであり、ユニークネスを伝えるためのコミュニケーションフレームです。あなたのファブリケーションへのこだわりを教えてください。新しさを語ってください。可能性を伝えてください。FabCafeは、その発信を広く世界のFab仲間に広げていくと同時に、あなたのものづくりが予想を超えた出会いと発展につながっていくお手伝いをします。

1/28のイベントからは、プレゼンターの方たちが、この「My Fab is」を使って自身のものづくりを表現するほか、参加者の皆さんにも自分の「My Fab is」をお聞きします。

2. オープンマイクを開催！

イベント当日、１人１分まで告知ができるオープンマイクの時間を設けます。 プロジェクトやイベントから仲間集めの告知まで、話したいことがある方はスタッフまでお知らせください。

こんな人にオススメ

・つくるやMakeなど、クリエイティブに興味のある人
・国や言葉を超えて、ものづくりでつながりたい人
・ただただ、面白い話がききたい人
・FabCafeにいってみたいと思っている人
・FabCafeで仲間をみつけたい人
・FabCafeとコラボレーション、イベントを行いたいと思っている人
など、「ピン」ときた方は誰でもウェルカム！

申込方法：

ログイン後、ページ下部の「参加する」ボタンをクリックしてください。
当日参加も可能です。

今回のプレゼンター

毎回４ 〜５名のプレゼンターが発表をします。随時情報を更新していきます。

和田由里子

1983年東京生まれ。2008年、多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、スイス、バーゼル造形学校に2年在籍し、2009年から紙活字の制作を始める。 文字や文字にまつわる仕組みを破壊して再生、再構築する実験と繰り返し、ときには創造や破壊のような大それたことではなくちょっと角度を変えて見てみたりちょっと疑ってみたり可能性を探りながら作品を制作している。
紙活字 papertype.jp      instagram.com/paper_type/

発表内容

2015年秋に発表をしたばかりの金属でも木でもない新しい活版印刷のかたち、「紙活字」を紹介します。

Ryo Kishi

東京生まれ。東京大学大学院学際情報学府 先端表現情報学コース修了。テクノロジーを用いたアート表現の研究に従事。大学卒業後、3年の休眠期間を経て2014年より制作活動再開。ARS ELECTRONICA2014、21_21DESIGN SIGHT「動きのカガク展」など国内外の展示会で作品を発表。

発表内容

脆さと儚さをテーマにしたkinetic sculptureシリーズ”MoLECULE”,”atOms”,”ObOrO”について

Joseph Tame

イギリス出身のデジタルメディア・プロデューサー。2008年の来日以来、国内外でコンサルティングや講演者として幅広く活動し、ウェアラブルマシンを装着しての東京マラソンの生中継やランニングした軌跡をGoogle Map上に残して絵や文字を描く「ランニング・アート」が注目を集める。最近では衣装に arduinoを用い、独自のストリートパフォーマンスをよりインタラクティブにすべく開発中。

発表内容

2015年12月に、LED1500個、電池99個を使った世界初のウェアラブルクリスマスツリーとして、都内各地に光とハッピーな気分を届けました。その開発秘話などを話します！

西舘朋央

1978年生まれ。大学で経済を学んだ後、音楽制作会社に勤務し、作曲や音響効果の仕事に携わる。。 退社後、イギリス旅行の際に路上で拾い集めたゴミのコラージュ日記を作り始める。 以後、作家として展覧会を行うほか、雑誌やCD、広告のグラフィック、展示会などの空間演出や店舗の壁画やディスプレイなど、多様な媒体で活動する。昨年は府中市美術館にて一ヶ月半の公開制作と展示を行う。

発表内容

Georg Tremmel

Georg Tremmel is an artist and researcher, working in the fields on Art & Biology. He studied Visual Media Design at the University of Applied Art in Vienna, Austria and received an MA(RCA) from the Royal College of Art in London, UK in 2003. In 2005 he founded together with Shiho Fukuhara the artistic research framework BCL, through which he critically explores social, ethical and moral issues surrounding Art & Biotechnology. His work has been exhibited internationally, including the Prix Ars Electronica, the Japan Media Art Festival, and most recently at the 21st Century Museum in Kanazawa.
He is currently a Staff Scientist in the Laboratory of DNA Information Analysis at the Institute of Medical Science at the University of Tokyo, where his research topic is focused on Information Visualisation of Biological Data. He is also a Visiting Researcher at the ‘metaPhorest’ Art & Biology group at Waseda University.

発表内容

He will talk about “BioHack Academy” which will be launched at the end of February.

「Fab Meetup」とは？

日頃FabCafeに集まる多種多様なバックグラウンドの人たちが、月に１度、ゆるーくお酒を飲みながら、アイデアやプロジェクトをシェアするMeetupイベント。毎回、4人のクリエイターが「つくる」にまつわるショートプレゼンテーションを行います。一言で「つくる」といっても、範囲はさまざまレーザーカッターや３Dプリントを使ったものづくりから、Webサービス、電子工作や、クラフトまで多岐多様にわたる、あらゆるものづくりのアイデアがシェアされます。FabCafeに足を運んだことがある人はもちろん、FabCafeに来たことがない、デジタル工作機械でものづくりをしたことがない方も、大歓迎！つくりたいもののアイデアがあれば、イベントで出会った人に気軽にシェアしてみましょう。話しているうちに、ヒントがみつかるかもしれません。

ぜひ自分も発表したいという方は、自薦他薦問いませんので、応募フォームよりお申し込みください。
ルールは10分でプレゼンテーションすること。スライドを使っても、作品を見せても、体で表現してもOKです。成果を発表するだけでなく、アイデアを発表して作る仲間を探すなんていうのも大歓迎です。

これまでのFab Meetup

前回発表してくれたIt’s/Kit。ピンセットだけで組み上げられるレザーアイテムなんです。こんな風に触って試せるのもFab Meetupならでは。

国際色豊かな参加者たち。お酒を飲みながら、Makeに関するプレゼンを楽しみ、Makerと知り合うイベントです。