Workshop
- #開催終了
全3回3ヶ月に渡るこのプログラムは、最強生物と称されるクマムシの採取から始まり、育成、実験、研究と、「バイオ初心者」を「研究者のたまご」へと育てるような内容となっています。
2016.6.26 (日) UTC+09:00
10:00 – 18:00
(画像提供:堀川大樹)
BioClubは、日本において黎明期に当たるバイオテクノロジーの領域を盛り上げるべく、多彩な領域のプロフェッショナルを集めて活動しています。
Bio Hack Academyに続いて、今回BioClubで始まるプロジェクトはクマムシ研究会こと、「クマ研!」
クマ研は全3回のワークショップで構成され、顕微鏡の使い方・寒天培地の作り方等の初歩的なことから、最終的には、学術界にも新しい「発見」をもたらすかもしれない各自の自由研究のサポートをしていきます。
講師を担当するのはクマムシ博士として有名な堀川大樹先生。全3回3ヶ月に渡るこのプログラムは、最強生物と称されるクマムシの採取から始まり、飼育、実験、研究と、「バイオ初心者」を「研究者のたまご」へと育てるような内容となっています。
(画像提供:堀川大樹)
クマムシは緩歩動物門に分類される体長1mm以下の小さな生き物。一番の特徴は耐性力で、-273度の低温から100度の高温下、人の致死量の1,000倍相当の線量の放射線下など、様々なストレスに耐えられるとされています。さらに、真空空間の宇宙空間でも死ぬことがないという「最強」っぷりですが、実は、まだ研究成果が蓄積されているわけではなく、ビギナー研究者にも活躍のチャンスが大いにあります。
「バイオ」をきちんと勉強したいという気合いのある方、バイオにサイエンスの側面から改めて関わってみたい方、純粋にクマムシを極めたい方、お待ちしております!
プログラム
(※内容は変更になる場合があります。)
第一回:クマムシの採取
1. 実験器具の基本操作を学ぶ
2. クマムシの基本情報を学ぶ
第二回:クマムシの飼育
1. 培地の作り方を学ぶ
2. クマムシの生態について学ぶ
第三回:クマムシを用いた自由研究
1. 自分でテーマを決める
2. 自分で実験を行う
3. 実験結果を分析・発表する
参考文献
今回講師をしていただく堀川先生の著作です。
参加される方は前もってクマムシの世界に触れていただいてもいいかもしれません。
『クマムシ研究日誌 地上最強生物に恋して』(東海大学出版部)
『クマムシ博士の「最強生物」学講座――私が愛した生きものたち』(新潮社)
講師
堀川 大樹(ほりかわ だいき)
1978年、東京都生まれ。地球環境科学博士。慶応義塾大学先端生命科学研究所特任講師。2001年からクマムシの研究を始める。これまでにヨコヅナクマムシの飼育系を確立し、同生物の極限環境耐性能力を明らかにしてきた。2008年から2010年まで、NASAエイムズ研究センターおよびNASA宇宙生物学研究所にてヨコヅナクマムシを用いた宇宙生物学研究を実施。2011年から2014年まで博士研究員としてパリ第5大学およびフランス国立衛生医学研究所に所属。『クマムシ博士の「最強生物」学講座――私が愛した生きものたち』(新潮社)、『クマムシ研究日誌 地上最強生物に恋して』(東海大学出版部)の著書がある。人気ブログ「むしブロ」および人気メルマガ「むしマガ」を運営。ツイッターアカウントは@horikawad。
イベント詳細
BioClub GroupActivity クマムシ研究会 〜世界最強生物と一緒に最強バイオを身につけよう〜
日時:6月26日(日)、7月24日(日)、8月28日(日)毎回10:00〜18:00
定員:12名
参加費:5,500円
会場:FabCafe MTRL 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目22−7 道玄坂ピア2F
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日時
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2016.6.26 (日) 10:00 – 18:00 UTC+09:00
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会場
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FabCafe MTRL (FabCafe Tokyo 2F)
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア2F
京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分
Tel.03-6416-9190
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参加費
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5,500円
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定員
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12名