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Around the FabCafe World in 180 Days Vol.3 クアラルンプール ー 人を惹きつけるプロジェクトのつくりかた

  • #開催終了
  • #英語で開催

世界に広がるFabCafe。R&Dが得意な拠点、大学との連携に強みを持つ拠点など、扱うテーマも接続するコミュニティも三者三様で、それぞれユニークな取り組みをしています。このイベントシリーズでは、世界各地のFabCafeがどんなイシューに取り組み、これからどんなチャレンジをしていこうとしているのか、各拠点のリーダーたちを呼んで紐解きます。Vol.3はクアラルンプール。広告や空間デザインの領域で活躍してきたIgnatius Andi Permadiと、Gwyneth Jongが、デザインユニット「Playfool」のDan CoppenとSaki Coppenとともに、遊びをデザインすることについてトークを繰り広げます。

2021.10.20 (水)  UTC-04:00

06:00 – 07:30

Online

無料

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開催終了

本イベントは英語にて進行されます

トークイベントはYouTube Liveで配信します。以下のURLにアクセスしてご参加ください。
https://youtu.be/qO2zK_YjaoI

遊びこそ、デザインの力の見せどころ?

課題発見、課題解決、アイデア発想。世の中には毎日たくさんのプロジェクトや企画が生まれています。しかし、どんなプロジェクトにも共通してよく起きてしまうことのひとつに、どういうわけか「お行儀良く、真面目で堅苦しいもの」になりがち、ということがあります。幅広い才能やデータを集め、ステークホルダーを調整し、実現可能なプランには落とし込んでいるはずなのに、なぜか人が巻き込まれていかないし、継続しない。そもそも企画した自分もそんなにやりたくない、なんていう経験はありませんか?

「こうあるべき」では人は動きません。個人個人の中で「やりたい!」とか「楽しそう!」という気持ちが動いたとき、人は巻き込まれ、化学反応が連鎖していくのでしょう。

Around the FabCafe World in 180 Days(以下、AFW180)第3弾のテーマは「遊び心」です。理論や善意の押し付けにならない、楽しさやワクワクを伝播させるデザインとはどんなものなのか、遊び心をキーワードに活動を展開する2組、FabCafe Kuala Lumpur代表のふたりと、デザインユニット「Playfool」のふたりがトークを繰り広げます。

躍進中のデザインユニット「Playfool」が登場

今回ゲストとして登場するデザインユニット、Playfoolのふたりは、「楽しい」や「わくわく」をデザインするプロフェッショナルです。遊びをデザインすることで、新しい視点や魅力に気づかせたり(説教臭くなく)、思わず自分もやりたいと思わせてしまいます。2018年には、ミミクリデザイン(現ミミグリ)と開発した創造的思考のためのツールキット ”PLAYFOOL Workshop” がグッドデザイン賞を受賞。また2020年には、レゴと紙を組み合わせることで遊びを広げる動画を制作。動画は200万回再生を超え、2万人だったチャンネル登録数が3ヶ月間で7万5千人に(現在は13万人)。2021年に開催された、国産木材の可能性を探るWOOD CHANGE CHALLENGEで開発した木の幹から色を抽出したクレヨン「Forest Crayons」がDezeen Design AwardsのProduct Design部門にてショートリストに選出されています。

彼らのWebサイトには以下のメッセージが書かれています。

わたしたちは、「遊び」には全く新しい方法でひとを惹きつける力があると信じています。いかなるテーマであっても、遊びを切り口とすることで、大きなインパクトがうまれることを示すことが、わたしたちのミッションです。

Playfoolのふたりのアプローチは、「何かが足りない」と思っている、あらゆる事業やプロジェクトに関わる方のヒントとなるはずです。

木の幹から色を抽出したクレヨン「Forest Crayons」

レゴと紙を使って遊び方を拡張する動画シリーズ。この動画は約380万回再生されている(2021年10月現在)

FabCafe Kuala Lumpur

2020年に11番目のFabCafeとしてオープンしたFabCafe Kuala Lumpur。代表のAndiはアートディレクターとして広告業界で、Gwynethはインテリアデザイナーとして商業施設やオフィスデザインを手がけてきました。FabCafeをオープンしてからは、バイオマテリアルのリサーチプロジェクトやプロダクト開発など、コロナ禍にも負けず精力的に活動しています。クリエイティブビジネスの領域で経験を積んできたふたりに共通することも、人をワクワクさせる遊び心あるデザイン。2021年9月に実施されたばかりのGlobal Goals Jam (世界同時開催されるSDGsに取り組むデザインワークショップ) では、日本やバンコクの各地のオーガナイザーたちと連携しまがら、3つのワークショップをファシリテートしました。善意を全面に出さない、ゲーム要素溢れるアウトプットにチームを導きました。

  • Make a tune - Synthetizer

  • Scoby leather

  • Ikea Stool Hack

  • Self watering

“Around the FabCafe World in 180 Days”とは?

2012年に東京で産声を上げたFabCafe。今や世界12カ国に広がり、それぞれが、ユニークかつ実験的な取り組みを通して、社会に向けてポジティブな活動を繰り広げています。なぜなら、世界のFabCafeのオーナーたちは、FabCafeを立ち上げる前から独自の技術とコミュニティを持って活動していたから。彼らは、FabCafeのスピリットに共感して各地でカフェをオープンさせ、彼らの活動をさらに広げているのです。あるチームはバイオマテリアルの開発を研究機関と進めたり、あるチームは世界的なSDGsの教育プログラムをオーガナイズしたり、またコロナ禍においては、不足した医療機器の増産体制を組んで逼迫した医療現場に貢献するチームもいました。

各拠点の個性や活動の幅が広がっている今、改めて各国のFabCafeを繋ぎ、ネットワークを強固にしていくべく、各拠点のリーダーたちが、それぞれの活動をマラソン方式で紹介するイベントシリーズをスタートします。名付けて、小説の「80日間世界一周」ならぬ「180日間FabCafe一周」。個性的な各拠点のリーダーたちの企みを紐解きます!

  • Vol.1
    バンコク × サステナブルデザイン

    FabCafe Bangkokの共同設立者であるKalaya Kovidisith(以下、カラヤ)が登壇。FabCafeがタイ政府や地元の自治体と連携して進めている、ゴミやエネルギー問題など、サステナビリティに挑戦するプロジェクトを紹介しました。後半では、蚕をテーマにしたプロジェクトのパートナーであるDivana Wellness(タイでエステなどの美容サービスを展開している企業)の代表者の2人を招き、タイの名産品で大きな可能性を秘めたシルクの新しい用途への取り組みや、今後の展望を語りました。

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  • Vol.2
    バルセロナ × ロボティクス

    FabCafe BarcelonaのCEOであるDavid Tena Vicenteが、ヨーロッパで3番目に高齢化が進む町サモラで取り組みを始めた、高齢社会でテクノロジー活用の事例を紹介。さらに、ソニーコンピュータサイエンス研究所京都研究室所長の暦本純ー氏をお迎えして、ウェルビーイングという概念がどのように解釈されるのかについて言及。ゆたかな社会をデザインするためにテクノロジーをどう捉えるべきか、ディスカッションを展開しました。

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  • テクノロジーとカルチャーを結びつけて社会実装する方法を模索しているすべての方
  • 自社技術や製品を世界で検証/PRしたい企業のご担当者
  • 新規事業の機会領域を模索したい方
  • Playfool


  • Daniel CoppenとSaki Coppenによるデザインスタジオ。共にRoyal College of Artを修了し、2018年から活動開始。創造性を開放する自由な遊びを生み出すことをミッションに、分野横断的に創作活動に取り組む。国内外で受賞多数。

    Website: https://studioplayfool.com/
    YouTube: https://www.youtube.com/c/Playfool/about

  • Daniel Coppen
    Imperial College 機械工学部卒、Royal College of Art 修了。ビデオゲームや遊びにエンターテイメントを超えた価値を見出し、それらを応用して、個々人の創造性を引き出すことを得意とする。2018年よりSaki Coppenと共に、Playfoolとして活動開始。創造性を開放する自由な遊びを生み出すことをミッションに、分野横断的に創作活動に取り組む。

  • Saki Coppen
    慶應大学法学部卒、Royal College of Art 修了。「あそび」を文化や社会階級を超えた共通言語と捉え、すべてのひとが創造的に生きられるような仕掛け作りを探求。2018年よりDaniel Coppenと共に、Playfoolとして活動開始。創造性を開放する自由な遊びを生み出すことをミッションに、分野横断的に創作活動に取り組む。

  • FabCafe Kuala Lumpur

  • 2016年にISETAN The Japan Store Kuala Lumpurに、前身となるFabSpace KLがオープン。FabSpace KLは、デジタルファブリケーションマシンを使ってさまざまな種類のプロトタイピングを行う、マレーシア初の公開型メイカースペース。2020年、FabCafe Kuala Lumpurがオープン。ワークショップやカスタムファブリケーションの経験も豊富なで、クアラルンプールのクリエイティブコミュニティの活性化をリードしている。

    Ignatius Andi Permadi
    ジャカルタで生まれ育ち、ノッティンガム・トレント大学でグラフィックデザインの学位を取得。アートディレクターとして、Samsung、McDonald’s、Telkomsel、Bata、Metro Department Store Indonesiaなどのクライアントの広告キャンペーンや戦略に携わる。

    Gwyneth Jong
    ノッティンガム・トレント大学でインテリア・アーキテクチャーとデザインの学位を取得。ホンレオン銀行、Sapura Kencana Petroleum、CapitaLandなどのクライアントの小売店、F&B、さらには企業のインテリアデザインを含む商業デザインプロジェクトを手がける。

Moderator

  • Kelsie Stewart

    FabCafe CCO (Chief Community Officer)

    Kelsie oversees the FabCafe Global network. In FabCafes across Asia, Europe and America, Kelsie strategizes and aligns Fab synergies to empower everyone to take the initiative to make and share their ideas with local and global communities. Kelsie is also the Tokyo organizer for the Global Goals Jam (GGJ), a two-day designathon and community which aims to create short term solutions for the Sustainable Development Goals. Kelsie has organized sustainability and design thinking workshops in Tokyo, Bangkok and Hong Kong.

    Kelsie oversees the FabCafe Global network. In FabCafes across Asia, Europe and America, Kelsie strategizes and aligns Fab synergies to empower everyone to take the initiative to make and share their ideas with local and global communities. Kelsie is also the Tokyo organizer for the Global Goals Jam (GGJ), a two-day designathon and community which aims to create short term solutions for the Sustainable Development Goals. Kelsie has organized sustainability and design thinking workshops in Tokyo, Bangkok and Hong Kong.

Organizers

  • 浦野 奈美

    株式会社ロフトワーク / FabCafe Kyoto
    マーケティング&PR

    大学卒業後ロフトワークに入社。渋谷オフィスにてコーポレートとマーケティングに所属。総務一般を担当するとともに、ビジネスイベントの企画運営やコラボレーションイベント、産学連携のコミュニティ運営などを行う。2018年から京都に移籍。京都ブランチの活動の言語化や、採用、クリエイターとのコラボレーションイベントなどの企画運営を通して、新たな接点を生み出すことをミッションに活動中。大学で学んだ社会保障やデンマークへの留学、イスラエルのキブツでの生活が原体験となって、今も場の中にカオスをつくることに興味がある。

    大学卒業後ロフトワークに入社。渋谷オフィスにてコーポレートとマーケティングに所属。総務一般を担当するとともに、ビジネスイベントの企画運営やコラボレーションイベント、産学連携のコミュニティ運営などを行う。2018年から京都に移籍。京都ブランチの活動の言語化や、採用、クリエイターとのコラボレーションイベントなどの企画運営を通して、新たな接点を生み出すことをミッションに活動中。大学で学んだ社会保障やデンマークへの留学、イスラエルのキブツでの生活が原体験となって、今も場の中にカオスをつくることに興味がある。

  • 木下 浩佑

    株式会社ロフトワーク / MTRL・FabCafe Kyoto
    マーケティング & プロデュース

    素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードに多様なクリエイター・研究者・企業が集うコミュニティ拠点「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。オンライン/オフラインのワークショップ運営や展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。
    https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita

    素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードに多様なクリエイター・研究者・企業が集うコミュニティ拠点「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。オンライン/オフラインのワークショップ運営や展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。
    https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita

Timetable

19:00-19:10

イントロダクション
Kelsie Stewart(FabCafe Tokyo)

19:10-19:20

FabCafeクアラルンプールの取り組み
Ignatius Andi Permadi, Gwyneth Jong (FabCafeクアラルンプール)
チームの特徴・得意領域、接続しているコミュニティ、これまでのプロジェクト

19:20-19:30

ゲストトーク
Dan Coppen, Saki Coppen (Playfool)
Playfoolのこれまでの活動について

19:30-20:30

トークセッション
Dan Coppen, Saki Coppen, Ignatius Andi Permadi, Gwyneth Jong, Kelsie Stewart(moderator)
テーマ: 遊びとプロジェクトデザイン

Information

日時

2021.10.20 (水) 06:00 – 07:30 UTC-04:00

会場

Online

参加費

無料

開催終了

本イベントは英語にて進行されます

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