Online Event

CONNECTING ARTIFACTS 01→02

CONNECTING ARTIFACTS つながるかたち展01 クロージングトーク

  • #開催終了
  • #オンライン開催

つながるかたち展01 CONNECTING ARTIFACTSクロージングイベント開催!

2021.11.23 (火) (祝)  UTC+09:00

15:00 – 17:30 オンライン開催

Online

無料

Share

開催終了

単純なかたちが一定のルールでつながり、全体を構成するしくみは、人工物、自然現象を問わず現れる普遍的な原理です。美術家の野老朝雄はこの原理を「個と群」と呼び、多様につながる作品群を生み出しています。「個と群」の背後には高次元の幾何学や非線形の数理や対称性などが存在し、美術や音楽などの芸術、建築や宇宙構造物、アルゴリズムやデータ構造、結晶や準結晶の原子配列、タンパク質の折りや自己集合、群れのふるまいなど、さまざまな領域の学問や創造へとつながっています。

野老朝雄と舘知宏により東京大学教養学部で開講された授業『個と群』(文理融合ゼミナール)を起点として、さまざまな分野の創造(アーティファクツ)を、「かたち」というテーマでつなげ、伝えることを目的にスタートしたつながるかたち展01 CONNECTING ARTIFACTS。

つながるかたち展01とあるように、「かたち」をテーマにさまざまな分野領域とつながりながら02, 03と繋げていくべく名付けられました。

このイベントでは、豊田啓介先生、五十嵐悠紀先生、新山龍馬先生をトークゲストに迎え、幾何学の分野におさまらず、さまざま領域の学問を通じた「かたち」についてのディスカッションを行います。

またイベント後半には、ゲストにミウラ折りの考案者である、東京大学名誉教授三浦公亮先生を迎え、クロージングトークとしてめくるめく「かたち」の世界を覗きます。

 

駒場博物館にて開催中。会期: 2021年11月28日まで

事前予約制:
http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/2021.html#CONNECTING%20ARTIFACTS2021

  • 三浦公亮 Koryo Miura

    東京大学 宇宙科学研究所 名誉教授

    宇宙ミッションを支える、構造物の形の創造を専門としています。

    宇宙空間での太陽発電衛星の巨大な展開パネル、巨大で高精度のアンテナ、伸展マスト等のコンセプトを創出しました。これらの仕事は、民生用にも使われ、キリンの缶チューハイ、地図のミウラ折りなどが知られています。 

    現在も、建築学、形の科学、折紙の科学、に深い関心を持ち続けています。

    宇宙ミッションを支える、構造物の形の創造を専門としています。

    宇宙空間での太陽発電衛星の巨大な展開パネル、巨大で高精度のアンテナ、伸展マスト等のコンセプトを創出しました。これらの仕事は、民生用にも使われ、キリンの缶チューハイ、地図のミウラ折りなどが知られています。 

    現在も、建築学、形の科学、折紙の科学、に深い関心を持ち続けています。

    近著 『Forms and Concepts for Lightweight Structures』(Cambridge University Press)

  • 豊田啓介 Keisuke Toyoda

    東京大学 生産技術研究所 特任教授

    1972年、千葉県出身。96年、東京大学工学部建築学科卒業。96-00年、安藤忠雄建築研究所を経て、02年コロンビア大学建築学部修士課程(AAD)修了。02-06年、SHoP Architects(ニューヨーク)を経て、2007年より東京と台北をベースに建築デザイン事務所noizを蔡佳萱と設立(2016年より酒井康介が加わる)。2020年、ワルシャワ(ヨーロッパ)事務所設立。コンピューテーショナルデザインを積極的に取り入れた設計・製作・研究・コンサルティング等の活動を、建築からプロダクト、都市、ファッションなど、多分野横断型で展開している。
    2025年大阪・関西国際博覧会 誘致会場計画アドバイザー(2017年~2018年)。建築情報学会副会長(2020年~)。大阪コモングラウンド・リビングラボ アドバイザー(2020年〜)。 2021年より現職。

    1972年、千葉県出身。96年、東京大学工学部建築学科卒業。96-00年、安藤忠雄建築研究所を経て、02年コロンビア大学建築学部修士課程(AAD)修了。02-06年、SHoP Architects(ニューヨーク)を経て、2007年より東京と台北をベースに建築デザイン事務所noizを蔡佳萱と設立(2016年より酒井康介が加わる)。2020年、ワルシャワ(ヨーロッパ)事務所設立。コンピューテーショナルデザインを積極的に取り入れた設計・製作・研究・コンサルティング等の活動を、建築からプロダクト、都市、ファッションなど、多分野横断型で展開している。
    2025年大阪・関西国際博覧会 誘致会場計画アドバイザー(2017年~2018年)。建築情報学会副会長(2020年~)。大阪コモングラウンド・リビングラボ アドバイザー(2020年〜)。 2021年より現職。

  • 五十嵐悠紀 Yuki Igarashi

    明治大学 総合数理学部 准教授

    2010年 東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了.博士(工学).
    日本学術振興会特別研究員DC2, PD, RPD(筑波大学)を経て,2015年より明治大学総合数理学部専任講師,2018年より同准教授,現在に至る.
    コンピュータグラフィックス,ユーザインタフェースに関する研究に従事.IPA未踏ITプロジェクトマネージャ兼任.著書に「縫うコンピュータグラフィックス: ぬいぐるみから学ぶ3DCGとシミュレーション」(オーム社)など.

    2010年 東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了.博士(工学).
    日本学術振興会特別研究員DC2, PD, RPD(筑波大学)を経て,2015年より明治大学総合数理学部専任講師,2018年より同准教授,現在に至る.
    コンピュータグラフィックス,ユーザインタフェースに関する研究に従事.IPA未踏ITプロジェクトマネージャ兼任.著書に「縫うコンピュータグラフィックス: ぬいぐるみから学ぶ3DCGとシミュレーション」(オーム社)など.

  • 新山龍馬 Ryuma Niiyama

    東京大学大学院情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 講師

    ロボット研究者。東京大学工学部を卒業。2010年、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了、博士号取得。マサチューセッツ工科大学(MIT)にて研究員(コンピュータ科学・人工知能研究所、メディアラボ、機械工学科)を経て、2014年より現職。専門は、身体に根ざした知能、人工筋肉で動作する生物規範ロボット、およびソフトロボティクス。著書に『やわらかいロボット』(金子書房)がある。
    ロボット研究者。東京大学工学部を卒業。2010年、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了、博士号取得。マサチューセッツ工科大学(MIT)にて研究員(コンピュータ科学・人工知能研究所、メディアラボ、機械工学科)を経て、2014年より現職。専門は、身体に根ざした知能、人工筋肉で動作する生物規範ロボット、およびソフトロボティクス。著書に『やわらかいロボット』(金子書房)がある。
  • 野老朝雄 Asao Tokolo

    美術家

    1969年、東京生まれ。幼少時より建築を学び、江頭慎に師事。2001年9月11日より「つなげること」をテーマに紋様の制作を始め、美術・建築・デザインなど、分野の境界を跨ぐ活動を続ける。単純な幾何学原理に基づいた定規やコンパスで再現可能な紋と紋様の制作や、同様の原理を応用した立体物の設計、制作も行なっている。
    [主な作品] 東京2020オリンピック・パラリンピックエンブレム、大名古屋ビルヂング下層部ガラスパターン、TOKOLO PATTERN MAGNETなど。
    1969年、東京生まれ。幼少時より建築を学び、江頭慎に師事。2001年9月11日より「つなげること」をテーマに紋様の制作を始め、美術・建築・デザインなど、分野の境界を跨ぐ活動を続ける。単純な幾何学原理に基づいた定規やコンパスで再現可能な紋と紋様の制作や、同様の原理を応用した立体物の設計、制作も行なっている。
    [主な作品] 東京2020オリンピック・パラリンピックエンブレム、大名古屋ビルヂング下層部ガラスパターン、TOKOLO PATTERN MAGNETなど。
  • 舘知宏 Tomohiro Tachi

    東京大学 大学院総合文化研究科 教授

    2005年東京大学工学部建築学科卒業。2010年同大学院工学系研究科博士課程修了(博士(工学))。東京大学大学院総合文化研究科助教を経て、2018年より同准教授。2022年より同教授。2002年より計算を用いた折紙設計を継続し、Origamizer、Freeform Origamiなどのソフトウェアを開発している。専門は、計算折紙、構造形態学、コンピュテーショナル・ファブリケーション。

    2005年東京大学工学部建築学科卒業。2010年同大学院工学系研究科博士課程修了(博士(工学))。東京大学大学院総合文化研究科助教を経て、2018年より同准教授。2022年より同教授。2002年より計算を用いた折紙設計を継続し、Origamizer、Freeform Origamiなどのソフトウェアを開発している。専門は、計算折紙、構造形態学、コンピュテーショナル・ファブリケーション。

・幾何学やかたちの成り立ちに興味がある
・デジタルファブリケーションやコンピューテーショナル・ファブリケーションに興味がある
・計算折り紙や、構造の研究の最先端の話を聞きたい

※諸事情により、当初告知していた第一部と第二部が入れ替わりました。トーク内容に変更はありませんが、あらかじめご了承ください。

第一部 「CONNECTING ARTIFACTS 01→02」スペシャルトーク
豊田啓介先生 X 五十嵐悠紀先生 X 新山龍馬先生 X 野老朝雄 X 舘知宏

15:00~15:05 イントロダクション
15:05~15:15 舘知宏プレゼンテーション 「つながるかたち展」について
15:15~15:25 豊田啓介プレゼンテーション
15:25~15:35 五十嵐悠紀プレゼンテーション
15:35~15:45 新山龍馬プレゼンテーション
15:45~16:15 スペシャルトーク「つながるかたち展02にむけて」豊田啓介 X 五十嵐悠紀 X 新山龍馬 X 野老朝雄 X 舘知宏

16:15~16:30 休憩

第二部 「つながるかたち」展 クロージングトーク三浦公亮先生 X 野老朝雄 X 舘知宏 
16:30~16:35 イントロダクション
16:35~16:55 三浦公亮プレゼンテーション
16:55~17:25 三浦公亮 X 野老朝雄 X 舘知宏  クロストーク
17:25~17:30 Q&A, クロージング

  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。
  • イベントはZoomを使用して配信する予定です。
  • 当日のZoomのURLは11月23日(火・祝)の昼頃に、ご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。
  • 参加者の方からオンラインイベントの進行を妨げるような行為があった場合は、イベントから退出いただく可能性があります。予めご了承ください。

参加時にご記入いただいた個人情報(お名前やご連絡先)は、運営元の株式会社ロフトワーク・有限責任事業組合FabCafeとイベント登壇者及び主催団体のみで保管し、結果の分析および、ご案内以外では利用いたしません。また情報の開示および、第三者への提供は行いません。

主催:「つながるかたち」展実行委員会、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館

イベント協力: FabCafe Tokyo

  • 「つながるかたち」展実行委員会

  • 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館

  • イベント協力

Information

日時

2021.11.23 (火) (祝) 15:00 – 17:30 オンライン開催 UTC+09:00

会場

Online

参加費

無料

開催終了

FabCafe Newsletter

新しいTechとクリエイティブのトレンド、
FabCafeで開催されるイベントの情報をお伝えします。