Meetup
- #参加受付中
「街と建築、その周辺」は、建築の “周辺” にある様々なトピックを入口に、多様な専門家とともに街への関わり方を一緒に考え、小さな行動に移すミートアップイベントです。第2回となる今回のテーマは「しなやかな社会のための “インフラ” 考」。老朽化や気候変動に対する都市におけるインフラ・レジリエンスに対して、実践者とともに考えます。
2025.6.13 (金) UTC+09:00
18:30 – 20:30 (開場 18:15)
「参加する」ボタンをクリックすると申込フォームへ移動します。
開催主旨
都市政策から個人の暮らしに至るまで、「インフラ」は私たちの生活を見えないところで支え続けています。それは単なる設備やシステムではなく、届けるための設備、維持・更新のための仕組み、そしてそれを担う人々の不断の努力と技術によって成り立っています。
一方で、「都市の経年による設備の老朽化」や「気候変動に伴う災害」など、インフラを取り巻く前提条件そのものが大きく変化しつつあります。維持管理や点検の手法、新素材の導入、デジタルシミュレーションなど、持続可能性を見据えた新たなアプローチが求められる今こそ、社会をしなやかに保つ仕組みの再設計が必要です。
今回のミートアップでは、水・ガス・空調といった基幹インフラに関わる多様な実践者をお招きし、「縁の下の力持ち」として見過ごされがちな現場の取り組みに光を当てます。そして単なる事例紹介にとどまらず、それぞれの話を入口に、都市を構成する空間、制度、技術、関係性にどうフィードバックできるのかを参加者と共に問い直します。
このイベントは、「インフラレジリエンス」という言葉が持つ「被害を防ぐ」「保全する」といった従来の枠組みを乗り越え、変化に応じてつながり方を更新する“しなやかさ”としてのレジリエンスを、都市にどう実装できるかを共に考える場でもあります。建築・空間デザイン、都市政策、さらには市民や異分野の専門家といった多様なプレイヤーが、自らの立場から関わり直すための視点を発見する場です。専門性の周辺から、都市と社会を再び編み直すための新しい接続点を、ともに探っていきましょう。
Keywords / Topics
しなやかな都市性
・・・災害や老朽化などの不確実性に対応しつつ、人の暮らしの質や地域の多様性を包摂する都市のあり方。インフラの可視化
・・・これまで見えにくかった基盤設備やそれを支える人々・技術を「語る」「感じる」対象として捉え直すアプローチ。共創的メンテナンス
・・・維持管理や更新といった“裏方”のプロセスに、異分野・市民も含めた共同の関与を促す思想と実践。実装としてのテクノロジー
・・・サスティナビリティやウェルビーイングといった価値を、現場ごとに異なる条件に合わせて具体化する技術や仕組みのあり方。
こんな方におすすめ
・街のステークホルダーと関わりあいながら街づくりを行うための新しい価値基準に触れたい、デベロッパー・ゼネコン・公的機関などで街づくりに携わる方
・暮らす・働く人が自ら街のデザインへ関わるためのオルタナティブな方法論について関心のある、建築・空間デザインに携わる方
・サスティナビリティやウェルビーイングの時代に向けた新しいデザイン・テクノロジーに携わる方
タイムテーブル(予定)
18:30-18:35 ご挨拶・主旨説明
18:35-19:20 プレゼンテーション x3組
19:20-19:30 休憩
19:30-20:00 クロストーク・質疑応答
20:00-20:30 ネットワーキング(交流会)
登壇者
*登壇者の情報は随時更新されます。
プレゼンテーションテーマ : インフラとしての空気と、新たな価値を生み出す空気
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関 康一郎
ダイキン工業株式会社
2006年 ダイキン工業株式会社入社。「うるさら7」などプロダクトデザインを担当。2015年から「見えない空気を愛されるものにする」というダイキンデザインフィロソフィーのもと、「空気のデザイン」に取り組み、空気で解決できる空間のUX創造、コア技術の見える化による協創促進、ユーザーとのコミュニケーションデザインに携わる。2023年から大阪万博プロジェクトと商品開発GRにてアセアンの商品企画担当を兼務。
■ 参考記事:大阪・関西万博の海辺の会場で「高原の空気」を味わう
2006年 ダイキン工業株式会社入社。「うるさら7」などプロダクトデザインを担当。2015年から「見えない空気を愛されるものにする」というダイキンデザインフィロソフィーのもと、「空気のデザイン」に取り組み、空気で解決できる空間のUX創造、コア技術の見える化による協創促進、ユーザーとのコミュニケーションデザインに携わる。2023年から大阪万博プロジェクトと商品開発GRにてアセアンの商品企画担当を兼務。
■ 参考記事:大阪・関西万博の海辺の会場で「高原の空気」を味わう
プレゼンテーションテーマ : 当たり前を守る、ガスインフラのしなやかさ
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北川 敬太
株式会社山田商会 くらし事業部 熱田桜田店営業グループ 係長 / 株式会社オーヴァル建築設計事務所 主任(出向)
1993年8月生まれ。学生時代は野球一筋に打ち込む。2012年岐阜県立岐阜商業高等学校を卒業後、株式会社山田商会に入社。BtoC向けのガス機器販売、リフォーム工事、都市ガス会社の委託業務を担当し、顧客対応力や課題解決能力を磨く。2020年に同社グループ会社である株式会社オーヴァル建築設計事務所の設立を契機に出向。設計から施工管理までリフォーム・リノベーション工事を一貫して担当し、現場に携わりながらプロジェクト推進力を磨く。長男誕生をきっかけにウェルビーイングな社会実現への関心を抱き、働くことを通じて豊かな未来づくりに貢献することを目指している。
1993年8月生まれ。学生時代は野球一筋に打ち込む。2012年岐阜県立岐阜商業高等学校を卒業後、株式会社山田商会に入社。BtoC向けのガス機器販売、リフォーム工事、都市ガス会社の委託業務を担当し、顧客対応力や課題解決能力を磨く。2020年に同社グループ会社である株式会社オーヴァル建築設計事務所の設立を契機に出向。設計から施工管理までリフォーム・リノベーション工事を一貫して担当し、現場に携わりながらプロジェクト推進力を磨く。長男誕生をきっかけにウェルビーイングな社会実現への関心を抱き、働くことを通じて豊かな未来づくりに貢献することを目指している。
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柴田 真帆
株式会社山田商会 営業本部 リビング営業部 リビング工事課
1999年12月生まれ。学生時代はよさこい部に所属。愛知淑徳大学交流文化学部を卒業後、2022年に株式会社山田商会へ入社。リビング工事課に配属され、新築戸建てやアパートを中心に、内管工事の工程管理や現場管理を担当。職人さんとの密なコミュニケーションを通じてチームをまとめながら、ガス施工の監督(監理士)として責任を持った業務に従事している。建築業界の男性主体の環境下で、同社で唯一の女性現場監督として、現場から会社に新たな価値を届ける挑戦を続けている。職人さんや関係者との連携を大切にし、誰もが安心して働ける現場づくりに取り組むことを心掛けている。
1999年12月生まれ。学生時代はよさこい部に所属。愛知淑徳大学交流文化学部を卒業後、2022年に株式会社山田商会へ入社。リビング工事課に配属され、新築戸建てやアパートを中心に、内管工事の工程管理や現場管理を担当。職人さんとの密なコミュニケーションを通じてチームをまとめながら、ガス施工の監督(監理士)として責任を持った業務に従事している。建築業界の男性主体の環境下で、同社で唯一の女性現場監督として、現場から会社に新たな価値を届ける挑戦を続けている。職人さんや関係者との連携を大切にし、誰もが安心して働ける現場づくりに取り組むことを心掛けている。
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株式会社 山田商会
YAMADA SHOKAI Co.,LTD.
“株式会社山田商会は1906年の創業以来、愛知県・岐阜県・三重県を基盤にガス・水道工事を中心とした事業を通じて地域の生活インフラを支えてきました。その間、変わらず大切にしてきた思いがあります。それは、与えられた仕事に対して真面目に取り組むこと。その思いは、今も企業のDNAとして脈々と受け継がれています。いつの時代も、お客さまに必要とされる会社を目指し、「山田商会にしかできない仕事」「他の追随を許さない仕事」をこれからも追求していきます。”(*公式Webサイトより)
“株式会社山田商会は1906年の創業以来、愛知県・岐阜県・三重県を基盤にガス・水道工事を中心とした事業を通じて地域の生活インフラを支えてきました。その間、変わらず大切にしてきた思いがあります。それは、与えられた仕事に対して真面目に取り組むこと。その思いは、今も企業のDNAとして脈々と受け継がれています。いつの時代も、お客さまに必要とされる会社を目指し、「山田商会にしかできない仕事」「他の追随を許さない仕事」をこれからも追求していきます。”(*公式Webサイトより)

■ 関連情報:『FLEXIBLE ↻ AWARDS』
FLEXIBLE ↻ AWARDS (主催:株式会社山田商会)は、「FLEX(変化に適応するしなやかさ)」と「ABLE(未来を切り開く可能性)」が融合する創造的な技術・表現・活動を広く募集する、プロダクトデザインのアワードです。2025年夏には、愛知県名古屋市熱田区にある山田商会本社1階ショールームにて、ファイナリスト5名によるグループ展の開催を予定しています。しなやかで、未来への可能性に満ちた、暮らしをより豊かにするフレキシブルな作品をお待ちしています!
企画・運営
本イベントは、FabCafe Kyoto 運営元の株式会社ロフトワーク主催により実施いたします。
お問合せは下記までメールにてお願いいたします。
kyoto.marketing@loftwork.com (担当:木下)
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木下 浩佑
株式会社ロフトワーク, FabCafe Kyoto ブランドマネージャー
京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita
これまでの『街と建築、その周辺』
第1回(2025年9月開催)のテーマは「都市と分解」。循環型経済(サーキュラーエコノミー)への転換を目指すなかで重要となるキーワード「分解」について、建築設計 / 生活とシステム / 都市と生態系 …などの視点から立体的に考える機会となりました。
■ 街と建築、その周辺 vol.1 開催情報:https://loftwork.com/jp/event/20240905_cas01
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日時
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2025.6.13 (金) 18:30 – 20:30 (開場 18:15) UTC+09:00
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会場
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FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
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参加費
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1,000円(1ドリンク付)
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定員
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40名
「参加する」ボタンをクリックすると申込フォームへ移動します。