Talk Event
- #参加受付中
- #入場無料
製造業とスタートアップの共創をテーマに、オープンイノベーションの実践知を共有するシンポジウムを開催します。シリコンバレーや関西・中部の事例をもとに、短期間での製品化や技術・ノウハウの水平連携を実現する仕組みに注目。大企業の現場課題に応える新たな連携戦略を考えます。
2025.8.19 (火) UTC+09:00
16:00 – 18:30 (開場 15:45)
「参加する」ボタンをクリックすると、申込フォームへ移動します。
製造業とスタートアップの協業を加速する、新たな共創支援の形を探る
スタートアップとの連携が叫ばれて久しい中で、多くの大企業、特に製造業における新規事業担当者が「どのように共創を進めればよいのか」という実務的な課題に直面しています。本イベントは、そうした現場の悩みに応えるべく、スタートアップとのオープンイノベーションをいかに具体的に進めていくかをテーマに、実践的なヒントとネットワークを提供するプログラムです。
シリコンバレーを含む国内外の先進事例や最新動向をふまえつつ、地域における製造業コミュニティの持つ可能性と役割に焦点を当て、大企業とスタートアップが真に機能する共創関係を築くための視座と具体的な戦略を提示します。
「製造業コミュニティ」の意義とは?
本イベントでは、従来の業界やサプライチェーンの枠組みを超え、地域の事業者同士が技術やノウハウを水平に交換できる “製造業コミュニティ” に着目しました。昨今、ディープテックスタートアップが新たなイノベーションの担い手として期待を集めています。ただディープテックスタートアップはBtoCではなく、BtoBやBtoBtoBといった既存のサプライチェーンとの連携が不可欠となっています。しかもこうした連携体制はビジネス開始時からある程度想定する必要があり、サプライチェーンを構成する企業同士の信頼関係も非常に重要な要素になっています。こうした信頼関係の礎になるものこそ「地方の繋がり」であり、その中に地域産業の新たな展開を切り拓く可能性があると考えています。
こんな方におすすめ
・技術導入にとどまらず「短期間での製品化・アウトプット」を初期段階から視野に入れた、スタートアップとの連携・協業の手法を探している、大企業の新規事業担当者の方
・地場製造業を核にしたスタートアップエコシステムに関心があるVC、投資家、金融機関の方
・業界を越えた技術連携や人材交流に関心があり、ものづくり現場の可能性を広げたい製造業関係者の方
関連記事
ハードテックに特化したベンチャーキャピタルのMonozukuri Venturesとロフトワークが「モノづくりイノベーションラボ」を始動
https://loftwork.com/jp/news/2025/06/18_monozukuri-ventures
” 2025年6月18日に、ロフトワークはMonozukuri Ventures(以下「MZV」)とともに、製造業企業のオープンイノベーション推進を支援する新たなプラットフォーム「モノづくりイノベーションラボ(Monozukuri Innovation Lab、以下「MIL」)」を共同で立ち上げました。
本取り組みは、スタートアップと製造業の連携に潜む「やってみたけどうまくいかない」「期待した成果が出ない」といった現場の声に応え、実効性ある協業モデルの構築を目指すものです。
MILでは、MZVのスタートアップ支援と技術実装の知見に加え、ロフトワークが培ってきた未来構想力、共創がうまれるエコシステムの初期設計や、組織の意図と連携目的を結びつける設計力を活かし、単なる技術導入にとどまらない持続的な協業の実現を目指します。”
プログラム
16:00 – 16:05 ご挨拶
・京都府 商工労働観光部 部長 上林 秀行
16:05 – 16:15 イントロダクション:「スタートアップ × 大企業連携の取り組み」
・Monozukuri Ventures オープンイノベーションリーダー 横溝 真衣
16:15 – 16:45 基調講演:「シリコンバレーにおけるハードテックVCの役割」
・Matter Venture Partners 日本代表 高乗 正行
16:45 – 17:15 パネルセッションI:「中部/関西が目指すスタートアップエコシステム」
・Matter Venture Partners 日本代表 高乗 正行
・i-nest capital Partner 本蔵 俊彦
・Monozukuri Ventures CEO 牧野 成将
17:15 – 17:45 パネルセッションII:「地域における製造業コミュニティ「『MIサロン』」
・愛知県経済産業局スタートアップ推進課 主査 金丸 良
・兵庫県産業労働部新産業課新産業創造 班長 高橋 桐子
・ロフトワーク FabCafe Kyoto ブランドマネージャー 木下 浩佑
-
牧野 成将
Monozukuri Ventures CEO
フューチャーベンチャーキャピタルやサンブリッジにて製造業やIT分野のシードステージ企業への投資を行う。また京都や大阪の自治体等と連携してインキュベーションやアクセラレーションを立ち上げスタートアップエコシステムの構築に尽力。2015年、京都試作ネットと連携してハードウェアスタートアップの試作支援を行うMonozukuri Venturesを創業。2017年にスタートアップの試作と投資を行う国内初のファンド「MBC Shisakuファンド(1号ファンド)」を設立。現在、日本・アメリカのハードウェアやディープテックスタートアップに約60社への投資や製造業企業とのオープンイノベーションを推進する。
フューチャーベンチャーキャピタルやサンブリッジにて製造業やIT分野のシードステージ企業への投資を行う。また京都や大阪の自治体等と連携してインキュベーションやアクセラレーションを立ち上げスタートアップエコシステムの構築に尽力。2015年、京都試作ネットと連携してハードウェアスタートアップの試作支援を行うMonozukuri Venturesを創業。2017年にスタートアップの試作と投資を行う国内初のファンド「MBC Shisakuファンド(1号ファンド)」を設立。現在、日本・アメリカのハードウェアやディープテックスタートアップに約60社への投資や製造業企業とのオープンイノベーションを推進する。
-
横溝 真衣
Monozukuri Ventures マーケティング
大手製造メーカーで開発エンジニアを経て、海外工場向けグローバルERPシステム企画を中心に海外各所サプライチェーン管理のDX化を実施。2014年リクルートに転職。複数の新規事業案件を推進後、大規模ポータルサイトにおいて、プロダクト責任者・組織責任者として事業戦略立案や事業運営を担当。数百億規模の事業グロースを実現。現在はMonozukuri Venturesにて製造業企業のオープンイノベーション推進に関わる一方で、自らもスタートアップ支援を行っている。
大手製造メーカーで開発エンジニアを経て、海外工場向けグローバルERPシステム企画を中心に海外各所サプライチェーン管理のDX化を実施。2014年リクルートに転職。複数の新規事業案件を推進後、大規模ポータルサイトにおいて、プロダクト責任者・組織責任者として事業戦略立案や事業運営を担当。数百億規模の事業グロースを実現。現在はMonozukuri Venturesにて製造業企業のオープンイノベーション推進に関わる一方で、自らもスタートアップ支援を行っている。
-
高乗 正行
Matter Venture Partners 日本代表
Matter Venture Partners 日本代表。
1993年日商岩井(現・双日)に入社。情報産業部門を経て、米国シリコンバレー駐在。
2001年に半導体EC通販を展開する株式会社チップワンストップを創業。2004年東証マザーズに上場、2011年世界最大のエレクトロニクス商社Arrow Electronicsへ売却。以降、2023年まで同社の日本代表および米国本社副社長も兼務し、グローバル経営に携わる。2024年よりシリコンバレーのハードテック特化のベンチャーキャピタルMatter Venture Partners日本代表、神戸大学客員教授、双日株式会社顧問。
神戸大学理学部卒業。神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了(MBA)。経済同友会幹事。Matter Venture Partners 日本代表。
1993年日商岩井(現・双日)に入社。情報産業部門を経て、米国シリコンバレー駐在。
2001年に半導体EC通販を展開する株式会社チップワンストップを創業。2004年東証マザーズに上場、2011年世界最大のエレクトロニクス商社Arrow Electronicsへ売却。以降、2023年まで同社の日本代表および米国本社副社長も兼務し、グローバル経営に携わる。2024年よりシリコンバレーのハードテック特化のベンチャーキャピタルMatter Venture Partners日本代表、神戸大学客員教授、双日株式会社顧問。
神戸大学理学部卒業。神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了(MBA)。経済同友会幹事。
-
本蔵 俊彦
i-nest capital Partner
東京大学理学系大学院卒業後、同大学特任助手としてゲノム解析研究に従事。その後、研究と事業の橋渡しの役割に惹かれ、ビジネスの世界へ転身。国内証券会社にてアナリスト、外資系コンサルティング会社マッキンゼー&カンパニー、政府系投資ファンドの産業革新機構を経て、大阪大学の技術を基に、革新的DNAシーケンサー開発に挑むクオンタムバイオシステムズを設立。シリコンバレーに研究開発拠点を構え、現地でチーム組成、半導体会社と提携し、研究成果を米国大手事業会社へ売却。現在は、i-nest capitalにて関西/中部圏を中心に、グローバル志向のディープテックへの出資、支援をしている。コロンビア大学MBA。
東京大学理学系大学院卒業後、同大学特任助手としてゲノム解析研究に従事。その後、研究と事業の橋渡しの役割に惹かれ、ビジネスの世界へ転身。国内証券会社にてアナリスト、外資系コンサルティング会社マッキンゼー&カンパニー、政府系投資ファンドの産業革新機構を経て、大阪大学の技術を基に、革新的DNAシーケンサー開発に挑むクオンタムバイオシステムズを設立。シリコンバレーに研究開発拠点を構え、現地でチーム組成、半導体会社と提携し、研究成果を米国大手事業会社へ売却。現在は、i-nest capitalにて関西/中部圏を中心に、グローバル志向のディープテックへの出資、支援をしている。コロンビア大学MBA。
-
金丸 良
愛知県 スタートアップ推進課 主査
1988年生まれ、名古屋市出身。南山大学法学部卒業後、新卒で愛知県に入庁。中小企業の経営支援や航空宇宙産業支援部門、三菱UFJ リサーチ コンサルティングに研修派遣を経て、2019年にスタートアップ推進課の立ち上げに合わせて参画。2024年10月にオープンしたSTATION Aiのスタートアップ支援メニューの設計やManufacturing/GX領域に特化したアクセラレーションプログラムの運営に携わる。プライベート活動として、NPO や中小企業のプロボノ支援等も経験。
1988年生まれ、名古屋市出身。南山大学法学部卒業後、新卒で愛知県に入庁。中小企業の経営支援や航空宇宙産業支援部門、三菱UFJ リサーチ コンサルティングに研修派遣を経て、2019年にスタートアップ推進課の立ち上げに合わせて参画。2024年10月にオープンしたSTATION Aiのスタートアップ支援メニューの設計やManufacturing/GX領域に特化したアクセラレーションプログラムの運営に携わる。プライベート活動として、NPO や中小企業のプロボノ支援等も経験。
-
高橋 桐子
兵庫県 産業労働部 新産業課 新産業創造班長
兵庫県生まれ、兵庫県育ち。兵庫県庁入庁後、職員の人材育成、環境政策、県産農林水産物の輸出促進、国際交流等の業務に従事し、2023年4月からスタートアップ支援を担当。社会課題解決と経済成長を牽引するイノベーション創出に向けて、国内外のスタートアップと県内企業のオープンイノベーション、スタートアップの海外展開支援等に携わる。2025年から、地域産業の強みと連携したイノベーション創出を強化するため、ものづくりスタートアップ創出支援をスタート。
兵庫県生まれ、兵庫県育ち。兵庫県庁入庁後、職員の人材育成、環境政策、県産農林水産物の輸出促進、国際交流等の業務に従事し、2023年4月からスタートアップ支援を担当。社会課題解決と経済成長を牽引するイノベーション創出に向けて、国内外のスタートアップと県内企業のオープンイノベーション、スタートアップの海外展開支援等に携わる。2025年から、地域産業の強みと連携したイノベーション創出を強化するため、ものづくりスタートアップ創出支援をスタート。
-
木下 浩佑
FabCafe Kyoto Brand Manager / Loftwork
京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
お問い合わせ
本イベントに関するお問合せは、メールにて下記までお願いいたします。
kyoto.marketing@loftwork.com (担当:木下)
ー
共催:京都オープンイノベーションコミュニティ運営委員会(京都府、京都リサーチパーク、Monozukuri Ventures) 、株式会社ロフトワーク
後援:デロイトトーマツベンチャーサポート
協力:愛知県、兵庫県
-
日時
-
2025.8.19 (火) 16:00 – 18:30 (開場 15:45) UTC+09:00
-
会場
-
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
Google mapで開く -
参加費
-
無料(事前予約制)
-
定員
-
現地参加 30名 / オンライン視聴 無制限
「参加する」ボタンをクリックすると、申込フォームへ移動します。