Workshop

Global Goals Jam Kyoto / Umekoji 2025

「京都のB面」のまち梅小路から考える、新しい持続的な関係性のプロトタイピングする2日間のワークショップ

  • #参加受付中

様々な人がクリエイティブな発想や力を持ち寄りSDGsへ貢献する世界規模の市民参加型ワークショップ「Global Goals Jam (GGJ)」。2025年は、日本初の中央卸売市場と近年盛り上がるクリエイティブな拠点が混ざり合う「梅小路」エリアを舞台に開催します。(共催:京都産業大学 アントレプレナーシップ学環、合同会社TSUKUM、FabCafe Kyoto)

2025.9.13 (土) – 2025.9.14 (日)  UTC+09:00

KYOTO MAKERS GARAGE | Google mapで開く

20名(定員に達ししだい受付終了)

5,000円(学生は2,000円)

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「参加する」ボタンをクリックすると申込フォームへ移動します。(応募締切:8/24(日) 23:59)

Global Goals Jamとは

Global Goals Jamは、持続可能な開発目標、SDGs (Sustainable Development Goals) の達成に向け、グローバルな視点で持続可能性を考え、ローカルな課題解決のアイデアを生み出す2日間の国際的な市民参加型ワークショップです。2日間のグループワークを通じて、SDGsへと繋がるサービス・プロダクト・アイデアをつくっていきます。Global Goals Jamは2016年に始まり、世界中でこれまで250以上の都市で500以上のワークショップが開催され、18000人以上が参加し、アイデアが生み出されています。

デザイン手法とデザインスプリントのプロセスを共通言語とし、専門性や年齢、分野を超えた共創を目指します。Global Goals Jamで生まれた成果は、インターネットを通じてクリエイティブ・コモンズライセンスの下で公開され、世界の共有知となります。

■ Globl Goals Jam 公式ウェブサイト:https://globalgoalsjam.org/
■ 参考記事:SDGsにデザイン思考で挑む!世界90都市で開催される2日間のワークショップ「Global Goals Jam」

「まちとの関わりしろ」をプロトタイピングする2日間

京都でのGlobal Goals Jamは、2018年に始まり、コロナ禍においては他都市ともオンラインで連携しながら、京都市街地に位置するFabCafe Kyotoを拠点に開催を続けてきました。2023年は、京都の木材を支えてきた歴史をもつ地域 京北(けいほく)で、地域の気候風土に根差したものづくりや、それらを育んできた森、里山と寄り添うためのテクノロジーの在り方を探るワークショップを実施。

2025年は、京都駅から一駅のローカルエリア「梅小路」を舞台に開催します。市場、クリエイティブな拠点、観光地、住宅地が混ざり合う梅小路。この多様なまちだからこそ生まれる可能性を探り、未来に向けた新しい関係性や価値のあり方をプロトタイピングします。

💬AIに聞いてみよう:梅小路ってどんな場所?

Global Goals Jam Kyoto / Umekoji 2025 の舞台となる「京都・梅小路エリア」について知ることができる対話型AIを用意しました。今回は、Googleの対話型AIツール「NotebookLM」を使って、これまでに集めた梅小路に関する資料をもとにAIと対話できる特設チャットを公開しています。エリアの特徴やキーワードを事前に知ることで、ワークショップへの理解もぐっと深まります。

📌 こんな質問ができます:
・梅小路って京都のどのあたり?
・京都市中央市場はどんな場所?
・梅小路で「ものづくり」が盛んなのはなぜ?
・「B面文化」ってなに?梅小路とどう関係あるの?
・梅小路にはどんな人が集まっているの?

参加をご検討中の方も、どうぞお気軽にAIとの対話をお試しください!

🔗 AIチャットのリンクはこちら(Googleアカウントへのログインが必要です)

京都・梅小路でのプロジェクトテーマ

テーマA.「モノづくり施設を地域にひらき、梅小路で行き交う人々との接点をどうつくるか?」

▼ プロジェクト概要
若手のアーティストやエンジニア、アントレプレナーが活動拠点とするエリアの一角にある「Kyoto Makers Garage」は、クリエイターのための場として、日々さまざまな制作や学びが行われています。しかし、その活動はまだクリエイターの中で完結しがちであり、地域の日常や住民、通行人などとの交わりが限定的です。このテーマでは、KMGが「地域にひらかれた場」として機能し、いつもは関わらない人と自然につながり、関わり、支え合う状態をどうデザインできるかを探ります。

■ プロジェクトパートナー:Kyoto Makers Garage(合同会社TSUKUM)

テーマB.「市場のあるまち梅小路ならではの「食べる」と「育てる」のつながりとは?」

▼ プロジェクト概要
京都市中央市場という食のインフラ空間のある梅小路エリア。育てる・かえす・わけあう ── そんな行為を通じてどのような出会いや繋がりが生まれる可能性があるでしょうか。京都でまちなかのコミュニティ畑「KYOTO URBAN FARM」プロジェクトを行うJam Sessionzさんとともに、梅小路ならではの食の循環の在り方と人と人が関わり合う仕組みをデザインします。

■ プロジェクトパートナー:Jam Sessionz(株式会社ジャムセッションズ)

テーマC.「京都の“表(A面)”だけじゃない——「B面文化」のまち・梅小路から見つめ直す、市場の未来とは?」

▼ プロジェクト概要
寺社仏閣や伝統文化に象徴される“京都のA面”とは異なる、日常の営みと創造的な活動が混ざり合う“B面”のまち・梅小路。 その中心にある京都市中央市場は、日本初の中央卸売市場として1927年に開設され、現在は単なる食材の流通拠点ではなく、地域にとっての共有資産であり、生活を支えるインフラでもあります。 このプロジェクトでは、「卸売市場」がこれからもまちのなかで生き続けるために、梅小路の持つB面的な価値や、市民参加・創造的活動によって支えられる「クリエイティブタウン」としてのあり方を再定義していきます。

■ プロジェクトパートナー:QUESTION 梅小路

こんな人におすすめ

・持続可能なまちづくり、都市計画に興味がある方
・SDGsや創造的な社会課題解決に取り組んでいる方
・自らの専門性を社会課題へ活かしたい方
・世界で起きている課題を自分の言葉で語れるようにしたい方、自分ごと化したい方
・デザインスプリントの手法に興味がある方
・ワークショップやアイデアソンのアウトプットをアイデアのままで終わらせず実際に形にしたい方


開催概要

Global Goals Jam Kyoto / Umekoji 2025

・日 時: 2025年 9月13日(土) – 9月14日(日)
・会 場: Kyoto Makers Garage / QUESTION 梅小路
・参加費: 一般:5,000円 / 学生:2,000円
・言 語: 日本語 (※ワークショップ中の言語は日本語を使用します。最終プレゼンテーションでは国際的な発信のため英語で表現できるように発表資料をまとめます。)

*上記に加え、9月3日(水)20:00〜21:00に、オリエンテーションを兼ねたプレワークショップをオンライン開催します。

注意事項(あらかじめご確認のうえお申込みください。

■ 参加条件
・2日間通して参加いただくプログラム内容となっています。いずれか1日のみの参加はできません。
・どなたでもご参加いただけますが、特に以下のスキルを一つ以上持ち合わせている方を歓迎しています! [グラフィックデザイン、スケッチ、映像編集、写真撮影、工作、デジタルファブリケーション、フィールドリサーチ、プロダクトデザイン、サウンドデザイン、ウェブ制作、プログラミング、デザイン思考、企画立案 など]
・情報保障などのサポートが必要な場合はお申し出ください。

■ 食事
・Day1、Day2 ともに、ワークショップ終了後に交流会を予定しています。各日程、2,000円〜2,500円程度を目安にお食事をご用意いたします。お申込み後、別途詳細をご案内いたします。

■ 交通・宿泊
・交通費・宿泊費は参加費のなかには含まれません。
・宿泊される方は各自でご予約をお願いします。
(参考)会場近くのホテル:KAGAN HOTEL、Stay SAKURA Kyoto 丹波口、ホテル エミオン京都、京都 梅小路花伝抄、ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路、梅小路ポテル京都

■ 体調・安全の管理
・屋外でのフィールドワークを伴います。汚れてもよい、体温調節のしやすい服装でお越しください。また、体調のすぐれない方は参加をご遠慮ください。
・刃物等を用いた工作の際は、ご自身で安全に気をつけて作業を行なってください。

■ 記録
・ワークショップ中は、写真や動画での記録撮影を行います。後日、レポート記事や動画等で公開される旨、あらかじめご了承ください。
・イベント中の議論(音声・テキスト)は、個人が特定されない形に加工のうえ、レポート作成や内容整理などを目的に、生成AIを含む外部ツールを用いて分析・活用する場合があります。

■ ワークショップで生まれたアイデア・成果物の扱い
・Global Goals Jamで生まれた成果は、インターネットを通じてクリエイティブ・コモンズライセンスの下で公開され、世界の共有知となります。


タイムテーブル(予定)

Day 0(オンライン):9/3(水) 20:00-21:00

・イントロダクション
・アイスブレイク
・Day 1のフィールドリサーチに向けた準備

Day 1(現地開催):9/13(土) 7:00-17:00

7:00 チェックイン:Kyoto Makers Grage 集合
7:15 【Sprint 1】朝の市場フィールドワーク(早朝にしか見ることができない卸売市場エリアを実際に歩いて回ります)
 // ランチ //
13:15 【Sprint 2】アイデア発想
16:00 Day 1のプレゼンテーション
17:30 交流会

Day 2(現地開催):9/14(日) 9:00-16:30

9:00 チェックイン:Kyoto Makers Grage 集合
9:30 【Sprint 3】プロトタイピング
 // ランチ //
13:15 【Sprint 4】発表の準備
15:00 最終プレゼンテーション
16:00 クロージング
16:30 終了
17:00 交流会


企画・運営メンバー

  • 伊藤 慎一郎

    京都産業大学 情報理工学部 准教授 , アントレプレナーシップ学環設置準備委員

    “Design By People” の観点から、3Dプリンタ等を活用したデジタル創作活動とその技術である「デジタルファブリケーション」、包摂社会を目指す参加型デザイン手法「インクルーシブデザイン」を軸に教育・研究を行う。オランダ・アムステルダムでの留学経験から多様な人々が共に生きる社会の在り方に興味を持つ。2016年より国連開発計画とアムステルダム応用科学大学によるSDGsに資する国際的市民参加型ワークショップ「Global Goals Jam」を福岡・京都で開催。九州大学芸術工学部音響設計学科、同大学院芸術工学府デザインストラテジー専攻修了。九州大学大学院 芸術工学研究院研究院長戦略室を経て現職。FabAcademy修了。
    https://www.kyoto-su.ac.jp/faculty/professors/ise/ise_ito_shinichiro.html

    “Design By People” の観点から、3Dプリンタ等を活用したデジタル創作活動とその技術である「デジタルファブリケーション」、包摂社会を目指す参加型デザイン手法「インクルーシブデザイン」を軸に教育・研究を行う。オランダ・アムステルダムでの留学経験から多様な人々が共に生きる社会の在り方に興味を持つ。2016年より国連開発計画とアムステルダム応用科学大学によるSDGsに資する国際的市民参加型ワークショップ「Global Goals Jam」を福岡・京都で開催。九州大学芸術工学部音響設計学科、同大学院芸術工学府デザインストラテジー専攻修了。九州大学大学院 芸術工学研究院研究院長戦略室を経て現職。FabAcademy修了。
    https://www.kyoto-su.ac.jp/faculty/professors/ise/ise_ito_shinichiro.html

  • 木下 浩佑

    株式会社ロフトワーク, FabCafe Kyoto ブランドマネージャー

    京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
    https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita

    京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
    https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita

  • 徳山 倖我

    次世代のワクワクさん・合同会社TSUKUM 代表

    自称、次世代のワクワクさん。2023年8月、京都産業大学情報理工学部在学中に合同会社TSUKUMを設立。教育コンテンツの開発運営や小中学生向けプログラミング教室などを展開する。2025年4月には、モノづくりコワーキングスペース「Kyoto Makers Garage」を事業継承し運営中。「Make your WAKUWAKU !」という理念の下、自分の中から湧き出る“ワクワク”のままに今この瞬間を面白がり、如何に冒険的に生きるかを日々探求中。
    https://www.kyotomakersgarage.com/

    自称、次世代のワクワクさん。2023年8月、京都産業大学情報理工学部在学中に合同会社TSUKUMを設立。教育コンテンツの開発運営や小中学生向けプログラミング教室などを展開する。2025年4月には、モノづくりコワーキングスペース「Kyoto Makers Garage」を事業継承し運営中。「Make your WAKUWAKU !」という理念の下、自分の中から湧き出る“ワクワク”のままに今この瞬間を面白がり、如何に冒険的に生きるかを日々探求中。
    https://www.kyotomakersgarage.com/

お問い合わせ

本イベントに関するお問い合わせは下記までメールにてお願いいたします:
京都産業大学 情報理工学部 伊藤慎一郎 | shin[at]cc.kyoto-su.ac.jp ※[at]を@に変更してください。


共催:京都産業大学 アントレプレナーシップ学環、合同会社TSUKUM、FabCafe Kyoto
協力:QUESTION 梅小路、 Jam Sessionz(株式会社ジャムセッションズ)


過去の「Global Goals Jam Kyoto」コミュニティのワークショップアーカイブ動画

Information

日時

2025.9.13 (土) – 2025.9.14 (日) UTC+09:00

会場

KYOTO MAKERS GARAGE
Google mapで開く

参加費

5,000円(学生は2,000円)

定員

20名(定員に達ししだい受付終了)

参加する

「参加する」ボタンをクリックすると申込フォームへ移動します。(応募締切:8/24(日) 23:59)

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