Hands-on
- #参加受付中

都市デザインやサウンド作家などさまざまな視点を持つアンバサダーとともに、五感をフル活用しながら京都の伏見・宇治・八幡エリアを探索するツアー形式のワークショップ。AIナビアプリ「timespace」を活用して、「自分で発見し、編集する」新しい観光のかたちを体験しましょう。(共催:株式会社timespace、京阪ホールディングス株式会社 企画運営:株式会社ロフトワーク、FabCafe Kyoto)
2025.11.1 (土) UTC+09:00
10:00 – 16:00 ※荒天時は11月9日(日)に順延
「参加する」ボタンをクリックすると申込フォームへ移動します。
※本イベントの会場は、FabCafe Kyotoではございません。ご参加予定の方は、お間違いのないようご注意ください。
※本イベントは、予定通り11月1日(土)に実施といたします。
アンバサダーと紡ぐ、新しい旅のかたち
アート・デザイン・建築・音楽など様々な視点を持つアンバサダーと参加者が、京都の伏見・宇治・八幡エリアを探索するワークショップ。参加者は実際に街を歩きながら、自分が「グッとくる瞬間」や「面白い」と感じた場所を記録します。
ワークに使用するのは、AI地図アプリ「timespace」。自分の気になる風景やポイントを、「POI(地図上の地点)」として記録し、それらを組み合わせてオリジナルのツアーコンテンツを作成します。最後は参加者が作ったツアーとAIが提案するツアーを比較検証することで、人間の感性とAI技術による新しい観光体験の可能性を探求。従来の決められたルートを巡る観光から、個人の感性で地域の魅力を再編集する能動的な都市体験へと転換することを目指します。
アンバサダーや最新のアプリケーションとともに、これまでの「決められたルートを巡る」観光から、「自分で発見し、編集する」新しい観光のかたちを体験しましょう。
プログラム内容
1. アンバサダー・timespaceとの出会い|10:00-11:00
アート、デザイン、食、音楽など多様な分野で活躍するアンバサダーと一緒に、それぞれの専門性を活かした視点で京都を探索します。
アンバサダーとの交流をはじめ、timespaceの使い方についても説明します。
2. フィールドリサーチ|11:00-14:30
伏見・宇治・八幡エリアを実際に歩きながら、「なぜその瞬間を撮ったか」をtimespaceで記録し、オリジナルのPOIを発見・登録します。
3. ツアーのコラージュワークショップ|14:30-16:00
収集したPOIを組み合わせて物語的なツアーを作成し、AIによるツアー提案と比較検証。あなただけの京都観光ルートが完成します。
※プログラムは、予告なく変更される場合があります。
※交通費は各自の負担となります。
まちの歴史や人との関係性を読み解きながら、滞在のあり方をテーマに活動されている都市デザイナーの杉田真理子さん。フィールドレコーディングをはじめ、土地の音、人々との会話など「聴覚」を通じて風景を立体的に浮かび上がらせるおおしまたくろうさん。プリン山(狩尾神社)など地域に根ざした「日常」を見る視点を共有した『金沢民景』をはじめ、住民が作り出した風景を収集してきた建築家の山本周さん。まちの見え方、捉え方、聴こえ方、味わい方——それぞれの専門性を通じて、京都を多層的に体験します。
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杉田真理子
都市デザイナー
2016年ブリュッセル自由大学アーバン・スタディーズ修了。2021年に都市体験のデザインスタジオ(一社)for Citiesをアムステルダムで立ち上げ、共同代表理事として、国内外で市民参加型の都市デザイン・まちづくりプロジェクトを手掛ける。2019年より京都に拠点を移し、京都左京区にて1934年築の洋館を改修した複合アート施設「Bridge Studio」を立ち上げ。京都における都市の政策策定やまちづくりに関わる。これまでヨーロッパ、北米、アフリカなどでの海外生活の経験を活かし、文化芸術分野でのキュレーションや新規プログラムのプロデュース、ディレクション、ファシリテーション、アーティストとしての表現活動などを、国内外を軽やかに横断しながら活動を行う。共著・編著に『多拠点で働く: 建築・まちづくりのこれから』(2023)、『海外・多拠点で働く: 十六組による建築と都市の実践』(2025 / ユウブックス)。
2016年ブリュッセル自由大学アーバン・スタディーズ修了。2021年に都市体験のデザインスタジオ(一社)for Citiesをアムステルダムで立ち上げ、共同代表理事として、国内外で市民参加型の都市デザイン・まちづくりプロジェクトを手掛ける。2019年より京都に拠点を移し、京都左京区にて1934年築の洋館を改修した複合アート施設「Bridge Studio」を立ち上げ。京都における都市の政策策定やまちづくりに関わる。これまでヨーロッパ、北米、アフリカなどでの海外生活の経験を活かし、文化芸術分野でのキュレーションや新規プログラムのプロデュース、ディレクション、ファシリテーション、アーティストとしての表現活動などを、国内外を軽やかに横断しながら活動を行う。共著・編著に『多拠点で働く: 建築・まちづくりのこれから』(2023)、『海外・多拠点で働く: 十六組による建築と都市の実践』(2025 / ユウブックス)。
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おおしまたくろう
サウンドマン
情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科修了。音の実験ワークショップ「SOUNDやろうぜ」主宰。PLAY A DAYをモットーに、身近な道具を改変した楽器の制作とそれらを組み合わせた少し不思議な音楽活動を行う。音楽の名を借りたユーモアにより社会をマッサージする。近作にスケートボードとエレキギターを合体させて街のカタチを演走する《滑琴(かっきん)》、作家の耳を模したサウンドボックスを実家に送り母親の耳かき音をライブ配信する『帰省されるイヤー』、耳型マイクを身につけた2人の奏者の動きを作曲する《擬似耳人(ぎじじじん)》など。2017年『PLAY A DAY』で学生CGコンテスト·アート部門の優秀賞を受賞。2024年『滑琴狂走曲 in 秋田!カッキンラプソディー·イン·アキタ』でやまなしメディア芸術アワードの優秀賞を受賞。
撮影:堺 俊輔
情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科修了。音の実験ワークショップ「SOUNDやろうぜ」主宰。PLAY A DAYをモットーに、身近な道具を改変した楽器の制作とそれらを組み合わせた少し不思議な音楽活動を行う。音楽の名を借りたユーモアにより社会をマッサージする。近作にスケートボードとエレキギターを合体させて街のカタチを演走する《滑琴(かっきん)》、作家の耳を模したサウンドボックスを実家に送り母親の耳かき音をライブ配信する『帰省されるイヤー』、耳型マイクを身につけた2人の奏者の動きを作曲する《擬似耳人(ぎじじじん)》など。2017年『PLAY A DAY』で学生CGコンテスト·アート部門の優秀賞を受賞。2024年『滑琴狂走曲 in 秋田!カッキンラプソディー·イン·アキタ』でやまなしメディア芸術アワードの優秀賞を受賞。
撮影:堺 俊輔
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北澤雅彦
おこぶ北淸 店主
伏見の商店街で生まれ育った、創業100年を超える老舗昆布店「おこぶ北淸」の四代目。デザイナー経験を生かし、商店街と芸術大学とのコラボ映画制作・銭湯上映企画のほか、中書島辨天祭舟渡御復興プロジェクトや、伏見出身の染色史家吉岡幸雄氏ドキュメンタリー『紫』上映会など、地域と表現を結ぶ活動に携わる。まち歩きツアーガイドとしても、伏見の七つの商店街や酒蔵を案内し、「なぜこの路地に人が住み、なぜこの店がここにあるか」を語りながら、風景・歴史・暮らしをつなぐ視点を提示している。 現在は中書島繁栄会会長として、地域の文化を”場”として再編集し、土地の記憶と暮らしを可視化しつつ、伏見の新たな物語を紡ぎ続けている。
伏見の商店街で生まれ育った、創業100年を超える老舗昆布店「おこぶ北淸」の四代目。デザイナー経験を生かし、商店街と芸術大学とのコラボ映画制作・銭湯上映企画のほか、中書島辨天祭舟渡御復興プロジェクトや、伏見出身の染色史家吉岡幸雄氏ドキュメンタリー『紫』上映会など、地域と表現を結ぶ活動に携わる。まち歩きツアーガイドとしても、伏見の七つの商店街や酒蔵を案内し、「なぜこの路地に人が住み、なぜこの店がここにあるか」を語りながら、風景・歴史・暮らしをつなぐ視点を提示している。 現在は中書島繁栄会会長として、地域の文化を”場”として再編集し、土地の記憶と暮らしを可視化しつつ、伏見の新たな物語を紡ぎ続けている。
timespaceとは
時間を設定するとAIが現在地からのツアー内容を提案してくれるナビアプリ。従来のナビが決まった目的地に導くのに対し、timespaceは『まだ決まっていない次の行き先』を提案します。ツアーの要素であるPOI(Point of Interest・地図上の地点)は、SNSのように一般の方が登録可能。あなたの好みを学習し、グッとくる場所へのルートを自動的に組み立てることで、目的地を決めずに街を歩く楽しさと新たな発見を提供することができます。


◎ 参考記事:Forbes Japan「AIと感性が紡ぐ“移動”の再定義 ~ 井口尊仁 SXSW 2025挑戦記」
…AIナビアプリ「timespace」がSXSW会場でもたらしたインパクトはなんだったのか?現地での反響を元に取材された記事。地元住民ですら気が付かなかった、新しい行き先をAIが自然に提案してくれる、その新機軸の体験が詳しく伝えられています。
◎関連イベント:トーク×セッション「都市と感性の未来地図」
…2025年7月にFabCafe Kyotoで開催されたイベント。プロトタイプの京都初上陸を記念した前回からついに本格実装が進み、本イベントでは実際に体験いただけるようになりました!
こんな人におすすめ
- 新規事業やエリアマネジメントにカルチャーの視点・体験を取り入れたい方
- 伝統文化の継承と現代的解釈の両立に関心を持つクリエイターや文化従事者の方
- 流行に左右されず独自の審美眼や価値観を大切にするデザイナーやアーティストの方
- クラフトマンシップや手仕事の価値を理解し、ものづくり文化に敬意を持つ方
- 学際的なアプローチで新しい知識や体験の獲得を重視する研究者や教育関係者の方
- 地域コミュニティとの協働や文化的活動への積極的な参加を志向する方
- AIと感性のナビゲーションがもたらす「未来の都市体験」に興味がある方
- 都市開発、まちづくり、地域活性における AI・センシング技術の活用方法に関心がある方
会場について
御香宮神社 参集館
平安時代の貞観4年(862年)、境内から香りの良い水が湧き出し、清和天皇から「御香宮」の名を賜った神社。神功皇后を主祭神とし、安産の神として信仰を集めています。境内には環境省名水百選に選ばれた「御香水」が湧いています。会場となる参集館は、昭和9年に上皇陛下の御生誕記念として建てられた歴史ある建物で、月桂冠11代目当主・大倉恒吉氏の献納により誕生しました。和洋折衷の美しい大変由緒ある建築物です。

お問い合わせ先
本イベントに関するお問合せは下記までメールにてお願いいたします。
メールアドレス: an.kato@loftwork.com (担当:加藤)
注意事項:あらかじめご確認のうえお申込みください
- 荒天時は11月9日(日)に順延いたします。
- 11月9日(日)の予備日については、アンバサダーが変更となる場合がございます。予備日での開催が決定した際には、アンバサダーの参加有無を含めた詳細を改めてご案内いたします。
- 参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日主催·協力団体(株式会社timespace、京阪ホールディングス株式会社、株式会社ロフトワーク、FabCafe)のwebサイトやSNSで紹介する場合があります。個人情報の取り扱いについては下記をご確認ください。
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- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
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日時
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2025.11.1 (土) 10:00 – 16:00 ※荒天時は11月9日(日)に順延 UTC+09:00
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会場
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御香宮神社 参集館
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参加費
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無料(交通費実費)
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定員
-
30名(予約優先 / 先着順)
「参加する」ボタンをクリックすると申込フォームへ移動します。







