サーキュラーデザインスクランブル｜めぐる視点で未来の事業価値を描くワークショップ

循環型ビジネスを検討する際に有効なデザイン（サーキュラーデザイン）の考え方を学び、実際の企業が抱える課題をテーマに循環型ビジネスアイデアを発想するワークショップ。サーキュラーデザインについて知るだけでなく、実際にアイデア発想を体験することで、自社に学びを持ち帰っていただき、循環型ビジネスへのアプローチを検討するヒントが得られます。

サーキュラーデザインとは

製品やサービスを「廃棄を前提に作る」のではなく、「循環を前提に設計する」考え方。サーキュラーエコノミーの三原則（廃棄物の排除・資源の高価値循環・自然再生）を実装することを目的に、素材選定から回収スキーム、ビジネスモデルまでを包括的に再設計します。サーキュラーデザインの実践は、企業に資源リスクの低減、新たな価値創出、ブランド強化、そして規制対応を同時にもたらします。

–– 参考：「サーキュラーデザイン 持続可能な社会をつくる製品・サービス・ビジネス」水野大二郎・津田和俊 著, 学芸出版社（2022）

WORKSHOP PROGRAM

「サーキュラーデザインスクランブル」は様々な業種や職種の参加者が1つのチームになり、テーマオーナーとなる方の自社で抱える課題をテーマにして、循環型ビジネスのアイデアを考え合う共創のワークショップです。

① 基調講演「循環型ビジネスを発想する視点」（13:00-13:10）

長島絵未 氏 / 株式会社ロフトワーク バイスMTRLマネジャー
素材起点のイノベーションを支援するMTRL事業部に所属し、化学メーカーや素材メーカーをクライアントとしたプロジェクトを推進。サーキュラーエコノミーとサステナブル素材に関わる仕組みのデザインと実践を行なっている。

② グループワークショップ（13:30-17:00）

製造業を中心とした岐阜県内の企業が実際に循環の視点から抱えている、リアルな事業課題をテーマに、
グループワーク方式で事業課題の分析とその突破の切り口となるアイデア創出を体験していただきます。

テーマオーナー事業者

株式会社サンウエスパ
主な取り組み：古紙回収業/再生資源卸売業/ 古着輸出事業/ バイオエタノール事業/ クラフトジン製造販売事業 など

株式会社スーパーメイト
主な取り組み：ショッピングカート・買い物かごなど店舗什器の開発・製造・販売 / ペットボトルキャップの資源循環（回収～再製品化）

長谷虎紡績株式会社
主な取り組み：繊維製品・カーペットの 製造・加工・販売/ 環境負荷の少ない 素材開発 など

リスパック株式会社
主な取り組み：食品用プラスチック容器の 製造販売/ バイオマスプラの 製品化・開発 など

③ ネットワーキング（17:00-17:30）

講演者やテーマオーナー事業者等、参加者のみなさまとの挨拶や情報交換など、ご自由に交流の時間としてお過ごしください。