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SINIC理論から、2020年代の社会をつかむ。
人の創造性や可能性を高める、近未来社会を目指すオムロンのヒューマンルネッサンス研究所が、みなさんと共にこれからの「ありたい姿」を考えるオンラインイベントです。
2021.3.24 (水) UTC+09:00
19:00 – 20:40
Online
無料 当日のウェビナー(ZOOM)のURLは3月24日(水)の昼頃に、ご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。
Zoomを利用してオンライン開催します。
※お申し込み締切は3月24日(水)12:00までとなっております。
SINIC理論から、2020年代の社会をつかむ。
もっと自分らしく、やりたいことができる。人の創造性や可能性を高める、人と機械の「融和」の世界実現を目指すオムロンが、未来の創造に向けた「問い」を発信し、みなさんと共に「ありたい姿」を考えるオンラインイベントです。
社会が目まぐるしく変化する時代において、1970年に発表された未来予測理論がにわかに注目を集めています。それは、オムロン株式会社の創業者・立石一真らが論じた「SINIC理論」です。
SINIC理論では、現在の社会を「最適化社会」と位置付けます。社会のさまざまなシーンで「最適化」による利便性・安全性の向上が模索される今、奇しくも新型コロナウィルスの世界的大流行による混乱が、その動きを加速させています。まさに、難解かつ複雑化する社会課題への応急処置的な対策だけでは、もはや社会は立ち行かないことを、私たちは実感し始めています。
では、私たちが暮らすこれからの社会はどうあると良いのでしょうか。また、私たちひとり一人にこれから求められることはどのようなことでしょうか。
行き当たりばったりではなく、持続可能なよりよい社会・暮らしの実現を目指す中で、私たちが本当の意味で生きる歓びを感じられるようにしていくには、どのような考えや行動が望まれるのでしょうか。
1月下旬に開催し、大盛況のうちに幕を閉じたウェビナー「OMRON Human Renaissance vol.1」。
その後、2回にわたり実施したワークショップ「OMRON Human Renaissance vol.2」。
そこでは、問題意識をみなさんと共有し、私たちひとり一人にとっての未来社会イメージの言語化にトライしてきました。
今回のイベントでは、「SINIC理論」そのものの深掘りはもちろんのこと、ワークショップでのみなさんとのディスカッションを受けて、未来予測理論による社会変化の捉え方、未来創造のあり方について探っていきます。
また、来たるべき「自律社会」、その先の「自然社会」へ繋がるテクノロジーを含めて、お二方のゲストとともにディスカッションを進めていきます。
50年前に描いた社会像が現実となった未来予測理論「SINIC理論」
オムロンには、経営の羅針盤として息づく「SINIC理論」が存在します。「SINIC理論」とは、社会のニーズを先取りした経営をするためには、未来の社会を予測する必要があるとの考えから、オムロン創業者・立石一真らが1970年の国際未来学会で発表した理論です。パソコンやインターネットも存在しなかった高度経済成長のまっただ中に発表されたこの理論は、情報化社会の出現など、21世紀前半までの社会シナリオを、高い精度で描き出しています。
SINICとは“Seed-Innovation to Need-Impetus Cyclic Evolution”の頭文字をとったもので、新しい科学が新しい技術を生み、それが社会へのインパクトとなって社会の変貌を促すというもの。もうひとつの方向は、社会のニーズが新しい技術の開発を促し、それが新しい科学への期待となるというもの。この2つの方向が相関関係により、お互いが原因となり結果となって社会が発展していくという理論です。本イベントでは、この「SINIC理論」をもとにこれからの社会像を描いていきます。
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市原えつこ
メディアアーティスト
1988年、愛知県生まれ。早稲田大学文化構想学部表象メディア論系卒業。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。アートの文脈を知らない人も広く楽しめる作品性と日本文化に対する独特のデザインから、国内外の新聞・テレビ・ラジオ・雑誌等、世界中の多様なメディアに取り上げられている。主な作品に、大根が艶かしく喘ぐデバイス《セクハラ・インターフェース》、虚構の美女と触れ合えるシステム《妄想と現実を代替するシステムSRxSI》、家庭用ロボットに死者の痕跡を宿らせ49日間共生できる《デジタルシャーマン・プロジェクト》等がある。
1988年、愛知県生まれ。早稲田大学文化構想学部表象メディア論系卒業。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。アートの文脈を知らない人も広く楽しめる作品性と日本文化に対する独特のデザインから、国内外の新聞・テレビ・ラジオ・雑誌等、世界中の多様なメディアに取り上げられている。主な作品に、大根が艶かしく喘ぐデバイス《セクハラ・インターフェース》、虚構の美女と触れ合えるシステム《妄想と現実を代替するシステムSRxSI》、家庭用ロボットに死者の痕跡を宿らせ49日間共生できる《デジタルシャーマン・プロジェクト》等がある。
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江渡浩一郎
産業技術総合研究所主任研究員/慶應義塾大学SFC 特別招聘教授/メディアアーティスト
東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。1997年、アルス・エレクトロニカ賞グランプリを受賞(sensoriumチーム)。2001年、日本科学未来館「インターネット物理モデル」制作。2011年、ニコニコ学会βを発足。グッドデザイン賞ベスト100、アルス・エレクトロニカ賞栄誉賞を受賞。産総研では「利用者参画によるサービスの構築・運用」をテーマに研究を続ける。主な著書に『ニコニコ学会βのつくりかた』、『進化するアカデミア』、『ニコニコ学会βを研究してみた』、『パターン、Wiki、XP』。2017年、科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(理解増進部門)受賞。
東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。1997年、アルス・エレクトロニカ賞グランプリを受賞(sensoriumチーム)。2001年、日本科学未来館「インターネット物理モデル」制作。2011年、ニコニコ学会βを発足。グッドデザイン賞ベスト100、アルス・エレクトロニカ賞栄誉賞を受賞。産総研では「利用者参画によるサービスの構築・運用」をテーマに研究を続ける。主な著書に『ニコニコ学会βのつくりかた』、『進化するアカデミア』、『ニコニコ学会βを研究してみた』、『パターン、Wiki、XP』。2017年、科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(理解増進部門)受賞。
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金岡 大輝
FabCafe Tokyo CTO
英国で建築を学んだ後、持ち前の幅広いデジタルファブリケーションの知識を活かしFabエンジニアとしてFabCafe Tokyoの立ち上げに参加。Fab部門のリーダーを務め、テクニカルワークショップなどを主宰。その後、Noiz Architectsにてコンピューテーショナルデザインを駆使した建築設計に携わる。
2015年ロフトワーク入社。デジタルファブリケーションの知識と海外とのネットワークを活かし、世界各地のFabCafeの立ち上げ・海外クリエイターとのコラボレーションや作品制作・自治体や海外大学との教育プログラム設計・アート展示ディレクション・コミュニティ運営・コンピューショナルデザインを駆使したプロジェクト企画などを幅広く手がける。
2019年よりFabCafe Tokyo CTOとしてFabCafe Tokyoのリーダーを務める。
英国で建築を学んだ後、持ち前の幅広いデジタルファブリケーションの知識を活かしFabエンジニアとしてFabCafe Tokyoの立ち上げに参加。Fab部門のリーダーを務め、テクニカルワークショップなどを主宰。その後、Noiz Architectsにてコンピューテーショナルデザインを駆使した建築設計に携わる。
2015年ロフトワーク入社。デジタルファブリケーションの知識と海外とのネットワークを活かし、世界各地のFabCafeの立ち上げ・海外クリエイターとのコラボレーションや作品制作・自治体や海外大学との教育プログラム設計・アート展示ディレクション・コミュニティ運営・コンピューショナルデザインを駆使したプロジェクト企画などを幅広く手がける。
2019年よりFabCafe Tokyo CTOとしてFabCafe Tokyoのリーダーを務める。
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柳原 一也
Loftwork, FabCafe MTRLディレクター
大阪府出身。2018年ロフトワークに入社し、翌年からMTRLに所属。大阪の編集プロダクションで情報誌や大学案内などの制作を行った後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科へ入学。身体性メディアプロジェクトに所属し、修士課程修了後リサーチャーとしてHaptic Design Projectの運営に携わる。プライベートでは大学院時代の友人と「GADARA」名義で自然物とテクノロジーの調和をテーマに制作活動を行っている。
大阪府出身。2018年ロフトワークに入社し、翌年からMTRLに所属。大阪の編集プロダクションで情報誌や大学案内などの制作を行った後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科へ入学。身体性メディアプロジェクトに所属し、修士課程修了後リサーチャーとしてHaptic Design Projectの運営に携わる。プライベートでは大学院時代の友人と「GADARA」名義で自然物とテクノロジーの調和をテーマに制作活動を行っている。
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田口智博
株式会社ヒューマンルネッサンス研究所, 主任研究員
1976年生まれ。コンサルティング会社、自動車メーカーシンクタンクを経て、2008年、株式会社ヒューマンルネッサンス研究所(HRI)に入社。主任研究員として、最近ではオムロングループ長期ビジョン策定プロジェクトへの参画、未来予測理論「SINIC理論」にもとづくコミュニケーション活動へ従事している。
1976年生まれ。コンサルティング会社、自動車メーカーシンクタンクを経て、2008年、株式会社ヒューマンルネッサンス研究所(HRI)に入社。主任研究員として、最近ではオムロングループ長期ビジョン策定プロジェクトへの参画、未来予測理論「SINIC理論」にもとづくコミュニケーション活動へ従事している。
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中間 真一
株式会社ヒューマンルネッサンス研究所, 代表取締役社長
1959年生まれ。慶応義塾大学工学部卒業、埼玉大学大学院(経済学)修了。株式会社ヒューマンルネッサンス研究所の創設メンバーとして参画し、SINIC理論に基づいた未来社会研究に従事して現在に至る。「自動」「自律」「自然」をテーマとした人とテクノロジーのインタラクション、「遊」「学」「働」の未来展望など、フィールドで未来予兆を探索し、「てら子屋」など未来の担い手が育つフィールドづくりも手がける。共著書に『スウェーデン―自律社会を生きる人びと―』(早稲田大学出版部)、『北欧学のフロンティア』(ミネルヴァ書房)など。
1959年生まれ。慶応義塾大学工学部卒業、埼玉大学大学院(経済学)修了。株式会社ヒューマンルネッサンス研究所の創設メンバーとして参画し、SINIC理論に基づいた未来社会研究に従事して現在に至る。「自動」「自律」「自然」をテーマとした人とテクノロジーのインタラクション、「遊」「学」「働」の未来展望など、フィールドで未来予兆を探索し、「てら子屋」など未来の担い手が育つフィールドづくりも手がける。共著書に『スウェーデン―自律社会を生きる人びと―』(早稲田大学出版部)、『北欧学のフロンティア』(ミネルヴァ書房)など。
こんな人におすすめ
・未来予測に関する理論/議論に興味がある
・イノベーションの方法について議論したい
・自分なりにこれからの「社会像」を思い描き、多様な参加者と議論したい
・新しい表現、テクノロジーに興味がある
・これからの社会をオムロンと多様な角度から検討したい
イベントへのご参加を検討されている方へ
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
- ウェビナーの様子は、ZoomとYoutube Liveにて生中継、レコーディングされます。
- 当日のウェビナー(ZOOM)のURLは3月24日(水)の昼頃に、「参加」からご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。
- お申し込み締切は3月24日(水)12:00までとなっております。
個人情報の取扱について
参加時にご記入いただいた個人情報(お名前やご連絡先)は、運営元の株式会社ロフトワーク・有限責任事業組合FabCafeとイベント登壇者及び主催企業のみで保管し、結果の分析および、ご案内以外では利用いたしません。また情報の開示および、第三者への提供は行いません。しません。また情報の開示および、第三者への提供は行いません。
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19:00 - 19:10
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イントロダクション
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19:10 - 19:20
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「SINIC理論」について
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19:20 - 19:35
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ゲストプレゼンテーション
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19:35 - 19:40
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休憩
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19:40 - 19:50
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ワークショップの振り返り
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19:50 - 20:35
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クロストーク
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20:35 - 20:40
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クロージング
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日時
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2021.3.24 (水) 19:00 – 20:40 UTC+09:00
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会場
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Online
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参加費
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無料 当日のウェビナー(ZOOM)のURLは3月24日(水)の昼頃に、ご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。
Zoomを利用してオンライン開催します。
※お申し込み締切は3月24日(水)12:00までとなっております。