元WIRED編集長のクリス・アンダーソン著『MAKERS』により広く知られるようになった”メイカーズムーブメント“。
2013年には日本でも3Dプリンターがメディアに取り上げられることにより大ブームとなった。
同ムーブメントは「モノのロングテール」とも呼ばれ、誰もがアイデア一つで製造業になり、創ったものを売れる時代になりつつある。
しかし、”ものづくり“の民主化は、本来、日本的インターネットの得意とするところではなかっただろうか?
たとえば、海洋堂に代表されるニッチなフィギュア市場は国内だけで300億円を超えると言われる。
また、音楽の世界ではインターネット登場以後、初音ミクの登場とニコニコ動画により音楽制作レイヤーのアンバンドル(分離)が起こった。
トヨタ・ソニーなど製造業の伝統を持つ日本ならば、もっと先進的な「ものづくり2.0」を起こすことができるのではないだろうか?
今回のイベントでは本テーマを語るにふさわしいメンバーが集まることとなった。
3Dプリンティングセンター「IsaacStudio」を運営する株式会社nomad代表の小笠原治氏、紹介動画がYouTubeで290万再生を記録し話題の”空中浮遊”装置を開発したメディアアーティストの落合陽一氏、トヨタ自動車(株)を経てznug design を設立しまったく新しい自動車や工業製品を生み出し続けるデザイナー/クリエイティブコミュニケーター/znug design代表の根津孝太氏、脳波で動くネコミミ”necomimi”の開発者でフリープランナーの加賀谷友典氏、そして宇野常寛の5人である。司会にはジャーナリストの堀潤氏を迎えた。
日本版メーカーズムーブメント「ものづくり2.0」の未来はどうなるのか? その可能性を考える。
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日時
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2014.5.11 (日) UTC+09:00
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会場
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FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F
京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分
03-6416-9190
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