Talk Event
- #参加受付中
Bio-Moon Lab(バイオムーンラボ)は、現代アーティストであるローラ・ベネトンによって創設された、アート・サステナビリティ・科学的探究を融合させた革新的なプロジェクトです。本プロジェクトでは、生物発光の可能性を探求しながら、培養皿や液体培養でVibrio Fischeri(ビブリオ・フィッシェリ)菌を培養し、現代アートにおける人工照明の持続可能な代替手段として「バイオライト」の開発を目指しています。
今回は、BioClub Tokyoとのコラボレーションのもと、FabCafeではローラ・ベネットンを迎え、レクチャーおよび展示ツアーを開催します。彼女の受賞プロジェクト「BIO-MOON Lab」について深く掘り下げるトークをお楽しみいただき、展示を巡る特別な機会にぜひご参加ください。
2025.3.4 (火) UTC+09:00
18:30 – 21:00
50
無料
Bio-Moon Lab(バイオムーンラボ)は、生物発光の探究を通じて、アート、サステナビリティ、科学的探究を融合させた革新的な学際的プロジェクトです。本プロジェクトでは、発光する細菌「Vibrio Fischeri(ビブリオ・フィッシェリ)」を培養皿や液体培養で育成し、現代アートにおける従来の人工照明に代わる持続可能な選択肢として「バイオライト」の開発を目指しています。
本プロジェクトの視覚的表現は月の満ち欠けを反映し、生命と光の自然のリズムを想起させます。このテーマ探求の集大成として、デジタルイメージ、没入型のライトインスタレーション、そしてリアルタイムで生物発光を生み出す独自のバイオライトという、三つの異なる作品が制作されました。
中心となる作品「Bio-Moon」は、月の満ち欠けを視覚的に表現したデジタル・ジークレー版画であり、蝶の羽の形をした培養皿を取り入れることで、「変容」や生物システムの相互関係を象徴しています。
このインスタレーションでは、観客が幻想的に生まれるバイオライトを直接体験できる場を提供します。光を「生きた有機的な媒体」として再構築することで、Bio-Moon Labはアートとサステナビリティが交わる点についての対話を生み出し、環境意識に根ざした新たな創造表現の可能性を照らし出します。
この革新的なアプローチを通じて、本プロジェクトは生物システムの可能性を芸術的実践に活かすことへの理解と関心を深めるインスピレーションを与えます。
crQlr Awards 2024 受賞者ローラ・ベネトンによるレクチャー&展示ツアーにぜひご参加ください。彼女の受賞プロジェクト「BIO-MOON LAB」や最新の作品について、より深い議論をお楽しみいただけます。
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crQlr Awards Exhibitionについて
本特別レクチャーは、crQlr(“Circular”)アワード展示会のプログラムの一環として開催されます。展示会に出展されるcrQlr Awards 受賞者たちのプロジェクト一覧は、「crQlr Summit 2025 TOKYO – Living Loops: Land, Water, City」をご覧ください。
crQlr Awardsは、より望ましい循環型社会を目指す多様なプレイヤーをつなぎ、支援するグローバルアワードです。産業を超えたコラボレーションを通じて、社会やビジネスの既成概念に挑戦し、よりレジリエントで、公平かつ再生可能な未来の実現を目指します。
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Laura Benetton(ローラ・ベネトン)
現代アーティスト
Laura Benettonは、ロンドンを拠点に、他分野で横断的に活動する現代アーティストであり、アートとサイエンスの交差点で創作を行っています。彼女の作品は、生物発光や運動科学といった科学現象からインスピレーションを得ており、生成的なプロセスを持つのが特徴です。表現手法は多岐にわたり、ペインティング・パフォーマンス、ライトインスタレーション、彫刻、バイオアートなど、幅広いメディアを用いて制作しています。
過去10年間の活動は国際的に評価されており、主な展示歴には、Arnaldo Pomodoro Artist’s Residency(イタリア)、Jardine Orange Residency(中国・深圳)、Affordable Art Fair(ニューヨーク・香港)、HubArt gallery(イタリア)、The Houses of Parliament(英国)などがあります。近年の受賞歴としては、2022年に Artiq Gallery のアーティスト・イン・レジデンス賞、同年の Landmark Prize 第3位受賞があります。2023年には、バルセロナの Institute of Biomedicine によるアーティスト・イン・レジデンス賞を受賞。2024年には、プロジェクト「WFP dance」が、バルセロナの国際的なアート・音楽・テクノロジーフェスティバル SONAR に選出され、展示されました。Website: https://www.laurabenetton.co.uk/
Laura Benettonは、ロンドンを拠点に、他分野で横断的に活動する現代アーティストであり、アートとサイエンスの交差点で創作を行っています。彼女の作品は、生物発光や運動科学といった科学現象からインスピレーションを得ており、生成的なプロセスを持つのが特徴です。表現手法は多岐にわたり、ペインティング・パフォーマンス、ライトインスタレーション、彫刻、バイオアートなど、幅広いメディアを用いて制作しています。
過去10年間の活動は国際的に評価されており、主な展示歴には、Arnaldo Pomodoro Artist’s Residency(イタリア)、Jardine Orange Residency(中国・深圳)、Affordable Art Fair(ニューヨーク・香港)、HubArt gallery(イタリア)、The Houses of Parliament(英国)などがあります。近年の受賞歴としては、2022年に Artiq Gallery のアーティスト・イン・レジデンス賞、同年の Landmark Prize 第3位受賞があります。2023年には、バルセロナの Institute of Biomedicine によるアーティスト・イン・レジデンス賞を受賞。2024年には、プロジェクト「WFP dance」が、バルセロナの国際的なアート・音楽・テクノロジーフェスティバル SONAR に選出され、展示されました。Website: https://www.laurabenetton.co.uk/
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ジーナ・グーズビー
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター
アメリカ合衆国出身。ペンシルバニア州のスワスモア大学で日本言語学部とコンピューター工学部を卒業。在学時は同志社大学に留学し、在日コリアンについて研究。コロナ禍の2年間、LGBTQ+や少数民族を軸とした書籍を扱うサブスクリプションビジネスを起業。プログラミングを通じて夢をWebページなどで再現することが好き。
アメリカ合衆国出身。ペンシルバニア州のスワスモア大学で日本言語学部とコンピューター工学部を卒業。在学時は同志社大学に留学し、在日コリアンについて研究。コロナ禍の2年間、LGBTQ+や少数民族を軸とした書籍を扱うサブスクリプションビジネスを起業。プログラミングを通じて夢をWebページなどで再現することが好き。
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FabCafe Global
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BioClub Tokyo
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日時
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2025.3.4 (火) 18:30 – 21:00 UTC+09:00
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参加費
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無料
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定員
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50
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オーガナイザー
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