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- #開催終了
お酒を飲みながら、「文字づくり」と文字を使った「モノづくり」を楽しめる一挙両得イベント「もじモノ忘年会」を、12月26日(月)に開催します!
2016.12.26 (月) UTC+09:00
19:30 – 22:00
飲んで、つくって、文字書いて
漢字書体「真四角」×Fabで年忘れ
お酒を飲みながら、「文字づくり」と文字を使った「モノづくり」を楽しめる一挙両得イベント「もじモノ忘年会」を、12月26日(月)に開催します!
「もじモノ」シリーズは、江戸文字をリデザインした漢字書体「真四角」とFabCafeのコラボイベント。今回はなんといっても忘年会ですので、酒枡にお好きな漢字を刻印した「真四角枡」でお酒を飲んだり、飛騨の天然木を使った「真四角判子」などあたらしいFabワークショップもご用意。もちろん、大人気の「真四角」文字づくりワークショップ「教えて! 文字ペン先生」も帰ってきます。
2016年の文字納め。飲んで、つくって、文字書いて、賑々しい夜を過ごしましょう。
△前回のイベントの様子
江戸文字をリメイクした書体「真四角」について
「真四角」は、文字を通じて江戸時代の美意識を現代に映すプロジェクト。ロゴタイプ・プロダクトデザイン・建築などに馴染む「洗練され・親しみのある」タイポグラフィ、約3000文字のデザインをします。「文字☓プロダクト」の多彩なコラボレーションを行い、ライフスタイルの中に日本の伝統を見出す試みを行います。
書体「真四角」は、江戸文字の一つ「角字」にインスパイアされています。「角字」は、正方形の中に水平・垂直の直線だけで構成された書体です。いわばグラフィックとして生まれた世界的にも稀な、図形的な書体です。角字の文字の崩し方を参考にしながら、一文字ずつ文字をデフォルメし、丁寧にデザインを施しました。
えらべる、3つのワークショップ
「もじモノ忘年会」では、「もじづくりWorkshop」と「モノづくりWorkshop」、全部で3つのワークショップ企画をご用意しています!
1.
もじづくりWorkshop 真四角を書いてみよう!
文字ペン先生リターンズ
江戸文字を現代のライフスタイルに合わせてデザインした漢字書体「真四角」。すべての書体が一文字ずつ人の手でデザインされているように、この真四角もまた、現在9,138文字の完成を目指して、日々IDEASKETCHのメンバーがひとつひとつデザインしています。
このワークショップでは、「真四角」の文字デザインを体験します。真四角書体の特徴は、11×11マスのグリッド上で縦と横の直線が規則的に文字を構成しているところ。真四角の「赤ペン先生」を担当している書体デザイナーの加納さんが、実際にうつくしく真四角を書くポイントをお伝えします。一見かんたんにできそうで奥深い、真四角の世界を堪能しましょう!
つくるもの:「真四角」の文字デザイン。時間内に好きなだけ体験いただけます。
参加費:ワークショップ + 2drink … 1,000円
定員:40名まで
2.
モノづくりWorkshop・A
「真四角枡」で日本酒を飲もう!
岐阜県大垣市産の酒枡に、お好きな漢字をレーザーで刻印します。イベント当日は飛騨の銘酒もご用意。檜のいい香りがする酒枡で、ぐいっとおいしい日本酒をいただいて年忘れしましょう。
役職入りの枡があれば上司へのご挨拶も怖いものなし!
呑む前にさりげなく酒癖を共有して、安心して酔いつぶれよう!
自分の好みのお酒を枡で主張しよう。
お子様には3勺枡を。カルピスを入れてもよいでしょう。
参加費 :枡/お好きな文字をレーザー刻印 + 2drink …2,000円
定員:10名まで *参加者は、もじづくりWorkshopに無料でご参加いただけます。
3.
モノづくりWorkshop・B
「真四角判子」をつくろう!
お好きな漢字で真四角の判子セットをつくるワークショップです。飛騨産の天然木を使用し、木工職人がひとつひとつ手作りしています。文字はその場でレーザーカッターで刻印します。
飛騨の広葉樹を使った判子。レーザーカッターの彫刻文字が映えます。写真のサンプルは「クリ」。当日はいろんな樹種から選べるようになります!
判子は専用のゴムにきちんと彫刻しています。四文字独立して使うこともできます。
ライトウェイトでシャープな真四角の「威風堂々」としたこの感じ…!!
参加費: 真四角判子+ 2drink …3,500円
定員:10名まで
* 参加者は、もじづくりWorkshopに無料でご参加いただけます。
真四角のおいしいコラボレーションを大発表!
佳豊庵(かほうあん) x 真四角 「葡萄菓子」
岡山県でピオーネを自家栽培している佳豊庵(かほうあん)と「真四角」のコラボレーション菓子『葡萄菓子』を発表・販売します!
『葡萄菓子』は、減農薬・除草剤不使用で栽培した大粒のピオーネをつかった、和洋のアイデアを織り交ぜた贅沢なお菓子。佳豊庵の太田佳美(おおたよしみ)さんが考案し、ひとつひとつ手づくりしています。
佳豊庵は、自家栽培ピオーネのおいしさをたくさんの方に届けるために、自家製ドライフルーツやピオーネを使ったスイーツを製造・販売しています。今回のイベントのために、はるばる岡山から『葡萄菓子』を持ってきてくれます!
ピオーネの甘さとみずみずしい香り、太田さんのこだわりがギュッと詰まった『葡萄菓子』を、ぜひこの機会に体験してください。
もじモノワークショップ・前回の様子
前回の「真四角」文字づくりワークショップ「教えて! 文字ペン先生」のようす。約40人もの方々が参加しました。
11×11のグリッド、線と線の間は2マス以上を空ける―シンプルなルールに、はじめは「なんだ、かんたんに書けちゃうんじゃない?」と思ってしまう真四角。しかし、書いているうちに正解がわからなくなってくる、パズルのような難しさがあります。
参加者が書く「真四角」文字に、「文字ペン先生」こと書体デザイナー・加納先生の赤入れが、容赦なく炸裂します!
「う〜ん、こんな考え方もあるんですねえ。おもしろいですねえ」(と、言いながら、シートにビシバシと赤字を入れていく加納先生)
真四角の絶妙なむずかしさに、ハマる人続出! みなさん、熱心に書いては赤入れを求めて加納先生の元に走ります。
ものづくりワークショップは、デジタル刺繍ミシンでつくる真四角「一文字キャップ」が大人気でした。
漢字の刺繍キャップも、真四角ならおしゃれに決まりますよ。
「もじ好き」と「モノづくり好き」が集うイベントシリーズ、「もじモノ忘年会」も乞うご期待!!
プロフィール
Yoshiyuki Kano / IDEASKETCH Inc. 書体デザイナー
書体デザイナー・UIデザイナー。フリーランスを経て、デザインスタジオ「アイデアスケッチ」を設立。1997年より書体設計を手がけ、和文・欧文書体を制作・各方面へ提供する。また、ウェブサイト、アプリケーションなどのユーザーインターフェースのデザインも手がけ、主な仕事として日本経済新聞 電子版のUIデザインなどがある。書体設計とそれを表記する媒体制作を通じて、「読む」「伝える」というシンプルな行動を促すための方法を追求している。
制作した和文書体にて東京TDC タイプデザイン賞(2006年)を受賞。
Masato Yamaguchi / IDEASKETCH Inc. アートディレクター・ペインター
法政大学を卒業後、デザインスタジオ「アイデアスケッチ」を設立。グラフィックデザインを中心にアートディレクション、グラフィック、WEBなど、多様な領域で活動を行っている。主な仕事にApogee、椎名林檎、RocketmanなどのアートワークやPVがある。東京の価値観を軸に現代美術の作品をサンプリング、マッシュアップした「Plastic Painting」のシリーズが話題を呼び、ニューヨークで 「MADE IN TOKYO」東京で「Plastic Painting」の個展を行っている。デザインとアート領域を行き交うクリエーターとして活動している。
岩岡 孝太郎 / FabCafe設立企画者 / FabCafeプロデューサー / ヒダクマ執行役員
1984年東京生まれ。千葉大学卒業後、建築設計事務所に入社し個人住宅や集合住宅の設計を担当。その後、慶應義塾大学大学院に進学しデジタルものづくりの研究制作に従事。2011年、クリエイティブな制作環境とカフェをひとつにする”FabCafe(ファブカフェ)”構想を持って株式会社ロフトワークに入社。2012年3月に東京渋谷にオープンしたデジタルものづくりカフェ”FabCafe”のプロデューサーとして、FABとクリエティブで未来をつくるプロジェクトを企画する。現在、岐阜県飛騨市にて官民共同企業である株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)の立ち上げに参画し、2016年5月にFabCafe Hidaをオープン、林業を起点とした新たなプロジェクトに挑戦する。
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日時
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2016.12.26 (月) 19:30 – 22:00 UTC+09:00
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会場
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FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F
京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分
03-6416-9190
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参加費
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1000円
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定員
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60名