Exhibition

展示:REAL [UN]REAL ESTATE

架空の不動産屋が渋谷に出現!? 現実・ゲーム・物語が交わる3つの体験

  • #参加受付中
  • #入場無料

日常の暮らしを3Dスキャンで記録・保存。その空間データを新たな“[不]不動産”として、ゲームやマンガ、VRなどの活用に向け公開する「UN REALESTATE」がFabCafe Tokyoに登場。現実・ゲーム・物語が交わる3つの体験をお楽しみください。

2026.2.6 (金) – 2026.2.23 (月) (祝)  UTC+09:00

10:00 – 20:00 ※20:00以降は店舗の外から一部の作品を鑑賞できます。

FabCafe Tokyo | Google mapで開く

Free *入店時にドリンクかフードをご注文ください

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3Dデータのお部屋を扱う架空の不動産屋。でも、部屋は実在。

TOKYO [UN]REAL ESTATEは、都市に暮らす人々の「ありのままの暮らし」を3Dスキャンで記録・保存し、その空間データを新たな“[不]不動産”として展開するプロジェクトです。

収集されたデータは、ゲームやマンガ、アニメーション、映像、VR作品などに活用できるクリエイティブアセットとして公開され、クリエイターの想像力と創造力によって、実在する空間に新たな意味や物語が重ねられていきます。

本展示では、TOKYO [UN]REAL ESTATEが集めてきた、東京の「ありのままの暮らし」を紹介します。ここに並ぶ部屋のデータは、ただ眺めるための展示物ではありません。間取りや家具の配置、何気ない生活の痕跡から、次はどんな物語が生まれるのか。部屋そのものがメディウムとなり、来場者の想像力や創造力をそっと刺激します。さらに、実在する部屋のデータから生まれた探索ゲーム『幽限会社わらし不動産』も体験できます。新米の座敷わらしになって、不思議な不動産屋を訪ね、違和感や気配を手がかりに物語を追いかけてみましょう。また、架空の不動産屋をモチーフにした展示空間そのものにも、もうひとつの物語が潜んでいます。

ーーここは、オルタナティブな不動産屋が実在する世界線。
その内側を、ゆっくりとご内覧ください。

TOKYO [UN]REAL ESTATEが収集してきた実在の部屋を、マイソク(物件資料)の形式で紹介します。
間取りや家具の配置、生活の痕跡を通して、都市に暮らす人々の多様なライフスタイルを“内見”することができます。
さらに、クリエイティブへの拡張実験ショールームとして、お部屋のデータから生まれた映像作品やXR作品も紹介。
これらの部屋データを通じて、現実の都市生活がどのように記録され、クリエイターやアーティストの想像力/創造力によってクリエイティブな循環が生まれていくことを目指しています。

  • 『キメラシェアハウス』oji_chang / 清水 岳 

    キメラシェアハウスは、友人からLiDARスキャンやフォトグラメトリで3Dデータ化した部屋や物を集め、メタバース上にバーチャルシェアハウスを構築する個人プロジェクトです。現実の部屋を互いに持ち寄り、招き合うことで、互いのパーソナルな部分を共有します。限られたメンバーとその友人のみが入れるプライベートな場とすることで、実際のシェアハウスのような繋がりをバーチャルに再現し、そこから新たなコミュニティが生まれることを目指しています。



  • 『[UN]Noclip』大澤 利己

    部屋というフィルターを通して音をビジュアライズするMusic Videoです。「Noclip」は、ビデオゲームにおいて、ゲーム内でキャラクターが物理的な障害物を通り抜けることができる状態を指します。まず生活音のサンプリングを使用して楽曲を制作、数々の部屋のデータを連結させた巨大な“キメラ部屋“の中を楽曲に合わせ縦横無尽に進んでいきます。ドアからドア(または窓)という条件のみで連結したルートをどうMusic Videoという枠の中に落とし込み、体感して頂けるか思考しながら制作しました。壁を通過していく決められたルートでありながら、偶発的に組み上がった全体像が完成しました。


Studio非が手がける探索ゲーム『幽限会社わらし不動産』では、現代の座敷わらしが取り憑く家を探すため、不思議な不動産屋を訪ねるお話です。実在する東京にある部屋を探索しながら、ちょっとおかしな家具や日用品に擬態した“モノバケ”を見つけ出し『わらし不動産』の謎に迫っていきましょう。

空間に潜むナラティブ

展示空間そのものにも、ゲームの世界から広がるナラティブが潜んでいます。その違和感を感じ取りながら、空間に潜むもう一つの物語をお楽しみください。記録としての部屋、クリエイティブアセットとしての部屋、そして物語の舞台としての部屋。これら3つのレイヤーを行き来しながら、REALとUNREALのあいだにある、どこか不思議な不動産体験を味わってください。

この展示で体験するゲームは、モニターの中だけに存在するものではありません。
探索ゲーム 幽限会社わらし不動産の感覚は、展示空間そのものへと拡張されています。家具の配置や置かれた小物など、さまざまな違和感——それらは、空間に潜む“もうひとつのプレイフィールド”です。

店内には、家具や身の回りのものに擬態した妖怪“モノバケ”が潜んでいます。一見すると普通に見えるものの、よく観察するとどこか不自然なあり方をしている。それに気づくこと自体が、この空間でのゲーム体験の一部です。画面を操作するのではなく、空間を見渡し、異変を見つけることが、物語への入口になります。

そして暗くなると、この場所は幽霊専門の不動産屋「わらし不動産」へと姿を変えます。
夜にだけオープンするその不動産屋では、オーナーである“わらばあ” が、通りを行き交う人々に語りかけ始めます。何気ない言葉の中に、この不動産屋の過去や、ここに潜む謎の断片が紛れ込んでいるかもしれません。

ここでは、ゲームと展示、現実とフィクションの境界が静かに溶け合っています。
モニターの外へとにじみ出したゲーム体験と、昼と夜で表情を変える空間。そのあいだに立ち上がる、もうひとつの物語を探してみてください。

楽しみ方|How to Play

本展示は、決まった順路や明確なクリア条件を持たない、スペーステリングゲームです。カフェという日常的な空間に身を置きながら、空間そのものを味わい、違和感や気配を手がかりに物語を読み解いていきましょう。

この展示に、用意された正解はありません。
どの違和感に気づき、どんな物語を思い描くかは一人ひとり異なります。
展示を見るのではなく、空間に身を置き、味わい、気づき、想像すること。
あなたが感じ、考えたことそのものが、この展示の体験です。

1. ゆっくりと滞在し、空間を楽しむ

カフェとして開かれた空間に滞在し、飲み物を楽しみながら、周囲のしつらえや雰囲気に目を向けてみてください。
時間帯を変えて訪れるのもおすすめです。

2. 違和感を見つける

家具や日用品、配置や影、音や気配。「なぜか気になる」「どこかおかしい」、そんな小さな引っかかりは、この空間に潜む物語の入口かもしれません。
気になったものは、ぜひ写真に撮って、ハッシュタグ 「#わらし不動産 #UNREALESTATE」 を付けて投稿してみてください。
あなたの違和感が、誰かの物語とつながるかもしれません。

※ 撮影の際は、周囲のお客様が映り込まないようご配慮をお願いいたします。

3. ゲームと行き来する

会場内の体験版ゲームでは、展示と同じ世界観をデジタルで体験できます。
ゲームを遊んだあとに展示を見ると、空間の印象が変わることもあるでしょう。
展示空間とゲームを行き来することで、物語はより立体的に立ち上がっていきます。

4. 日常へ持ち帰る

展示を出たあと、普段過ごしている空間や身の回りのモノが、少し違って見えるかもしれません。
その感覚こそが、この体験の続きです。

REAL [UN]REAL ESTATEでは、皆様のご来店をお待ちしております!
ところで、このイベントページも、どこか違和感がありますね。
もしかすると家具や身の回りのものに擬態した妖怪「モノバケ」がどこかに潜んでいるのかもしれません。

…やれやれ、困った子だね。


TOKYO [UN]REAL ESTATEとは


TOKYO [UN]REAL ESTATEは、東京の多種多様な住まいと暮らしを3Dスキャンで記録し、 等身大の人間らしさを記録・考察することで、現代社会の特質や変化を読み解く「考現学」に取り組むプロジェクトです。 収集した3Dデータは、記録としてのアーカイブにとどまらず、ゲームやマンガ、アニメーション、映像、VR作品などで活用できるクリエイティブアセットとして公開し、 新しい形の”不動産”として、次世代のクリエイティブな循環に繋げていきます。クリエイターたちの創造力によって新たな意味や物語が重ねられ、新たな世界線へと広がっていくことを目指しています。

https://unrealestate.mvmnt.tokyo

MVMNT

「20XX年の伝説を創造する」をビジョンに、未知のムーブメント=現代社会に新たな世界線を生み出すスペキュラティブアートの専門ユニットです。アートドリブンで思想性・社会性のあるコンテンツをプロトタイピング。現代社会に新たな世界線を表出し、コミュニティの力でXS~XXXLまで創造的な運動を起こすことを目指します。
2024年度、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]のアーティストフェローに選出。https://mvmnt.tokyo

ゲーム『幽限会社わらし不動産』

現代社会で新米の座敷わらしとなった主人公。新米故に家がない彼女は、取り憑く物件を探すため『わらし不動産』を訪れる。しかし家を紹介するには座敷わらしとしての実力が必要だと知らされ、オーナーであるベテラン座敷わらし『座敷BBA』から研修を受けることになる。研修をこなしながらも、自身の過去や『わらし不動産』の謎へと迫っていく……
本ゲームは、東京にある実際の部屋をスキャンしたデータを活用した実験的な探索ゲームです。お部屋を探り、日用品に擬態する妖怪を見つけ出し、様々な試験を乗り越えていきましょう。https://store.steampowered.com/app/4027640

Studio非

Studio 非は東京を拠点としたインディーゲームスタジオです。主な開発メンバーは3人であり、それぞれメディアアートや建築、ネットアートの分野で活動をしています。本スタジオはホラーやSFといった分野を下敷きにして、プレイヤーが日常や現実を普段と異なる角度から見ることができるゲームを目指し制作をしています。また我々はゲーム実況を一つの映像作品として捉えており、ゲーム実況とどのような相互作用を生み出すことができるかという点も重視しています。主なタイトル「p.i.」(2024)、「親切()な駅」(2025)https://www.hi-xor.studio

主催

Information

日時

2026.2.6 (金) – 2026.2.23 (月) (祝) 10:00 – 20:00 ※20:00以降は店舗の外から一部の作品を鑑賞できます。 UTC+09:00

会場

FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F

京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分

03-6416-9190
Google mapで開く

参加費

Free *入店時にドリンクかフードをご注文ください

オーガナイザー

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