Workshop
- #参加受付中
- #誰でもウェルカム

修理を通じて、生活者がサステナブルな社会づくりに参加できる「リペアカフェ」が世界中に広がりつつあります。リペアカフェってどんな場所? 何が必要? また、続けていくために大切なことは?
そんな問いをもちながら、FabCafe Tokyoでは「リペアカフェをみんなでつくる」ワークショップを開催します。京都でコミュニティ・リペアを実践してきた山見拓さん(有限会社ひのでやエコライフ研究所)と一緒に手を動かしながら、リペアカフェのつくり方・続け方を考えます。
2026.7.23 (木) UTC+09:00
13:30 – 18:00
Google フォームよりお申し込みください。
モノが壊れたら、直す。少し前まで、これは当たり前の行為でした。しかし現代は、「修理するよりも買った方が安い・早い」「修理できるかどうかわからない」「そもそも、修理できるように設計されていない」などの理由から、いつの間にか私たちは修理という営みから遠のいています。
特に、スマートフォンやタブレット端末などの電子・電気機器は、使われている技術そのものがブラックボックスであること、また電波法などの法規制やメーカーが定める規定などにより、生活者自身が修理するのは困難なケースが多いようです。

私たちが修理から遠のいているのはなぜ? 5つの理由の中に心当たりはありますか?(図版監修:中村健太郎)
Keyword: “修理する権利(Right to Repair)”
「修理する権利」とは、スマートフォンやパソコン、自動車などの製品を、ユーザー自身や第三者がメーカーに頼らず自由に修理できる権利を指します。2010年代初頭のアメリカで、主に自動車やデジタル機器の所有権をめぐってメーカーがユーザーの修理する自由を阻んでいることが問題視され、市民運動として修理する権利が主張されて現実的な政策課題となりました。実際に欧州では、2021年にフランスの修理可能性ラベルが導入され、さらに2024年にEUで「修理する権利」指令が採択されました。
一方で、限りある地球環境と資源をできるだけ長く維持していくための資源循環の観点から、修理(リペア)はますますその重要性を増しています。私たちが、もう一度リペアを自分ごととして捉え直すために、どんなきっかけがあればいいでしょうか?
リペアのやり方には、大きく分けて3つあります。ひとつは、自分の持ち物を自分の手で直す「セルフ・リペア」。もうひとつが、メーカーや専門家にお金を支払って修理してもらう「サービス・リペア」。3つ目が、誰かと一緒に(Do it Together)修理する「コミュニティ・リペア」です。

コミュニティ・リペアの代表的な例は、オランダ発祥のリペアカフェ。壊れた家電や服、自転車など、身の回りのあらゆるものを持ち込むと、地域のボランティアが無料で修理してくれる場所です。
子供からお年寄りまで幅広い人々が修理をきっかけに相互に交流できることから、人々の孤立化が進む地域コミュニティを再接続させる活動としても注目されています。また、身の回りのモノの仕組みを知るテクノロジー教育やシビックサイエンスといった、ボトムアップによる創造性教育の場としての側面もあります。
現在、リペアカフェは世界に3,500箇所まで広がっており、日本においても各地で実践事例が増えています。

FabCafe Kyotoで開催した、リペアカフェの様子
そんな、じわじわと広がりつつあるリペアカフェを、FabCafe Tokyoでもやってみたい。このワークショップでは、ものづくりをオープンにすることを掲げてきたFabCafeが、今度はリペアカフェの「つくり方」を模索する過程をオープンにします!
京都で長年コミュニティ・リペアを実践してきた、(有)ひのでやエコライフ研究所の山見拓さんと一緒に、リペアカフェを実践してみませんか? リペアをしてほしい人も、修理する人=リペアラーとして参加してみたい人もどちらも大歓迎です。リペアカフェがどんな場で、どうやってつくられるのか? どうすれば活動を続けていけるか? ぜひこの機会に、手を動かしながら・話し合いながら一緒に考えてみましょう。
- ものづくりが好きな方。電子工作、裁縫、革製品づくり、木工といった特技や趣味を持っている方。
- サステナビリティに関する活動に参加してみたい方。あるいは、自分自身が主体的にそうした活動にすでに取り組んでいる方。
- 事業を通じてリペアやリファービッシュなどに取り組んでいる方。
- 自治体で、コミュニティを活性化させるための活動に関わっている方。
リペア可能な未来を準備するコミュニティ「Repaie-Able(リペア-ラブル)」
Repair-Able(リペア-ラブル)は、ハックの精神と知的好奇心を携えながら、モノの“手入れ”と“修復”にまつわるカルチャーを編み直すコミュニティ。人に楽しく、地域にやさしい。経済に実直で、自然にフレンドリー。そんなリペアカルチャーを、多彩な人々との対話と交流を通してコレクティブに実践します。


ロゴ・キービジュアルデザイン:佐藤 豊
-
山見 拓
有限会社ひのでやエコライフ研究所 取締役
省エネ、電子工作大好きMaker。オフグリッド発電、太陽熱温水器、雨水利用など、街中でもできる自然エネルギー利用を実践、研究中。エネルギー管理士、第二種電気工事士、家電製品総合エンジニア。自分の手でモノづくりやプログラミング、修理をする場「つくる、なおす、考える、月に一度の『技術の時間』」主宰。
プロフィール写真提供:株式会社オライリー・ジャパン/撮影:ただ(ゆかい)
省エネ、電子工作大好きMaker。オフグリッド発電、太陽熱温水器、雨水利用など、街中でもできる自然エネルギー利用を実践、研究中。エネルギー管理士、第二種電気工事士、家電製品総合エンジニア。自分の手でモノづくりやプログラミング、修理をする場「つくる、なおす、考える、月に一度の『技術の時間』」主宰。
プロフィール写真提供:株式会社オライリー・ジャパン/撮影:ただ(ゆかい)
山見さんの作品
自転車発電ファミコン

自転車をこいだ分だけ電気をつくることができる発電装置で、ファミコンをプレイできるシステム。
Webサイト用 オフグリットサーバー

50Wの太陽光パネル2枚から供給された電力源で稼働する、セルフホスト型の小さなオフグリッドサーバー。36Ahのバッテリーを使用し、太陽光の供給がなくても約3日間は動作する。パネルはアルミとガラス製。バッテリーは鉛蓄電池を使用。
お部屋の断熱チェッカー

家の断熱性能を調べる測定器。内窓など断熱対策の効果を確認できる。基板から躯体、プログラムまですべてオリジナルで製作。
-
金岡 大輝
FabCafe Tokyo CTO
英国で建築を学んだ後、持ち前の幅広いデジタルファブリケーションの知識を活かしFabエンジニアとしてFabCafe Tokyoの立ち上げに参加。Fab部門のリーダーを務め、テクニカルワークショップなどを主宰。その後、Noiz Architectsにてコンピューテーショナルデザインを駆使した建築設計に携わる。
2015年ロフトワーク入社。デジタルファブリケーションの知識と海外とのネットワークを活かし、世界各地のFabCafeの立ち上げ・海外クリエイターとのコラボレーションや作品制作・自治体や海外大学との教育プログラム設計・アート展示ディレクション・コミュニティ運営・コンピューショナルデザインを駆使したプロジェクト企画などを幅広く手がける。
2019年よりFabCafe Tokyo CTOとしてFabCafe Tokyoのリーダーを務める。
英国で建築を学んだ後、持ち前の幅広いデジタルファブリケーションの知識を活かしFabエンジニアとしてFabCafe Tokyoの立ち上げに参加。Fab部門のリーダーを務め、テクニカルワークショップなどを主宰。その後、Noiz Architectsにてコンピューテーショナルデザインを駆使した建築設計に携わる。
2015年ロフトワーク入社。デジタルファブリケーションの知識と海外とのネットワークを活かし、世界各地のFabCafeの立ち上げ・海外クリエイターとのコラボレーションや作品制作・自治体や海外大学との教育プログラム設計・アート展示ディレクション・コミュニティ運営・コンピューショナルデザインを駆使したプロジェクト企画などを幅広く手がける。
2019年よりFabCafe Tokyo CTOとしてFabCafe Tokyoのリーダーを務める。
-
13:30 – 13:45
-
イントロダクション
-
13:45 – 15:45
-
リペアカフェ実践
-
15:45 – 16:15
-
撤収・移動・休憩
-
16:15 – 16:45
-
山見さんによる解説
-
16:45 – 17:30
-
振り返り・アウトロダクション
-
17:30 – 18:00
-
交流
-
日時
-
2026.7.23 (木) 13:30 – 18:00 UTC+09:00
-
会場
-
FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F
京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分
03-6416-9190
Google mapで開く -
参加費
-
4,000円 *受付時に店頭でお支払ください。(現金は使用できません)
-
定員
-
15名
-
オーガナイザー
-
主催: FabCafe Tokyo
Google フォームよりお申し込みください。
