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人工知能のための哲学塾 第四期 第零夜 ―ニューロフィロソフィ編―

  • #参加受付中
  • #誰でもウェルカム

ゲームAI研究者・三宅陽一郎を中心に、人工知能と哲学の関係を多角的に探りながら、思考を表現へとつなげていく「人工知能のための哲学塾」シリーズ。「ニューロフィロソフィ」をテーマにした、第零夜をお送りします。

2025.11.21 (金)  UTC+09:00

19:30 – 21:30 19:00開場

FabCafe Tokyo | Google mapで開く

35名

¥2,000 ワンドリンク付き

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PeatixのWebサイトにてご予約ください。

お待たせいたしました。「人工知能のための哲学塾」第四期を開催いたします。
今回のテーマは「ニューロフィロソフィ」。
人工知能の捉え方が少し変わるかもしれない――そんな体験となるイベントです。

「人工知能のための哲学塾」は、ゲームAI研究者・三宅陽一郎を中心に、人工知能と哲学の関係を多角的に探りながら、思考を表現へとつなげていくシリーズです。これまでに「西洋哲学編(2015)」「東洋哲学編(2017)」「未来社会編(2018)」を開催し、それぞれの内容は書籍として出版されてきました。AIと哲学を横断しながら、思考のあり方そのものを問う場として、多くの参加者に刺激を与えてきたイベントです。

本イベントは、毎回、前半に三宅による講義、後半に参加者自身の表現を通じて思考を深めるワークショップという二部構成で行われます。講義で得た知見を自らの感覚で受けとめ、言葉や形へと表現することで、人工知能へのまなざしを揺らし、あるいはより強固にする契機となることを願っています。

過去三回を通して出版された書籍(すべて株式会社ビー・エヌ・エヌ)

書籍情報(左から):

『人工知能のための哲学塾』 著者:三宅陽一郎 / 編集:大内孝子 / デザイン:橘友希・矢代彩・田中麻衣子(Shed)

『人工知能のための哲学塾 東洋哲学編』 著者:三宅陽一郎 / 編集:大内孝子 / デザイン:橘友希・矢代彩(Shed)

『人工知能のための哲学塾 未来社会編』 著者:三宅陽一郎, 大山匠 / 編集:大内孝子 / デザイン:橘友希・矢代彩・樽川響(Shed)

2006年以来、20年間、ディープラーニング、特にディープニューラルネットワークは急速に進歩してきた。一方で、ディープニューラルネットワークに対応する哲学は、まだ発展中である。本講演シリーズでは、ディープニューラルネットワークに対する哲学を展開し、技術的なアプローチだけでなく、哲学的アプローチを発展させることを目的とする。実例としてゲーム開発におけるディープニューラルネットワークの活用に対する哲学アプローチを提示する。

第零回となる今回は、これまでのディープニューラルネットワークを俯瞰しつつ、それに対応する哲学を唯識の立場から展開する。これによって、現代のエージェントAI、キャラクターAIの理論の最も深い部分を提示し、新しいエージェントの哲学的基礎を提示する。

第一部 講義 講師 三宅陽一郎(ゲームAI開発者)
第二部 グループワーク リード 犬飼博士、瀬尾浩二郎
*ワークショップではChatGPT等のチャット型のAIサービスも使用しますので、スマートフォンやPCをご用意ください。

主催 NPO法人IGDA日本

協力 FabCafe Tokyo

講師

  • 三宅 陽一郎

    ゲームAI開発者

    京都大学で数学を専攻、大阪大学大学院物理学修士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、人工知能研究の道へ。博士(工学、東京大学)。ゲームAI開発者としてデジタルゲームにおける人工知能技術の発展に従事。国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、日本デジタルゲーム学会理事、人工知能学会編集委員会学会誌編集長。著書に『戦略ゲームAI解体新書』(翔泳社)『人工知能のための哲学塾』『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』(ゲンロン人文的大賞2018受賞)(ビー・エヌ・エヌ)、『人工知能の作り方』『ゲームAI技術入門』(技術評論社)、『人工知能が「生命」になるとき』(PLANETS/第二次惑星開発委員会)など多数。共著に『人工知能のための哲学塾 未来社会篇』(ビー・エヌ・エヌ)など多数。

    京都大学で数学を専攻、大阪大学大学院物理学修士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、人工知能研究の道へ。博士(工学、東京大学)。ゲームAI開発者としてデジタルゲームにおける人工知能技術の発展に従事。国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、日本デジタルゲーム学会理事、人工知能学会編集委員会学会誌編集長。著書に『戦略ゲームAI解体新書』(翔泳社)『人工知能のための哲学塾』『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』(ゲンロン人文的大賞2018受賞)(ビー・エヌ・エヌ)、『人工知能の作り方』『ゲームAI技術入門』(技術評論社)、『人工知能が「生命」になるとき』(PLANETS/第二次惑星開発委員会)など多数。共著に『人工知能のための哲学塾 未来社会篇』(ビー・エヌ・エヌ)など多数。

グループワーク リード

  • 瀬尾 浩二郎

    株式会社セオ商事/newQ代表

    新しい問いを考える哲学カルチャーマガジン『ニューQ』編集長。リサーチや編集、サービスデザインを専門とする会社、newQ(株式会社セオ商事)代表。哲学の手法を取り入れた「問いを立てるワークショップ」や「概念工学ワークショップ」といった考える場をひらく活動をおこない、さまざまな組織との仕事に携わる。著書に『メタフィジカルデザイン』(左右社)。

    新しい問いを考える哲学カルチャーマガジン『ニューQ』編集長。リサーチや編集、サービスデザインを専門とする会社、newQ(株式会社セオ商事)代表。哲学の手法を取り入れた「問いを立てるワークショップ」や「概念工学ワークショップ」といった考える場をひらく活動をおこない、さまざまな組織との仕事に携わる。著書に『メタフィジカルデザイン』(左右社)。

  • 犬飼 博士

    運楽家/ゲーム監督

    映画とゲームの制作を経て、日本初のeスポーツプロデューサーとして新たな文化の基盤を築く。のちにメディアアートやスポーツアート共創を通じて文化デザインを推進。AI研究者・三宅陽一郎と「人工知能のための哲学塾」を企画し、医療・教育・街づくりへと領域を広げ、出来事を生み出す実践と教育を続けている。

    映画とゲームの制作を経て、日本初のeスポーツプロデューサーとして新たな文化の基盤を築く。のちにメディアアートやスポーツアート共創を通じて文化デザインを推進。AI研究者・三宅陽一郎と「人工知能のための哲学塾」を企画し、医療・教育・街づくりへと領域を広げ、出来事を生み出す実践と教育を続けている。

Timetable

19:00 – 19:30

開場(1階)

19:30 – 19:35

挨拶

19:35 – 20:20

講演 三宅陽一郎(ゲームAI開発者)

20:20 – 20:30

休憩・2階へ移動

20:30 – 21:10

グループワークショップ

21:10 – 21:15

休憩

21:15 – 21:30

グループ発表

21:30

終了

Information

日時

2025.11.21 (金) 19:30 – 21:30 19:00開場 UTC+09:00

会場

FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F

京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分

03-6416-9190
Google mapで開く

参加費

¥2,000 ワンドリンク付き

定員

35名

参加する

PeatixのWebサイトにてご予約ください。

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