Workshop
- #参加受付中
- #誰でもウェルカム

ゲームAI研究者・三宅陽一郎を中心に、人工知能と哲学の関係を多角的に探りながら、思考を表現へとつなげていく「人工知能のための哲学塾」シリーズ。「精神分析と人工知能」をテーマとした第五期、第壱夜は「ラカンと数学、シンボルと人工知能」についてディスカッションします。
2026.10.15 (木) UTC+09:00
19:30 – 21:30 19:00開場
PeatixのWebサイトにてご予約ください。
「人工知能のための哲学塾」第五期を開催いたします。
今期のテーマは「精神分析と人工知能」。
人工知能の捉え方が少し変わるかもしれない――そんな体験となるイベントです。
「人工知能のための哲学塾」は、ゲームAI研究者・三宅陽一郎を中心に、人工知能と哲学の関係を多角的に探りながら、思考を表現へとつなげていくシリーズです。これまでに「西洋哲学編(2015)」「東洋哲学編(2017)」「未来社会編(2018)」を開催し、それぞれの内容は書籍として出版されてきました。第四期「ニューロフィロソフィ編(2026)」は唯識論とニューラルネットワークの交差する領域を考察してきました。AIと哲学を横断しながら、思考のあり方そのものを問う場として、多くの参加者に刺激を与えてきたイベントです。
本イベントは、毎回、前半に三宅による講義、後半に参加者同志のディスカッションを通じて思考を深めるワークショップという二部構成で行われます。講義で得た知見を自らの感覚で受けとめ、参加者自身が言葉や形へと表現することで、人工知能へのまなざしを揺らし、あるいはより強固にする契機となることを願っています。

過去三回を通して出版された書籍(すべて株式会社ビー・エヌ・エヌ)
書籍情報(左から):
『人工知能のための哲学塾』 著者:三宅陽一郎 / 編集:大内孝子 / デザイン:橘友希・矢代彩・田中麻衣子(Shed)
『人工知能のための哲学塾 東洋哲学編』 著者:三宅陽一郎 / 編集:大内孝子 / デザイン:橘友希・矢代彩(Shed)
『人工知能のための哲学塾 未来社会編』 著者:三宅陽一郎, 大山匠 / 編集:大内孝子 / デザイン:橘友希・矢代彩・樽川響(Shed)
講師:三宅陽一郎
今まさに人工知能は前シリーズで取り上げたニュートラルネットワークと、シンボルの操作を主とするシンボリックAIが融合された精神的なシステムへと進化しようとしています。その統合されたシステムの設計指針は、人間の精神を長年探求してきた精神分析学にあると考えます。
精神分析学は人間的な学問です。人間を理解し、人間を治癒しようとします。一方、人工知能は人間を規範としながらも、独自の進化を遂げようとしています。今シリーズでは、精神分析学という偉大な学問が、人間について知り得てきたことを整理し、それらを取り込んだ人工知能の設計を行います。
- 第零夜 精神分析と人工知能 ~人工知能は精神を持ち得るか?~
- 第一夜 ラカンと数学、記号と無意識的人工知能 ~人工知能は欲求を持ち得るか?~
- 第二夜 フロイトと精神世界と人工知能 ~人工知能の無意識とは何か~
- 第三夜 フランクルとロゴセラピーと人工知能 ~人工知能は言葉によって修復されるか~
- 第四夜 ユングと夢分析と人工知能 ~人工知能は人間の夢を見るか?~
- 第五夜 エリクソンとアイデンティティと人工知能 ~人工知能の精神を発達的に成長させることができるか?~
ラカンは精神の構造や運動を記述するために数学的な記号を多用しています。ニュートラルネットワークから見ると、精神とは、電気信号の多重な変換であり、その大局的な構造や運動として、厳密ではないにせよ、数学的表現を得るところが多くあるのは自然なことです。一方で、ラカンは無意識は記号の体系であり、他者であるとも説きます。ここに人工知能と精神分析をつなぐ一つの経路があります。今回は、その精神と無意識、記号とニューラルネットワークの関係について解説します。また、これらは計算論的精神医学とも深い関連を持ちます。またラカンの鏡像段階を経て形成される精神の次元「現実界」「象徴界」「想像界」は唯識論をより精緻化した試みとしても解釈することができます。この三界の形成と正体、その人工知能への応用について解説いたします。
第一部 講義 講師 三宅陽一郎(ゲームAI開発者)
第二部 グループワーク リード 犬飼博士、瀬尾浩二郎
*ワークショップではChatGPT等のチャット型のAIサービスも使用しますので、スマートフォンやPCをご用意ください。
主催 NPO法人IGDA日本
協力 FabCafe Tokyo
-
三宅 陽一郎
ゲームAI開発者
京都大学で数学を専攻、大阪大学大学院物理学修士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、人工知能研究の道へ。博士(工学、東京大学)。ゲームAI開発者としてデジタルゲームにおける人工知能技術の発展に従事。東京藝術大学大学院映像研究科ゲーム・インタラクティブアート専攻教授、東京大学生産技術研究所特任教授。国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、日本デジタルゲーム学会理事、人工知能学会シニア編集委員。著書に『戦略ゲームAI解体新書』(翔泳社)『人工知能のための哲学塾』『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』(ゲンロン人文的大賞2018受賞)(ビー・エヌ・エヌ)、『人工知能の作り方』『ゲームAI技術入門』(技術評論社)、『人工知能が「生命」になるとき』(PLANETS/第二次惑星開発委員会)『人工知能のうしろから世界をのぞいてみる』『AIはニュータイプの夢を見るか』(青土社)など多数。共著に『人工知能のための哲学塾 未来社会篇』(ビー・エヌ・エヌ)など多数。
京都大学で数学を専攻、大阪大学大学院物理学修士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、人工知能研究の道へ。博士(工学、東京大学)。ゲームAI開発者としてデジタルゲームにおける人工知能技術の発展に従事。東京藝術大学大学院映像研究科ゲーム・インタラクティブアート専攻教授、東京大学生産技術研究所特任教授。国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、日本デジタルゲーム学会理事、人工知能学会シニア編集委員。著書に『戦略ゲームAI解体新書』(翔泳社)『人工知能のための哲学塾』『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』(ゲンロン人文的大賞2018受賞)(ビー・エヌ・エヌ)、『人工知能の作り方』『ゲームAI技術入門』(技術評論社)、『人工知能が「生命」になるとき』(PLANETS/第二次惑星開発委員会)『人工知能のうしろから世界をのぞいてみる』『AIはニュータイプの夢を見るか』(青土社)など多数。共著に『人工知能のための哲学塾 未来社会篇』(ビー・エヌ・エヌ)など多数。
-
瀬尾 浩二郎
株式会社セオ商事/newQ代表
新しい問いを考える哲学カルチャーマガジン『ニューQ』編集長。リサーチや編集、サービスデザインを専門とする会社、newQ(株式会社セオ商事)代表。哲学の手法を取り入れた「問いを立てるワークショップ」や「概念工学ワークショップ」といった考える場をひらく活動をおこない、さまざまな組織との仕事に携わる。著書に『メタフィジカルデザイン』(左右社)。
新しい問いを考える哲学カルチャーマガジン『ニューQ』編集長。リサーチや編集、サービスデザインを専門とする会社、newQ(株式会社セオ商事)代表。哲学の手法を取り入れた「問いを立てるワークショップ」や「概念工学ワークショップ」といった考える場をひらく活動をおこない、さまざまな組織との仕事に携わる。著書に『メタフィジカルデザイン』(左右社)。
-
犬飼 博士
運楽家/ゲーム監督
映画とゲームの制作を経て、日本初のeスポーツプロデューサーとして新たな文化の基盤を築く。のちにメディアアートやスポーツアート共創を通じて文化デザインを推進。AI研究者・三宅陽一郎と「人工知能のための哲学塾」を企画し、医療・教育・街づくりへと領域を広げ、出来事を生み出す実践と教育を続けている。
映画とゲームの制作を経て、日本初のeスポーツプロデューサーとして新たな文化の基盤を築く。のちにメディアアートやスポーツアート共創を通じて文化デザインを推進。AI研究者・三宅陽一郎と「人工知能のための哲学塾」を企画し、医療・教育・街づくりへと領域を広げ、出来事を生み出す実践と教育を続けている。
-
19:00 – 19:30
-
開場(1階)
-
19:30 – 19:35
-
挨拶
-
19:35 – 20:20
-
講演 三宅陽一郎(ゲームAI開発者)
-
20:20 – 20:30
-
休憩・2階へ移動
-
20:30 – 21:10
-
グループワークショップ
-
21:10 – 21:15
-
休憩
-
21:15 – 21:30
-
グループ発表
-
21:30
-
終了
-
日時
-
2026.10.15 (木) 19:30 – 21:30 19:00開場 UTC+09:00
-
会場
-
FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F
京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分
03-6416-9190
Google mapで開く -
参加費
-
2,000円 ワンドリンク付き
-
定員
-
35名
PeatixのWebサイトにてご予約ください。
