「エレクトロニコス・ファンタスティコス！」in 京都　新シーズンキックオフ会 – 古い電化製品に新たな電子楽器化の道を！新規参加見学大歓迎！

概要

アーティスト/ミュージシャンの和田永が中心となり、集った仲間とともに役割を終えた電化製品を電子楽器として蘇生させ、合奏する祭典をつくるプロジェクト「エレクトロニコス・ファンタスティコス！」。2015年に始動し、2017年からはMTRL KYOTOでも活動が始まりました。2017年11月には東京で自主企画イベント「本祭I：家電雷鳴篇」を開催。京都をはじめ、各地で生まれた「家電蘇生楽器」を集結させ、人々が合奏するコンサートと、テクノロジーの供養と蘇生をテーマに『電磁盆踊り』を決行。電化製品が奏でる祭り囃子にのせてヤグラの回りを盆踊る唯一無二の奇祭が立ち現れました。2018年も不定期に活動を行っていきます。春先には京都でのイベント出演も予定。活動に興味のある方、そしてともに楽器や祭典を創造してみたい方は是非お集まりください。

▲和田永 「エレクトロニコス・ファンタスティコス！」～本祭 I :家電雷鳴篇～ 会場風景 （Photo by Mao Yamamoto）

京都 Orchest-Labとは

京都 Orchest-Labは、これまでに古い電化製品を使って様々な電子楽器や音楽を産み出してきたアーティストの和田永があらゆる人を巻き込みながら、古い家電を集め、デジタルテクノロジーを活かして新たな楽器を創作、量産し、奏法を編み出し、徐々にオーケストラを形づくっていくプロジェクト、和田永「エレクトロニコス・ファンタスティコス！」を作り上げる協業チームです。

2017年11月3日（金・祝）、4日（土）、5日（日）に展示および体験型コンサート“和田永 「エレクトロニコス・ファンタスティコス！」～本祭 I :家電雷鳴篇～”（以下、『本祭 I :家電雷鳴篇』）の実施を目指し、同年6月にチームを発足。ここMTRL KYOTOを活動拠点に、京都発の家電楽器の開発を展開し、『釜鉾』、『リモエイラ』という新たな家電楽器が誕生しました。その後も継続的な活動は続き、家電楽器のアップデートや、新たな家電楽器開発に向けて、日々研究開発を行っています。

　
▲釜鉾(左) / リモエイラ(右)

今回、本祭を契機に発足した京都 Orchest-Labの新シーズンのキックオフとして公開ミーティングを行います。
来年の4月には京都を舞台に家電楽器を初披露目も予定しています。この活動に興味のある方はぜひご参加ください。

当日のプログラム

・「エレクトロニコス・ファンタスティコス！」とは？
・『本祭I：家電雷鳴篇』レポート
・京都 Orchest-Labで生まれた楽器の紹介、実演
・2018年4月のイベントについてアナウンス
・妄想家電楽器大喜利（時間があれば）
・メンバー募集案内

こんな人におすすめ

・新たな刺激や視点を求めている人
・家電・機械いじりが好き、知恵や技術のある人、興味がある人
・モノづくりやプログラミング/デバイス制作が好き、興味がある人
・電気・電波・電子・電磁が好きな人、興味がある人
・音楽や楽器が好きな人
・祭りが好きな人
・上記の↑人達が集まってワイワイしているところに技術は全然ないけど、関わって応援したい人

楽器の制作にあたってはモノづくりや電子工作のスキルが必要となります。しかし、それ以外にも、プロジェクトを進めるために、たくさんの人々の力が必要です。スキルや職種は問いません。選考もありません。本プロジェクトの中でやりたいこと、できることをメンバーと共に考え、積極的に取りくむ意思のある方の参加を歓迎します！

[あらかじめご了承ください]
※本イベントはライブイベントではありません。
※これまでの説明会やミーティングにお越しいただけなかった方も参加いただけます。
※本イベントは、継続的に活動を行うプロジェクトの公開参加型ミーティングです。

▼今までの京都 Orchest-Labの活動はこちらからご覧いただけます。
https://mtrl.com/projects/nicos-kyoto-orchest-lab/

▲活動風景

アーティスト

和田永（アーティスト/ミュージシャン）

（Photo by Mao Yamamoto）

1987年東京生まれ。音楽と美術の間の領域で活動。オープンリール式テープレコーダーを楽器として演奏するグループ「Open Reel Ensemble」で活動する傍ら、ブラウン管テレビを楽器として演奏するパフォーマンス「Braun Tube Jazz Band」にて第13回メディア芸術祭アート部門優秀賞を受賞。各国でライブや展示活動を展開。ISSEY MIYAKEのパリコレクションでは、現在までに11回に渡り音楽に携わった。2015年より、古い電化製品を電子楽器として蘇生させるプロジェクト「エレクトロニコス・ファンタスティコス！」を始動させ取り組んでいる。
■ Twitter:@crab_feet
■ Web:eiwada.com

申込方法

・参加をご希望の方は、「エレクトロニコス・ファンタスティコス！」メールニュースにご登録ください 。

企画：ELECTRONICOS FANTASTICOS! 実行委員会 (Sony Music Artists Inc. / VINYLSOYUZ LLC / NPO TOPPING EAST)