Workshop
- #開催終了
ものづくりユニットKULUSKAが、地域とつながるものづくりワークショップを開催!
2019.9.7 (土) UTC+09:00
13:00 – 16:00
ものづくりユニットのKULUSKAが、身の回りのちょっとした物を入れる事ができる、「サコッシュ」をつくるワークショップを開催いたします。
それぞれの地域で受け継がれてきた、古いようで新しいかたち。岡山のデニムや帆布、徳島の藍染、飛騨の木材といった地域の素材や、昔から大切にされてきたけれど今は使われていない着物素材など、その時代や、地域を感じる素材を使い、産地とのつながりを感じるものづくり体験です。
「サコッシュ」と言いつつも、つくるものの原型は、古くから様々な地域で人から人へと受け継がれ、つくられてきたかたち。江戸時代から伝わるあづま袋のつくり方を元に、少しアレンジしたつくりかたをお伝えします。単純な形状の布地からつくる事ができるので、つくり方を覚えてしまえばサイズを変えてエコバッグにしたり、持ち手をつけずにお弁当袋にも◎ 合わせの部分が着物や浴衣にも合う「和」の雰囲気もあるサコッシュです。
デザインは地域にあるものから生まれていくものもあれば、地域と人が出会うことで生まれることも。その土地で育まれてきた文化を感じながら、一緒につくってみませんか?
それぞれの地域で受け継がれてきた、古いようで新しいかたち。KULUSKAでは、地域の素材を捨てられる前にレスキュー(受けとり・つなぐ)試みをしています。
自分の好きなサイズに自由にアレンジできる、シンプルで無駄のないかたちのサコッシュをちくちくと手縫いでつくっていきます。岡山のデニムや帆布、徳島の藍染、飛騨の木材といった地域の素材や、昔から大切にされてきたけれど今は使われていない着物素材など、その時代や、地域を感じる素材でつくります。
今回ご用意するのはKULUSKAがものづくりの拠点として親しんでいる地域、徳島県神山町から大切に受け継がれてきたお着物の一部や、FabCafeの2階で運営をしている、MTRL*の素材を一部ご用意しています。
*MTRLは、建築家やデザイナー、研究者やアーティストなどのクリエイターとのコラボレーションにより素材の隠れた魅力を引き出し、オープンイノベーションを起こすためのプラットフォームです。
– ワークショップの流れ
・サコッシュにするための生地を選ぶ。
・生地を裁断する。
・ちくちくタイム。
・留め具をつくる。
・紐と、留め具を縫い付ける。
・完成
KULUSKAが取り組む、参加と共創のプロジェクト『旅するデザイン OPEN DESIGN PROJECT』。
これまでに国内外を旅する中で、つくることを共有してきた二人。様々なアイデアが、身の回りにある素材やその地域の文化を取り込みながら、少しずつかたちを変えてゆく。そこで生まれたものを通して、「地域と人」「地域と地域」がつながりあっていくオープンデザイン。
日本に古くから伝わる着物はもちろん、野良着などのかたちの多くは、母から子へと受け継がれ各地域や、各家庭ごとにアレンジされて、それぞれのつくりかたやかたちに変化して今に至ります。
今回は、古くから様々な地域で人から人へと受け継がれ、つくられてきたかたちを元に、オープンデザインとは何だろうと考えるきっかけになればと思っています。
*こんな方にオススメ
・自分でものをつくるのが好きな人
・ちくちくと手を動かすのが好きな人
・地域や産地、素材に関心のある方
・OPEN DESIGNに参加してみたい人
*持ち物
針、針山、糸切りバサミ
※お持ちでない方は、貸し出しも可能です
日時:2019年9月7月(土) 13:00-16:00
場所:FabCafe MTRL
参加費:3800円
定員:6名
講師プロフィール
KULUSKA
藤本直紀・藤本あやの2人が、2006年に広島で結成したものづくりユニット。
東京、鎌倉で10年活動の後、2018年に徳島県神山町へ。
現在は、オーダーメイドの服作りやお直しを手がけている。
中山間地域の高齢者と一緒に開催している「ちくちくの会」や、
神山の作り手が定期的に開催している「手でつくる教室」で講師を務める。
代表的なプロジェクトに「旅するデザイン OPEN DESIGN PROJECT」がある
– 素材提供
株式会社タケヤリ
国産帆布の約7割の生産量を担う岡山県倉敷市で創業明治21年、130年の歴史を持つ株式会社タケヤリ。合糸・糸撚りから製織までの工程を一貫し、1号から11号まで多様な厚さの帆布を製造。一般的になじみのあるバッグやシューズなどのアパレル製品はもちろん、ベルトコンベアー、体育館用マット、ユニフォーム、ソファカバーやカーテンといった幅広い用途に用いられている。
EVERY DENIM
兄・山脇耀平(やまわき ようへい)と、弟・島田舜介(しまだ しゅんすけ)2人が2015年に立ち上げたデニムブランド。ものづくりのつくり手を大切にし、瀬戸内のデニム工場に眠る技術力を引き出しながらオリジナル製品を企画・販売している。
COMAYOSE(留め具に使用)
細かい(COMA)木材を寄せて(YOSE)つくる現在版寄木細工を意味しています。(製作者の名前、駒野の”COMA”の意味も含まれています)今回はレーザーカッターで切り出したパーツを寄せた留め具を提供しています。
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日時
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2019.9.7 (土) 13:00 – 16:00 UTC+09:00
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会場
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FabCafe MTRL (FabCafe Tokyo 2F)
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア2F
京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分
Tel.03-6416-9190
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参加費
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¥3800
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定員
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6名