Talk Event
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- #初心者歓迎
新しいことへの挑戦には、決して「新しい技術・素材の開発」が必要とは限りません、「この製品にはこの素材・技術を使うべき」「良いものをつくれば売れる」など、プロフェッショナルであるが故に固定概念から抜け出せず、技術や素材のポテンシャルが見い出せていないこともあるのではないでしょうか。
今回は、今ある技術・素材を多角的な視点で再解釈し、新たな価値を創造している事例をご紹介しながら、今ある技術・素材のポテンシャルの捉え方や実践に向けたポイントなどを、ロフトワーク / MTRL・FabCafe Kyoto の木下 浩佑と、商品開発から流通支援や海外展開を一貫して支援するTRUNK DESIGN 堀内 康広さんがディスカッションいたします。
2023.6.22 (木) UTC+09:00
16:00 – 18:00 ※受付開始 15:30
広告代理店や制作会社など受託業務に携わる方、営業目的の方のお申し込みはご遠慮いただいております。あらかじめご了承ください。
申込者多数の場合、抽選となる場合がございます。
良いものを作れば売れる時代ではない中、新しい価値を見出していくためには、多様な視点で自社の技術や素材を見つめ直すことがそのきっかけとなり得ます。
ただ、業界のプロフェッショナルであるが故に、その価値が見えづらくなっている可能性があります。そんなときには、素材や技術、社会と向き合うデザイナーをはじめとした、“外の視点”を取り入れて「業界での当たり前」などの固定概念を外して考えること、受け入れる態度が必要です。
「技術・素材」の意味が変化することによって新たな価値が見出されるケースもあります。
例えば、「ろうそく」は、以前は「灯り」として使われていましたが、現代ではアロマキャンドルとして、「香りや癒しの体験」という新しい価値に変化しています。
ユーザーのなかから課題を発見し、課題解決の方法を考えるプロセスだけではなく、「”なぜ”それを作りたいのか」「”なぜ”その素材で作るのか」などを考えるプロセスのなかで、素材・材料の意味が変化し、新たな価値が生まれ、これまでとは全く違う用途で使われる可能性があります。
新規事業や他業界への進出を検討している方をはじめ、何か新しいことをやらないといけないという漠然とした危機感を抱いている方まで、ぜひご参加ください。
- 自社製品・サービスを活用して新たな市場を開拓していきたい経営層の方
- 自社の技術を既存のアイデアにとらわれず、中長期的に価値をうむ事業アイデアを求めている、中小企業の新規事業開発担当者
- 自らの仕事を通じて、より本質的な持続可能性、社会の変革、パラダイムチェンジなどに注力したい方
- 新規事業やブランディングに関わる責任者やリーダー・経営者の方
紹介事例
・「シリコーンロックグラスはどうやって生まれたのか?」
https://loftwork.com/jp/project/yaoya_project_talks
・αGEL 触感の新しい評価基準とコミュニケーションツールをデザイン」
https://loftwork.com/jp/project/20190313_taica
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MTRL
MTRL by Loftworkは、世界中の素材メーカーを中心に、素材起点のイノベーション「マテリアル・ドリブン・イノベーション」の創発を支援しています。
従来の製造業では、思いがけない発明、高度な機能の開拓こそがイノベーションを創出するとされてきました。しかし、それだけではイノベーションを実現することは困難です。ものづくりでは、モノのイノベーションではなく、“意味”のイノベーションが、企業価値の源泉になりつつあるのです。
「なぜ開発するのか」「それは私たちの生活に意味があるものなのか」。私たちは「意味づくり」のプロフェッショナルとも言えるデザイナーが活用してきた思考の道具を、ものづくりの「現場」へ配りたいと考えています。MTRL by Loftworkは、世界中の素材メーカーを中心に、素材起点のイノベーション「マテリアル・ドリブン・イノベーション」の創発を支援しています。
従来の製造業では、思いがけない発明、高度な機能の開拓こそがイノベーションを創出するとされてきました。しかし、それだけではイノベーションを実現することは困難です。ものづくりでは、モノのイノベーションではなく、“意味”のイノベーションが、企業価値の源泉になりつつあるのです。
「なぜ開発するのか」「それは私たちの生活に意味があるものなのか」。私たちは「意味づくり」のプロフェッショナルとも言えるデザイナーが活用してきた思考の道具を、ものづくりの「現場」へ配りたいと考えています。
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FabCafe Nagoya
ものづくりカフェ&クリエイティブコミュニティ
デジタルファブリケーションマシンと制作スペースを常設した、グローバルに展開するカフェ&クリエイティブコミュニティ。
カフェという”共創の場”でのオープンコラボレーションを通じて、東海エリアで活動するクリエイター、エンジニア、研究者、企業、自治体、教育機関のみなさまとともに、社会課題の解決を目指すプロジェクトや、手を動かし楽しみながら実践するクリエイティブ・プログラムなどを実施。
店頭では、農場、生産者、品種や精製方法などの単位で一銘柄とした『シングルオリジン』などスペシャリティコーヒーをご提供。こだわり抜いたメニューをお楽しみいただけます。デジタルファブリケーションマシンと制作スペースを常設した、グローバルに展開するカフェ&クリエイティブコミュニティ。
カフェという”共創の場”でのオープンコラボレーションを通じて、東海エリアで活動するクリエイター、エンジニア、研究者、企業、自治体、教育機関のみなさまとともに、社会課題の解決を目指すプロジェクトや、手を動かし楽しみながら実践するクリエイティブ・プログラムなどを実施。
店頭では、農場、生産者、品種や精製方法などの単位で一銘柄とした『シングルオリジン』などスペシャリティコーヒーをご提供。こだわり抜いたメニューをお楽しみいただけます。
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堀内 康広
トランクデザイン株式会社 代表取締役/クリエイティブディレクター/デザイナー
1981年兵庫県生まれ。
2009年に「TRUNK DESIGN」を神戸市垂水区にオフィス&ショップをオープン。地場産業や伝統工芸のプロデュースやブランディングのディレクションやデザインを幅広く手がる。
2011年には兵庫県のモノづくりを紹介する「Hyogo craft」を立ち上げ、アパレル・お香・ステーショナリー・テーブルウェアなど自社でプロデュースし、9ブランドを展開。現在は兵庫だけではなく、日本全国の地場産業や伝統工芸のプロデュース・ブランディング・国内外の販路開拓や地域ブランドディングなどを一貫して支援。
2020年、新型コロナウイルス拡大の影響で止まってしまった流通を新たな形で作り手と使い手をつなげるオンラインマーケットクラフト「LOCAL CRAFT MARKET」をスタート。2021年より、日本各地のクラフト産地をめぐる産業観光事業「LOCAL CRAFT JAPAN」を立ち上げる。2018 Taiwan design award GOLDEN PIN 受賞
2019 Good design award best100・best focus 受賞
2021 HKDA GLOBAL DESIGN AWARD(Hong Kong) プロダクト部門審査員1981年兵庫県生まれ。
2009年に「TRUNK DESIGN」を神戸市垂水区にオフィス&ショップをオープン。地場産業や伝統工芸のプロデュースやブランディングのディレクションやデザインを幅広く手がる。
2011年には兵庫県のモノづくりを紹介する「Hyogo craft」を立ち上げ、アパレル・お香・ステーショナリー・テーブルウェアなど自社でプロデュースし、9ブランドを展開。現在は兵庫だけではなく、日本全国の地場産業や伝統工芸のプロデュース・ブランディング・国内外の販路開拓や地域ブランドディングなどを一貫して支援。
2020年、新型コロナウイルス拡大の影響で止まってしまった流通を新たな形で作り手と使い手をつなげるオンラインマーケットクラフト「LOCAL CRAFT MARKET」をスタート。2021年より、日本各地のクラフト産地をめぐる産業観光事業「LOCAL CRAFT JAPAN」を立ち上げる。2018 Taiwan design award GOLDEN PIN 受賞
2019 Good design award best100・best focus 受賞
2021 HKDA GLOBAL DESIGN AWARD(Hong Kong) プロダクト部門審査員 -
木下 浩佑
株式会社ロフトワーク, FabCafe Kyoto ブランドマネージャー
京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita
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大橋 史明 / Fumiaki Ohashi
OKB総研, 戦略事業部 研究員
FabCafe Nagoya プロデューサー・マーケティング2010年に大垣共立銀行に入社。融資・渉外業務を経験するとともに、社内の社会貢献活動や若手社員による経営参画プロジェクトに参加。2015年より1年間、株式会社JCBにてポイントを活用した販売促進企画を学んだ後、株式会社OKB総研に出向。
主にワークショップ・セミナー・講演会や若手経営者勉強会、名古屋共創会議シリーズの企画・運営をおこなう。
2010年に大垣共立銀行に入社。融資・渉外業務を経験するとともに、社内の社会貢献活動や若手社員による経営参画プロジェクトに参加。2015年より1年間、株式会社JCBにてポイントを活用した販売促進企画を学んだ後、株式会社OKB総研に出向。
主にワークショップ・セミナー・講演会や若手経営者勉強会、名古屋共創会議シリーズの企画・運営をおこなう。
主催
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FabCafe Nagoya
共催
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OKB総研
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15:30
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受付スタート
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16:00
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イベントスタート
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16:00-16:05
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概要・ゲスト紹介
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16:05-16:40
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事例紹介
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16:40-17:20
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クロストーク
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17:20-17:30
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質疑応答
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17:30-17:40
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クロージング
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17:40-18:00
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希望者のみ/交流会・壁打ち相談
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18:00
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終了
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日時
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2023.6.22 (木) 16:00 – 18:00 ※受付開始 15:30 UTC+09:00
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会場
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FabCafe Nagoya
愛知県名古屋市中区丸の内3-6-18
※ 久屋大通公園内/名古屋市営地下鉄 久屋大通駅から徒歩で3分
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参加費
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参加費無料/ワンオーダー制 ※カフェになりますので、ワンオーダー以上お願いいたします。
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定員
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25名
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オーガナイザー
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主催: FabCafe Nagoya
共催: OKB総研
広告代理店や制作会社など受託業務に携わる方、営業目的の方のお申し込みはご遠慮いただいております。あらかじめご了承ください。
申込者多数の場合、抽選となる場合がございます。