AR（拡張現実）、アクティビズム、データストーリーテリングワークショップ

アクティビズムとデータストーリーテリングのツールとしてAR（拡張現実）を追求し、活用するオンラインワークショップを開催します。ARフィルター作成が初めての方でも、アクティビズムやデータストーリーテリングに興味がある方は是非ご参加ください。

環境正義とは？
環境正義とは、資源採掘や有害廃棄物、その他の土地利用などによって引き起こされる環境被害に、貧しい人々や社会から疎外されたコミュニティが不当にさらされていることを訴えかけ、改善に取り組む社会運動です。
– Schlosberg, David. (2007) Defining Environmental Justice: Theories, Movements, and Nature. Oxford University Press.

市民科学はどのように環境正義を支えているのでしょうか？
市民科学は人々の協力によって集められたデータを、社外に還元することができます。
私たちは「地球市民」として多くの環境権利を持つとともに、地球環境の管理という大きな責任を抱えています。

私たちには環境に異変があった場合や、目に見えない危険に晒された場合、正確な情報を知る権利があります。
大きな影響を与える環境だからこそ、意思決定の場面で私たちの声を発信する権利があります。
そしてこれらの権利が侵害された場合訴える権利があります。

これらの権利は、オーフス条約などの国際協定でも確立されています。Safecastのボランティアの方々が実践している市民科学は、これらの権利を主張するだけではなく、行動に移す術を提供します。市民科学を理解することにより、政府やその他機関に依存することなく環境に関する重要な情報を的確に収集することが出来ます。私たちは研究を通しデータを収集・共有し、それを科学的な証拠として、環境政策の意思決定の場面や法的措置に利用することができるのです。

ー Safecastリードリサーチャー Azby Brown 筆ー

• AR, アクティビズム、環境問題、 またはデータストーリーテリングに興味のある方
• AR、クリエイティブテクノロジー、デジタルデザイン、またはビジュアルデザインに興味にある方
• 様々な職種の方々と繋がりたい方

SAFECAST マップ Safecastチームによって集められた、1800万箇所以上の放射線の測定値データを視覚化したマップです。

このワークショップはファブカフェ (FabCafe)、セイフキャスト (Safecast)、ライスボックス・スタジオ (Ricebox Studio) の共同プロジェクトです。