Exhibition

AI Dada Vol.4|Post-human touch:変容のなかに宿る手ざわり

FabCafe Tokyo Creative Residency 成果展

  • #参加受付中
  • #入場無料

FabCafe Tokyoは企画展《AI Dada Vol.4|Post-human touch:変容のなかに宿る手ざわり》を開催。現代における違和感を「引用」し、手触りのある表現をテーマに、3名のアーティストがレジデンシーを通してAIと共に制作した作品を展示。

2026.9.15 (火) – 2026.9.25 (金)  UTC+09:00

10:00 – 20:00

FabCafe Tokyo | Google mapで開く

Free *入店時にドリンクかフードをご注文ください

Share

AI Dada Vol.4|Post-human touch

変容のなかに宿る手ざわり

生成AIをはじめとするテクノロジーの進化は、ついに人間の手におえない領域へと達しつつあります。元を正せば、これらは全て「人間の手」から生まれたものです。人間も自然の一部ならば、この混沌とした時代も私たちが適応すべき新しい環境といえるのかもしれません。

本展で焦点を当てるのは、AIそのものの利便性や先進性ではありません。AIという巨大な鏡を前にしたアーティストたちが、人間ならではの表現領域を再発見し、自らの身体性や思考を変態させていった軌跡です。

氾濫するテクノロジーの波を拒絶するのでもなければ、安易に身を委ねるのでもなく。アーティストたちはそれぞれのアプローチで、現代における違和感を「引用」し、手触りのある表現へと昇華させています。テクノロジーが人間による舵を外れてしまった時代の中でなおも描き出される人間らしさを、ぜひ体感してください。

プロジェクト

Shimpei Miura 《空景装置》


《空景装置》は、19世紀のアニメーション装置・フィナキストスコープとオーディオ生成AIを融合させたサウンドスカルプチャーです。円盤の回転運動を人間は残像によるアニメーションとして知覚し、機械は画像データとして捉えて音へと変換します。機械の解釈から生まれた音と人間の視覚が交差する空間で生じるズレと調和を通じ、人間と機械が世界をいかに認識し意味づけているのか、その多層的な知覚のあり方を問いかけます。

 

村田実莉 《SNAILCAN IN STRESS》

《SNAILCAN IN STRESS(のんびり屋はストレスを抱える)》は、脱成長を掲げるカード会社をテーマにしたシリーズ作品です。本作品では、感情のインフラに着目し、豊かな環境に囲まれていても、さらなる高みを目指して働き続けてしまう現代人の持つ「贅沢な疲れ」を癒すことを試みます。「ストレス時計」「脱成長スターターキット」「期限切れのカード」という3つの作品を通して、資本主義社会における人間の感情を描き出します。

大場遼平 《iki-mono》

私はこれまで、人間が物体の断片から無意識に「生命らしさ」を見出す心理現象に関心を持ち、生物とも物体とも判別しがたい立体物や写真作品を制作してきました。本作では、身体感覚や生物的本能を持たないAIが、物体からどのように「生命らしさ」を見出すのかを探ります。立体造形、写真撮影、映像生成、AIとの対話を往復し、人間とAIという異なる認識主体のあいだに立ち現れる新たな生命像を映し出す映像インスタレーション作品です。

  • Shimpei Miura

    福島県いわき市生まれ。東京を拠点に活動をする Multimedia Artist。映像、音響、プログラミング、電子回路を表現技法として、技術が変容させる人間の知覚や身体性を探求する。近年では、視聴覚における調和−連合理論や虚構の上に生まれる現実感を主な関心としてインスタレーションやオーディオビジュアル作品を制作している。

    福島県いわき市生まれ。東京を拠点に活動をする Multimedia Artist。映像、音響、プログラミング、電子回路を表現技法として、技術が変容させる人間の知覚や身体性を探求する。近年では、視聴覚における調和−連合理論や虚構の上に生まれる現実感を主な関心としてインスタレーションやオーディオビジュアル作品を制作している。

  • 村田実莉

    ロンドンと東京を拠点に活動するビジュアルアーティスト。蟻を人間のメタファーとして登場させ、蟻の集団行動と人間の社会構造の類似性の視点から、生命活動・消費社会・価値経済をめぐる人間の営みを寓話的に描き出す。
    作品はCGを主体に、映像・インスタレーション・パフォーマンス・社会実験など多様なメディアを横断。2020年よりコムアイと主宰する気候変動にまつわるアートコレクティブHype Free Waterとしても活動している。
    Web: minorimurata.wiki

    ロンドンと東京を拠点に活動するビジュアルアーティスト。蟻を人間のメタファーとして登場させ、蟻の集団行動と人間の社会構造の類似性の視点から、生命活動・消費社会・価値経済をめぐる人間の営みを寓話的に描き出す。
    作品はCGを主体に、映像・インスタレーション・パフォーマンス・社会実験など多様なメディアを横断。2020年よりコムアイと主宰する気候変動にまつわるアートコレクティブHype Free Waterとしても活動している。
    Web: minorimurata.wiki

  • 大場遼平

    多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業後、ロンドン芸術大学チェルシーカレッジオブアーツ MA Fine Art 修了。様々なマテリアルを用いながら、身体と物体の境界をテーマに作品を制作。造形から写真撮影までを一貫して自身で手がけるスタイルを軸に表現活動を行う。主な展示にGallery 916(東京)、Design Museum of Chicago(アメリカ)、CICA Museum(韓国)など。

    多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業後、ロンドン芸術大学チェルシーカレッジオブアーツ MA Fine Art 修了。様々なマテリアルを用いながら、身体と物体の境界をテーマに作品を制作。造形から写真撮影までを一貫して自身で手がけるスタイルを軸に表現活動を行う。主な展示にGallery 916(東京)、Design Museum of Chicago(アメリカ)、CICA Museum(韓国)など。


FabCafe Tokyo Creative Residencyとは

FabCafe Tokyoが提供するアーティストインレジデンスプログラム。表現ジャンルの境界線を超え、デジタルとアナログを横断し次世代のイノベーションを創出する取り組みを支援します。 東京・渋谷を拠点とするFabCafe Tokyoの持つグローバルコミュニティや設備を介して、参加アーティストの新たな挑戦や表現方法を探究をする場を設けます。

プログラムテーマ「AI- ダダ」について

AIは私たちの日常を徐々に揺るがす存在となりました。人々の意識の中でAIは多くの産業を加速させる一方、クリエイティブ業界に限って言えば、良くも悪くも賛否両論の議論を巻き起こしています。テーマ「AI-ダダ」は、この状況をダダイスムの精神で捉え、AIを「創造の道具」として、「破壊の道具」として、積極的に活用することを求めました。

Information

日時

2026.9.15 (火) – 2026.9.25 (金) 10:00 – 20:00 UTC+09:00

会場

FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F

京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分

03-6416-9190
Google mapで開く

参加費

Free *入店時にドリンクかフードをご注文ください

FabCafe Newsletter

新しいTechとクリエイティブのトレンド、
FabCafeで開催されるイベントの情報をお伝えします。