Online Event
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飛騨市×ヒダクマは、家具メーカーの視点から「地域に合わせる木材流通」をテーマに語り合うオンラインイベントを開催します。
2022.3.9 (水) UTC+09:00
19:30 – 21:30
Zoom(ウェビナー)
500
Free
(本セミナーは、FabCafe Hidaを運営する株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称ヒダクマ)と飛騨市が共催するイベントです。)
国産材・地域材の利用が叫ばれる今、森林業に関わる人だけでなく、多くのエンドユーザー/生活者の森や木への関心が高まっています。広葉樹の豊かな飛騨地域では、森林資源の活用を通して、持続可能な地域づくりが進められています。
森林に関わる仕事をしている人にとって現場にある課題や、時代のニーズに合わせることの前に立ちはだかる問題は、それぞれの地域の環境によって様々です。そんな多様な課題に通底する突破口はあるのでしょうか?
私たちエンドユーザーにとっての木との接点は、主に「買う」時と「使う」時。買う決め手となる関心ごとのひとつは、その製品がいつ、どこで、だれによってつくられたのかというトレーサビリティ、商品だけからは見えない連関だと考えます。エンドユーザーにプロダクトを通してどのように森とのつながりを感じてもらえるでしょうか?また買った後、愛着を持って使い続けてもらうためにできることはあるでしょうか。
求められるのは、エンドユーザーを含む森に関わるそれぞれの立場の人の想い、課題や方向性を共有すること。そして、地域内外の多様な人々が対話を通して連携し、一丸となって未来のために取り組むことだと考えます。
今回のイベントでは、木の“流通”にフォーカスし、家具メーカーの視点から「地域に合わせる木材流通」をテーマに語り合います。森林業、家具製造、まちづくりに携わっている方はもちろん、家具の好きな方から、異業種の方で環境に配慮した取り組みに興味のある方、森や木のことを知りたいクリエイターの方など、どうぞお気軽にご参加ください。
Outline
■ 日時:2022年03月09日(水)19:30-21:30
■ 会場:オンライン開催(Zoom・YouTube配信)
■ 定員:500名(Zoom)
■ 参加費:無料
■ お申し込み:
本記事の「参加する」をクリックし、フォームからお申し込みください。
申し込み締め切り:2022年3月7日(月)17:00
■ 注意:
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
・イベント当日の内容は、後日飛騨市・ヒダクマのオウンドメディアに掲載する場合があります。
・申し込みをいただいた方には、開催前にZoomとYouTubeの配信リンクをお知らせいたします。
■ 企画:ヒダクマ、及川 幹
■ 共催:飛騨市・ヒダクマ
■ お問い合わせ:ヒダクマイベント事務局
E-mail: pr@hidakuma.com
Program
19:30-19:40
イントロダクション
井上 彩(ヒダクマ)
19:40-19:50
「飛騨市・広葉樹のまちづくり」とは?
竹田 慎二(飛騨市役所 林業振興課 課長)
19:50-20:00
「森と地域と人をつなぐ流通(仮)」
及川 幹(飛騨市 広葉樹活用コンシェルジュ)
20:00-20:10
「森と歩む」
岡田 明子(飛騨産業株式会社 代表取締役社長)
20:10-20:20
「地域材の魅力を引き出す木工技術とデザイン(仮)」
加藤 洋(カリモク家具株式会社 副社長)
20:20-20:40
「国産材のサプライチェーン(仮)」
赤堀 楠雄(林材ライター)
20:40-21:15
5人によるトークセッション
「地域に合わせる木材流通」
21:15-21:30
まとめ
21:30
閉会

赤堀 楠雄|Kusuo Akahori
林材ライター
1963年東京都生まれ。林業・木材産業専門新聞社勤務を経て、1999年からフリー記者として、森林・林業・木材・木造住宅などに関する取材に従事。全国各地の林業地、山村に足を運んでいる。2010年から長野県上田市在住。著書に「林ヲ営ム~木の価値を高める技術を経営~」(農文協)などがある。

加藤 洋|Hiroshi Kato
カリモク家具株式会社 副社長
1966年、愛知県生まれ。京都大学農学部卒業後、ジョージワシントン大学にてMBA取得。三菱商事株式会社勤務を経て、刈谷木材工業(現カリモク家具)株式会社入社。
http://www.karimoku.co.jp

岡田 明子|Akiko Okada
飛騨産業株式会社 代表取締役社長
岐阜県高山市生まれ。南山大学外国語学部卒業。2011年飛驒産業株式会社に入社。2020年の創業100周年を機に、自社の方向性を定めたいという想いからブランディングプロジェクトを立ち上げ、企業理念の言語化・体系化を牽引した。2021年12月、代表取締役社長に就任。
https://hidasangyo.com/

竹田 慎二|Shinji Takeda
飛騨市役所 林業振興課 課長
1973年飛騨市(旧古川町)生まれ、飛騨市育ち。平成4年に旧古川町役場に奉職。税務課、住民課、農林課、企画課などへの配属を経て現職。企画課配属時に地域資源として市内森林の7割を占める広葉樹に着目。広葉樹活用の新しい仕組みとして、㈱飛騨の森でクマは踊るの設立を企画。現在は林業振興の立場から引き続き飛騨市の広葉樹活用プロジェクトを推進中。
https://hidatsumu.com/

及川 幹|Motoki Oikawa
飛騨市 広葉樹活用コンシェルジュ
静岡県島田市出身。大阪大学文化人類学専攻を卒業後、西垣林業(株)に入社。製材工場にて営業や入出荷管理を経験後、新工場の立ち上げのため豊田に異動。生産管理や現場作業を一通り経験したのち、2020年4月より飛騨市地域おこし協力隊、広葉樹活用コンシェルジュに着任。広葉樹の森のもつ多様な可能性を引き出せるような、飛騨市ならではの流通構築に貢献したい。愛妻家であり、愛娘の成長を楽しんでいる。
https://www.instagram.com/hardwood.concierge/

井上 彩|Aya Inoue
ヒダクマ マーケティング
島根大学教育学部、武蔵野美術大学彫刻学科卒。瀬戸内国際芸術祭 小豆島 醤の郷+坂手港プロジェクト「観光から関係へ」(2013年)、「小豆島町未来プロジェクト」(2016年)の運営に携わる。2018年ヒダクマ入社。森と人との接点をつくることに楽しさを感じながら活動中。飛騨で好きな食べ物は、朴葉寿司と漬物ステーキ。
hidakuma.com
飛騨市・広葉樹のまちづくりとは?
飛騨市の貴重な地域資源「広葉樹」に着目し、地域内外の人々との交流・連携から新たな森の価値を創造しています。
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2020年に発足した「飛騨市広葉樹活用推進コンソーシアム」は、飛騨市・高山市内から素材生産者、製材事業者、建築業者、木製品製造者が参加している。
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リニューアルした「飛騨市役所応接室」は、多様な広葉樹を使った木質空間。(Photo: Kenta Hasegawa)
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「広葉樹まちづくり学校」は、飛騨地域の広葉樹の活用を考え実践することができる人を育む学びの場。
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春から秋にかけて開催する「広葉樹のまちづくりツアー」では、昨年全国から約30人の参加者が飛騨の森や製材・製造の現場を訪れた。
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飛騨地域の木を伐る人・製材する人・製造・加工する作り手などが集まって情報共有する現地検討会の様子。
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日時
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2022.3.9 (水) 19:30 – 21:30 UTC+09:00
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会場
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Zoom(ウェビナー)
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参加費
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Free
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定員
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500