Workshop
- #開催終了
Ruleの視点でさまざまな領域のクリエイティブを分解し、その構造を考察すると同時に、Rule発想でのCreative Planningを身につけます。
2018.1.20 (土) UTC+09:00
11:30 – 13:30
2018.1.27 (土) UTC+09:00
11:30 – 13:30
2018.2.3 (土) UTC+09:00
11:30 – 13:30
- MTRL KYOTO より
- 本イベントは2016年10月に開催された「777塾企画塾session1:リデザインの思考法」、2017年4月に開催された「777塾企画塾session2:『新しさ』を考える企画技術」につづく第三弾のイベントです。連続して受講される方も、今回初参加の方も大歓迎。関西では貴重な「企画」の力を鍛えるセミナーです。プロデューサー、プランナー、ディレクターの方のほか、あらゆる職種で企画力は有用な能力です。ぜひこの機会をお見逃しなく!
「777企画塾」 -アイデアを考える、考え方を教える変な塾-
アイデアとは、つかみどころのなき生き物です。
何がいいアイデアなのか、その定義も曖昧であり、何をできるようになることがアイデアのプロと認めらることになるのかも不明解。
国家試験があるわけでもなく、技能検定があるわけでもない。
勉強もしようにもそれを教える学校もあまり聞かない。
しかしながら、アイデア力が重要であることはなんとなく認識されている。
あらゆる業種や現場で、アイデアを考える能力は評価され始めている。
限られた市場を奪い合う時代にあって、他が思いつかないアイデアを生み出せる力は企業の生き残りのカギを握るものになると言われている。
777塾は、広告業界でその基礎を培い、ネットビジネスやサービス開発、ブランディングの領域でプランナー/コンサルタントとして活動してきたフクダトシヤが、30年を超える企画人生で蓄積した企画ノウハウを惜しみなく提供する企画テーマの私塾です。
東京地区で10年以上前から業界若手を対象に実施され、すでに数百人の卒業生が企画の現場で活躍しています。
広告・出版・メディア、コンテンツ、放送、ベンチャービジネス、メーカーなどなど、その参加者の活躍する領域が多岐にわたっていることもその特徴です。
あまり言語化されることの少ない企画の技術、ノウハウを様々な視点で紐解き、伝えていきながら、見えにくい企画力上達の道筋を示していくユニークな私塾です。
講師は「なんクリ」を書いた人
「なんとなく企画クリエイティブの仕事をしたいと思っている人のなんとなくをなんとなくじゃなくする本」この長ったらしいタイトルの本をご存知ですか。通称「なんクリ」。
2014年の11月に出版された企画の仕事を目指す人向けの企画メソッドの指南書です(現在絶版)。
777塾の塾長は「なんクリ」を書いた福田敏也です。
企画・戦略設計・コンサルティングの仕事をする傍ら、多摩美や武蔵美、大阪芸術大学、宣伝会議などで教えながら、そこで蓄積した思いやノウハウを再整理し体得しやすい形式に編集し直したものが「なんくり」です。面白そうだけどよくわからない、つかみどころのない仕事、企画。
でもそこに確かに存在する「技術」を意識することによって、なんとなく考えるという企画姿勢が大きく変化することになります。
ヒラメキ教室ではありません。プロの企画技術向上です。
私はひらめくタイプじゃないから企画に向かない?感覚的に考えるのが得意じゃないから・・・ひらめかないから企画に向かないわけではありません。逆に、ひらめくから企画に向いているわけでもありません。企画を仕事にしていくには、論理的設計と感覚的ジャンプの両方が必要だからです。重要なのは、その両面の研鑽です。777塾が支えるのは、考え方の設計力です。企画初心者にとってそれは考え方の基礎を提供するものであり、企画仕事の経験者にとっては質を高めるためのノウハウを提供するもの。決して、明日役立つティップス集を教える場ではありませんから、そこを期待しないでください。常に成長し続けたいと考えている人、常に自分を鍛えたいと考えている人に来て欲しい。
Season3のテーマは「Rule発想のCreative Planning」
人間はなぜ、毎回同じパターンで悪をやっつける水戸黄門が好きなのか。人間はなぜ、毎回同じパターンで繰り返される芸人ギャグで笑うのか。意外性ある結末や飛躍に萌えることもありますが、人間の脳はあるルールにしたがって展開される「お約束」に萌える特性をもっています。Rule発想のCreative Planning。Ruleの視点でさまざまな領域のクリエイティブを分解し、その構造を考察すると同時に、Rule発想でのCreative Planningを身につけます。
Day01 (1/20土): なぜ人はルールのクリエイティブに萌えるのか
山手線ゲームはなぜ流行るのか。ピタゴラスイッチはなぜ魅力的なのか。くだらないお笑いギャグになぜ子供は夢中になるのか。なぜ、ダンディ坂野は不滅なのか。ユニークルールあるところに流行あり。まずは、ルールのクリエイティブに人が萌える理由の考察から。
Day02 (1/27土): ルールのクリエイティブと「Interactive」の関係
ルールのクリエイティブが押す想像力のスイッチは、 インタラクティブメディアの時代に入って「Action」を生む流れをつくっていきました。Interactive Contentsが切り開いて来たルールのクリエイティブを俯瞰しながら その意味と発展可能性を思考します。
Day03 (2/3土): 課題プレゼンテーション大会と講評
Day02に出す課題に対して、アイデアを考え、ひとりひとりプレゼンしてもらいます。講師は、それぞれのアイデアにアドバイスやコメントをします。
777塾長
福田敏也/フクダトシヤ
株式会社博報堂 Chief Creative x Technology Officer
大阪芸術大学デザイン学科教授
株式会社777CreativeStrategies 代表取締役/Creative Consutlant
FabCafe LLP. Founder / Creative Director, YouFab Global Creative Award Chairman
企業やブランドの課題解決をコミュニケーションやクリエイティブサイドから行う、ストラテジストであり、コンサルタントであり、クリエーター。
事業やサービスの根源価値の分解から取り組み、そのことば化を実践し、その価値から組み立てられるべき事業やサービスのありかたを設計し、その伝わりと成功のシナリオをコミュニケーション視点で組み立てる。
世界のデザイン賞を多数受賞し、それらアワードから審査員として招聘されてきた実績は、その仕事がロジックだけでなく、表現においても高い評価を世界で得てきたことを証明している。
90年代から私塾777塾を東京でスタートさせ後進の指導にも積極的に関わってきた。
武蔵野美術大学、多摩美術大学のデザイン学科非常勤講師を経て、現在は大阪芸術大学デザイン学科の教授をつとめている。
また、デジタルファブリケーション領域では、ロフトワーク代表の諏訪・林とともにFabCafeをスタート。
そのグローバルな成長に関わってきたと同時に、FabCafeが主宰するGlobal Award「YouFab」のチェアマンを務める。
【MINI REPORT】京都の777企画塾について(田根佐和子/MTRL KYOTO staff)
今回、第三期を迎えるにあたり、今までの京都の777企画塾がどんな感じで開催されているか、現場の雰囲気を少し振り返ってお伝えします。
次回の参加にあたって少しでも参考にして頂ければ幸いです。複数回の受講に関して
過去、2回開催した777企画塾@京都ですが、連続受講をされている方が3割を超えます。
毎回違った切り口のため、複数回受講しても内容の重複がなく思考の手数が増えることとなり、より企画力の強化につながるためかと予想できます。受講生の傾向
京都には数多くの大学があり、地場産業など企業も多数存在しますが、それを反映してか、参加者も多種多様。
企画職の方以外にも、伝統産業の担い手、学生、教員、また普通の企業の企画職ではない方まで。
「あらゆる職種に企画力/プレゼン力は必要である」という塾長の意図通りといえます。
多様な背景を持つメンバーのため、塾長の出すお題に対する返答もまた多様。グループディスカッションや懇親会で、普段あまり関わりがなさそうな顔ぶれで交流している様が特徴です。
企画をブラッシュアップさせるためには「引き出しを広げること」が塾長の考えですので、メンバーが多様であることは利点になるのではないでしょうか。今回、Session3は初めての土曜日開催。平日夜間開催では参加が難しかった方も参加がしやすいのでは。
今回まで参加されたことのない方も、参加されていた方も、是非参加を検討してみてください。777企画塾@京都過去の流れ
第0回 2016/05/12(木)
出張777塾 /「なんクリ」の著者が届ける企画仕事の「考え方の考え方」
「なんクリ」再販を記念して行われたトークセッション。「777企画塾とは?」「なんクリとは?」をネタに、ダイジェストで内容を紹介しつつ案内するイベント…のはずが、「じゃあコレをネタに皆順番に応えてね、当てていくからね」と突然壇上から質問が投げられ視聴者が回答を考えて応えていくという簡易なワークショップ的な場面もあり、のんびり聞いているつもりだった聴衆が緊張に背筋を伸ばすシーンも。50人の人数制限が早々に埋まり、とても活気のある回になりました。
第1回 2016/10/20(木)~2016/11/10(木)
777企画塾@京都 Season1「リデザインの思考法」
「なんクリ」総ざらえしつつ、テーマは「リデザイン」。「既存のデザイン」を見直すときにどこに着目すべきか、何を新しくすべきか、どうすれば既存と新しい案の間に幅を広げられるか。
募集人数30人がすべて埋まり、毎週出る宿題をモノともせずに全員がそれぞれの悩みをアイディアに落とし込んでいく様が見物でした。
第2回 2017/04/13(木)~2017/04/27(木)
777企画塾@京都 Season2「『新しさ』を考える企画技術」
「なんクリ」の次のステップへ、ということで、書籍にも載っていないメソッドが惜しみなく提示されました。
参加者の内にはリピート参加した方も多く、最終回での全員発表の際に、リピートメンバーの企画力がかなり上がっていることが顕著に表れていました。
ふりかえり 2017/08/24(木)
777企画塾@京都 夏の大感謝祭
過去のイベントを振り返り、塾長自ら調理した変わりソーメンを食べながら次回以降の話をする振り返りイベントでした。
塾長は実は、東京のFabcafeにメニューを提案していたりと実は「企画力」を生かした料理のレシピ作りにも一家言あります。この日集まったメンバーは料理に舌鼓をうちつつ、塾長による「参加したイベントのレポートはこんな風に作る」の事例を見ながらの説明など、おまけも充実した回となりました。

企画:777塾
3回合計 10,500円 (税込)
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日時
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2018.1.20 (土) 11:30 – 13:30 UTC+09:00
2018.1.27 (土) 11:30 – 13:30 UTC+09:00
2018.2.3 (土) 11:30 – 13:30 UTC+09:00 -
会場
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FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
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参加費
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3500円 * 3回合計 10,500円 (税込)
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定員
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20名