Exhibition
- #開催終了
- #入場無料
本展は、京都の公募型写真フェスティバル「KG+」で開催される展覧会の一つとして開催される、写真を用いた実験的なデザイン展です。サンプリングした惑星写真の色調や背景を変えることで、惑星に対する再認識を試みるとともに、実在するが触れられない半架空とも言える存在の知覚法を探ります。【主催:小瀬古智之/共催:FabCafe Kyoto】
2023.4.18 (火) – 2023.5.13 (土) UTC+09:00
11:00 – 19:00 *日曜日・月曜日は定休日です
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) | Google mapで開く
観覧無料
本展は、京都の公募型写真フェスティバル「KG+」で開催される展覧会の一つとして開催される、写真を用いた実験的なデザイン展です。
サンプリングした惑星写真の色調や背景を変えることで、惑星に対する再認識を試みるとともに、実在するが触れられない半架空とも言える存在の知覚法を探ります。
Semi-Fictionについて
天体は多くの人々にとって直接知覚が困難な存在である。小瀬古智之はこのような図鑑の中でのみ認識できる、触れられない存在を「半架空(semi-fiction)」と定義した。本プロジェクトは半架空的存在を「シズル感」の視点でヴィジュアライズする実験である。 彼はNASAによる惑星写真(パブリックドメイン)の色調を変え、天体の要素を食風景の要素に見立てた。原形を細部まで残しながら食風景の視点に置換することで、天体に潜むシズル感を鮮明に可視化した。食の視点で天体の味・香り・音・食感を想像することができる。 半架空的である惑星に日常の食風景が接続した時、天体の捉え方はどのように変容するだろうか。コーヒーにミルクを攪拌していく日常の風景を、壮大な天体現象と重ねながら眺めていただければ幸いだ。
About Semi-Fiction
For most people, celestial bodies are nearly impossible to observe directly. Tomoyuki defines objects such as these, which can only be experienced second hand as “semi-fiction”. The purpose of this project is to visualize these semi-fictional objects from a new perspective using different mediums such as photography, video, and acrylics.
He brought out the edibleness of photographs from NASA (in the public domain) by altering the color tones. By just changing the perspective, the deliciousness hidden within can be vividly visualized. Now the taste, odor, sound, and texture of these celestial objects can be easily imagined.
When images of semi-fictitious celestial bodies start to overlap with everyday food how will the perception of them change? Every time you stir milk into your coffee may a breathtaking celestial phenomenon appear before you.
EARTH = COFFEE
Tomoyuki Koseko + Yafa Koseko
2023
________________________
THE SOLAR SYSTEM #01
Tomoyuki Koseko + Yafa Koseko
2023
________________________
SOLAR SYSTEM = BAKERY
Tomoyuki Koseko + Yafa Koseko
2023
________________________
ZINE “Semi-Fiction”
Tomoyuki Koseko
2023
________________________
KG+は、これから活躍が期待される写真家やキュレーターの発掘と支援を目的に、2013年よりスタートした公募型アートフェスティバルで、2023年に11回目を迎えます。京都から新たな才能を世界に送り出すことを目指し、意欲ある参加者を広く募集して展覧会を開催いたします。また、KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭との連携・同時開催を通して、KG+参加アーティストに、国内外のキュレーターやギャラリストとの出会いの場と情報発信の機会を提供します。市内各所で展開される多様な表現が地域と訪れる人々をつなげ、新たな発見や交流がうまれることを期待します。 KG+の中で2019年から始まった新しいプログラム「KG+SELECT」。2023年は、国際的に活躍する審査委員会によって応募のなかから選出される10組のアーティストを紹介します。この中からKG+AWARD2023グランプリが一組選ばれ、2024年のKYOTOGRAPHIEのオフィシャルプログラムのひとつとして展覧会が開催されます。
-
小瀬古 智之
KOSEKO DESIGN&PRESS / 小瀬古文庫 / 擬態デザイナー
擬態デザイナー。1985年埼玉県生まれ。京都・大阪・東京を拠点に活動。武蔵野美術大学大学院修士課程デザイン専攻修了。専門はヴィジュアルコミュニケーションデザインで、視知覚と認識に関するデザインリサーチを行う。認識の関係性を再構築する表現をデザインの観点から明らかにし、その成果を展示・発表している。また、アートブック出版レーベル「小瀬古文庫」としても活動中。
https://gitaipress.com/Tomoyuki Koseko was born in 1985 in Saitama, Japan. He graduated from Musashino Art University with a master’s degree in design. He specializes in visual communication design and is conducting research on visual perception and recognition. He is currently active in Kyoto, Osaka, and Tokyo. Through his designs, he clarifies the cognitive relationship between different reconstructed perceptions. He presents the results of his research through exhibitions and art books. Tomoyuki is actively publishing through his art book label Koseko Bunko (小瀬古文庫). Some of his most recent exhibitions include Astronomy for Breakfast (2022, Shenzhen) and Fictional Landscape (2019, Taipei). He has also received the EricZhu award at UNKOWN ASIA 2020 and was featured in the television program Tamori Club.Website
https://gitaipress.com/擬態デザイナー。1985年埼玉県生まれ。京都・大阪・東京を拠点に活動。武蔵野美術大学大学院修士課程デザイン専攻修了。専門はヴィジュアルコミュニケーションデザインで、視知覚と認識に関するデザインリサーチを行う。認識の関係性を再構築する表現をデザインの観点から明らかにし、その成果を展示・発表している。また、アートブック出版レーベル「小瀬古文庫」としても活動中。
https://gitaipress.com/Tomoyuki Koseko was born in 1985 in Saitama, Japan. He graduated from Musashino Art University with a master’s degree in design. He specializes in visual communication design and is conducting research on visual perception and recognition. He is currently active in Kyoto, Osaka, and Tokyo. Through his designs, he clarifies the cognitive relationship between different reconstructed perceptions. He presents the results of his research through exhibitions and art books. Tomoyuki is actively publishing through his art book label Koseko Bunko (小瀬古文庫). Some of his most recent exhibitions include Astronomy for Breakfast (2022, Shenzhen) and Fictional Landscape (2019, Taipei). He has also received the EricZhu award at UNKOWN ASIA 2020 and was featured in the television program Tamori Club.Website
https://gitaipress.com/
-
FabCafe Kyoto
FabCafeは、世界中に拠点を持つクリエイティブコミュニティです。人が集うカフェに、3Dプリンターやレーザーカッター等のデジタルものづくりマシンを設置。“デジタル“と”リアル“の壁を自由に横断し、未来のイノベーションを生み出します。地域のクリエイターやアーティスト、企業とともに、食、アート、バイオ、AIから教育まで、ものづくりの枠を超えたラボ活動も行っています。
築約120年の木造建築をリノベーションし、2015年にオープンしたFabCafe Kyotoは、鴨川という文化的にも重要な川のすぐ近くにあります。中世の鴨川は、熱気に満ちた音楽フェスティバルの会場であり、 日本を代表する歌舞伎や能といった芸能の源流も、アンダーグラウンドなものとして川辺でスタートしたとも言われます。昔から京都では、この水辺から、沢山の文化が生まれてきたのです。異国から流れ込んでくるもの、新しいもの、古いもの、価値観の違うもの同士がぶつかり合い、化学反応が起こるカオスなエリア、京都・ 五条。この場所を、私たちは新しい価値を生み出すための拠点として選択しました。クリエイティブなアイデアで社会へ挑戦するすべての人を応援するFabCafe Kyoto。職種や手段ではなく、イシューで繋がることで専門領域を超えて連携し、化学反応が起きる、オープンな場を目指しています。
https://fabcafe.com/jp/kyoto/FabCafeは、世界中に拠点を持つクリエイティブコミュニティです。人が集うカフェに、3Dプリンターやレーザーカッター等のデジタルものづくりマシンを設置。“デジタル“と”リアル“の壁を自由に横断し、未来のイノベーションを生み出します。地域のクリエイターやアーティスト、企業とともに、食、アート、バイオ、AIから教育まで、ものづくりの枠を超えたラボ活動も行っています。
築約120年の木造建築をリノベーションし、2015年にオープンしたFabCafe Kyotoは、鴨川という文化的にも重要な川のすぐ近くにあります。中世の鴨川は、熱気に満ちた音楽フェスティバルの会場であり、 日本を代表する歌舞伎や能といった芸能の源流も、アンダーグラウンドなものとして川辺でスタートしたとも言われます。昔から京都では、この水辺から、沢山の文化が生まれてきたのです。異国から流れ込んでくるもの、新しいもの、古いもの、価値観の違うもの同士がぶつかり合い、化学反応が起こるカオスなエリア、京都・ 五条。この場所を、私たちは新しい価値を生み出すための拠点として選択しました。クリエイティブなアイデアで社会へ挑戦するすべての人を応援するFabCafe Kyoto。職種や手段ではなく、イシューで繋がることで専門領域を超えて連携し、化学反応が起きる、オープンな場を目指しています。
https://fabcafe.com/jp/kyoto/
-
日時
-
2023.4.18 (火) – 2023.5.13 (土) 11:00 – 19:00 *日曜日・月曜日は定休日です UTC+09:00
-
会場
-
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
Google mapで開く -
参加費
-
観覧無料