Talk Event
- #開催終了
- #入場無料
ファッションは私たちにとって、どんな存在なのか。
そんな疑問から「ファッション」そのものを見つめ直すことをテーマにZ世代・ミレニアム世代の「若者」がトークセッションを行います。
社会課題を焦点に更新され続けるファッションから、自分を起点にファッションそのものを考える機会をつくります。
2022.3.19 (土) UTC+09:00
17:00 – 18:30
Online
YouTube Live:無制限
無料
自分を起点にファッションを見つめ直す
近年、気候変動やパンデミックにより私たちの生活は変化し続けています。そんな中、ファッションという分野においても、驚くべきスピードで日々モードが更新されています。
今や環境課題として様々な分野で叫ばれているサステナビリティの視点によるファッションが若者に提示されている事例は多く見かけますが、一方で、ファッションそのものについて考える機会が減っているようにも感じます。
自分と社会との関係性から成り立つものであるファッションに「自分」が欠落しているのではないでしょうか。
そこで本イベントでは服の機能や「理想の自分」などファッションのもつアプローチとしての役割、他者と自己の違いの認識などのテーマで対話する中から、現在における営みとしてのファッションや、プロダクトとしての服がなぜ存在し、「自分」にどのような影響を与えているのかを明らかにし、自分を起点にあらゆる側面からファッションを見つめ直すことを目的としています。
Youth Meets Fashion, Fashion Meets Youth
本イベントタイトルはファッションブランドCOMME des GARÇONSのかつてのコレクションテーマである「ボディ・ミーツ・ドレス、ドレス・ミーツ・ボディ」からインスパイア。「ファッション」に対する固定概念を揺らし、「若者」が「ファッション」とどう出会い、相互作用を生み出していくのか。「自分」と「ファッション」との関係性を改めて考えることがコンセプトとなっている。
Body Meets Dress, Dress Meets Body
ファッションブランドCOMME des GARÇONSの1997年春夏コレクションのテーマである「ボディ・ミーツ・ドレス、ドレス・ミーツ・ボディ」。
パッドを内蔵したドレスを身に纏うことによって、身体のあらゆる箇所に突起(こぶのようなもの)が生まれた。そのスタイルは、身体に対する固定概念を激しく揺り動かしたといわれている。
デザイナー川久保玲は、当時の服を「身体形態への従属」と考え、身体が服を縛る、服が身体を縛る、といった互いの発展を封じる停滞した関係、服の身体性への隷属からの脱出を試みた。
参考:
・『身体の夢 ファッション OR 見えないコルセット』京都文化服飾財団,1999年
・「1990s」KCI Digital Archives, https://www.kci.or.jp/archives/digital_archives/1990s/KCI_278,2022-3-9アクセス
〈こんな方におすすめです〉
- ファッションが好きな方
- ファッションとは何か、衣服の存在意義を知りたい方
- ファッションに課題意識がある方
- 服飾を学問として学ばれている方
- 流行に敏感な方
イベントへのご参加を検討されている方へ
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
- Youtube Liveにて生中継いたします。
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Christopher Loden
仕立て屋。
東京/オンラインを拠点に活動中。
現在のメディアや置かれている環境によって「ファッション」という装いと身体に与える影響から、物理的/ 社会的身体に対する認識を様々なメディア/台座を用いてそれらの認識の境界を新たな視点から捉え直し、 拓かれた身体変容の可能性について思考する。
近年の活動に個展「2121 SS/AW COLLECTION」(デカメロン ,歌舞伎町,2022)企画展「パンゲア・オン・ザ・スクリーン」(TAV Gallery,東京,2020)がある。 東京/オンラインを拠点に活動中。
現在のメディアや置かれている環境によって「ファッション」という装いと身体に与える影響から、物理的/ 社会的身体に対する認識を様々なメディア/台座を用いてそれらの認識の境界を新たな視点から捉え直し、 拓かれた身体変容の可能性について思考する。
近年の活動に個展「2121 SS/AW COLLECTION」(デカメロン ,歌舞伎町,2022)企画展「パンゲア・オン・ザ・スクリーン」(TAV Gallery,東京,2020)がある。 -
Riku
REING - Planner / Designer
Tokyo Fashion Technology Labを卒業後、衣服を空間における境界線と捉え、意識の二面性をテーマにした二人分の用尺を取った洋服など、衣服を中心に作品を制作。
また、二元論に囚われない表現を追求するクリエイティブ・スタジオ「REING」にてコンテンツ制作や企業のコミュニケーション設計などを行う。Tokyo Fashion Technology Labを卒業後、衣服を空間における境界線と捉え、意識の二面性をテーマにした二人分の用尺を取った洋服など、衣服を中心に作品を制作。
また、二元論に囚われない表現を追求するクリエイティブ・スタジオ「REING」にてコンテンツ制作や企業のコミュニケーション設計などを行う。 -
片平 圭
MTRL クリエイティブディレクター
武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒。大学ではインスタレーションを表現手法にしたファッションデザインを学ぶ。卒業後、アパレルのコレクションブランドで企画生産管理、店舗運営に従事。その後、素材やものづくりの新たな可能性を探求するためロフトワーク/MTRLに入社。趣味は日光浴。
武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒。大学ではインスタレーションを表現手法にしたファッションデザインを学ぶ。卒業後、アパレルのコレクションブランドで企画生産管理、店舗運営に従事。その後、素材やものづくりの新たな可能性を探求するためロフトワーク/MTRLに入社。趣味は日光浴。
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加藤 あん
2000年生まれ。水瓶座。
2019年あいちトリエンナーレ育成プロジェクト参加をきっかけにアートとジェンダーについて興味を抱く。卒業論文のテーマは「身体とファッション」。鷲田清一の「モードの迷宮」がバイブル。現代の人々が衣服を着用する意味、身体本来の目的ついて深掘り中。 趣味は映画鑑賞。特に好きな映画は「SWEET SIXTEEN 」。
2000年生まれ。水瓶座。
2019年あいちトリエンナーレ育成プロジェクト参加をきっかけにアートとジェンダーについて興味を抱く。卒業論文のテーマは「身体とファッション」。鷲田清一の「モードの迷宮」がバイブル。現代の人々が衣服を着用する意味、身体本来の目的ついて深掘り中。 趣味は映画鑑賞。特に好きな映画は「SWEET SIXTEEN 」。
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17:00
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Introduction
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17:10
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Inspiration Talk
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17:35
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Talk Session 1 衣服を着るのはなぜ?
そもそも私たちが衣服を着るのはなぜでしょう。
「衣服」と「ファッション」の関係性に触れながら話し合います。 -
18:00
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Talk Session 2 「衣服」が存在しないファッションは到来するのか
仮に裸のファッションが到来するとしたら?私たちのファッションに対する価値観はどう変化していくのでしょうか。「衣服」を着ないことをキーワードにこれからのファッションについて考えます。 -
18:30
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Close
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日時
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2022.3.19 (土) 17:00 – 18:30 UTC+09:00
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会場
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Online
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参加費
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無料
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定員
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YouTube Live:無制限
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オーガナイザー
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主催: FabCafe Nagoya