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[オンラインイベント] OMRON Human & Machine Co-Living 〜人と機械の関係性をデザインする〜 vol.1

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【人と機械が融和する未来を、オムロンとともに探求する】

「人と機械の融和」は、どのような視点を持ち、どのような分野に持ち込まれるべきなのか。また、次なる人と機械の新たな関係性はどのようなものか。未来の暮らしを「人と機械の関係性」という観点から探るオンライントークイベントです。

2021.3.29 (月)  UTC+09:00

17:00 – 18:30 < OPEN | 16:50 >

Online

無料 当日のウェビナー(ZOOM)のURLは3月29日(月)の昼頃に、ご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。

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開催終了

申込期限 | 3月29日(月) 12:00

本イベントはオンラインでの配信となります。zoom、Youtube Live、お好きな環境でご視聴可能です。
zoomにサインアップいただき、登壇者に直接ご質問いただくことも、ラジオ感覚で聴くだけ参加でもお楽しみいただけます。

「人がもっと活躍するよりよい社会に、人の想いが、科学と技術の進歩を促す」

インダストリアルオートメーション、ヘルスケア、ソーシャルソリューションの領域で事業を通じた社会的課題の解決に取り組むオムロン株式会社。「Sensing & Control + Think」を全社共通のコア技術と定義し、よりよい社会の実現に取り組んでいます。

オムロンの創業者・立石一真は「機械にできることは機械に任せ、人間はより創造的な分野での活動を楽しむべきである」という経営理念のもと、機械の進化により、人がさらに活躍する未来に向けて事業を生み出してきました。

そして、その未来を予測するために「SINIC理論※」という社会と科学と技術の関係性から導かれる未来予測理論を1970年に発表しています。その中で、これからの時代を人間と機械が理想的に調和し、生産性や効率の追求に代わって、人間としての新しい生き方や自己実現が相対的に重要になる社会が到来する、と指摘しています。

私たちは、どのような豊かさを求めるでしょうか。例えば、健康で幸せに長生きしたい、快適な生活を送りたい、生涯学び続けたい、楽しい余暇を過ごしたい、といったことは、より重要な観点になってくるでしょう。

このようなすべての人にとって最適で心地よい社会を迎えるために、人と機械はどのような関係性へと進歩をたどるのでしょうか?それは、どのような科学と技術によってもたらされるのか、またどのような科学と技術をもとめるのでしょうか。

本トークイベントでは、そんな未来の暮らしを「人と機械の関係性」という観点から探ります。

※SINICとは“Seed-Innovation to Need-Impetus Cyclic Evolution”の頭文字をとったもので、新しい科学が新しい技術を生み、それが社会へのインパクトとなって社会の変貌を促すというもの。もうひとつの方向は、社会のニーズが新しい技術の開発を促し、それが新しい科学への期待となるというもの。この2つの方向が相関関係により、お互いが原因となり結果となって社会が発展していくという理論。

https://www.omron.co.jp/about/corporate/vision/sinic/theory.html

オムロン創業者 立石 一真

オムロン創業者 立石 一真

 人と機械が融和する未来を、オムロンとともに探求する

オムロンでは、人と機械の関係性として3つの段階を定義しています。機械が人の業務を代わりに行う「代替」、人と機械が共に作業する「協働」、そして、人がより創造性や可能性を発揮できる「融和」へと進化していくと考えていますこの人と機械の「融和」の姿を探る中で、卓球ロボット「FORPHEUS(フォルフェウス)」の開発プロジェクトは始まりました。

2013年から始まった「FORPHEUS」プロジェクト。毎年進化を続けており、「Sensing & Control + Think」のコア技術で実現した、卓球のプレーを通して示した人の可能性を広げ成長を促す「融和」の姿は国内外で高い反響を受けています。

しかし、この考えや技術もまだ未完成なものです。「人と機械の融和」は、どのような視点を持ち、どのような分野に持ち込まれるべきなのか。また、次なる人と機械の新たな関係性はどのようなものか。
より人が活躍する未来社会に向けて「人と機械のこれからの関係性はどうあるべきか」という観点から科学と技術の関係性の未来や、人と機械が融和する未来の姿について、みなさんと考えます。

※人と機械の関係性は協働から融和へ。人と共に進化するロボット「FORPHEUS」

https://fabcafe.com/jp/magazine/tokyo/case-forpheus/

 

本イベントはオンラインでの配信となります。zoom、Youtube Live、お好きな環境でご視聴可能です。
zoomにサインアップいただき、登壇者に直接ご質問いただくことも、ラジオ感覚聴くだけ参加でもお楽しみいただけます。

参考:OMRON Human Renaissance vol.1」の様子

古賀 寛規(左)
オムロン株式会社 技術・知財本部 研究開発センタ 主査
フォルフェウスプロジェクト リーダー
2008年、大阪大学大学院工学研究科修了。同年オムロンに入社し、センサASIC開発に従事。2016年から技術・知財本部にて先端デバイスを活用したセンサ開発を行い、2019年からフォルフェウスプロジェクトのリーダーを担当。

中山 雅宗(右)
オムロン株式会社 技術・知財本部 研究開発センタ
フォルフェウスプロジェクト 技術開発リーダー
2017年京都大学大学院工学研究科修了 同年オムロンに入社し、技術・知財本部にてフォルフェウスのビジョンシステム開発を担当。2019年よりシステム全体の技術開発リーダーを担当。

  • 松島 倫明

    『WIRED』日本版 編集長

    未来をプロトタイプするメディア『WIRED』の日本版編集長としてWebメディア/WIREDの実験区”SZメンバーシップ”/雑誌(最新号VOL.40「FOOD: re-generative」)/WIREDカンファレンス/WIRED Sci-Fiプロトタイピング研究所/WIRED特区などを手掛ける。NHK出版学芸図書編集部編集長を経て2018年より現職。訳書に『ノヴァセン』(ジェームズ・ラヴロック)がある。東京都出身、鎌倉在住。

    未来をプロトタイプするメディア『WIRED』の日本版編集長としてWebメディア/WIREDの実験区”SZメンバーシップ”/雑誌(最新号VOL.40「FOOD: re-generative」)/WIREDカンファレンス/WIRED Sci-Fiプロトタイピング研究所/WIRED特区などを手掛ける。NHK出版学芸図書編集部編集長を経て2018年より現職。訳書に『ノヴァセン』(ジェームズ・ラヴロック)がある。東京都出身、鎌倉在住。

  • 佐倉 統

    東京大学大学院情報学環教授

    1960年東京生れ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。現在、東京大学大学院情報学環教授、理化学研究所革新知能統合研究センター・チームリーダー。もともとの専攻は霊長類学だが、現在は科学技術と社会の関係が専門領域。人工生命、脳神経科学、放射線リスク、AIやロボットなどさまざまな分野の社会的問題を渉猟しつつ、人類進化の観点から人類の科学技術を定位することが根本の関心。主な著書に、『科学とはなにか』(講談社ブルーバックス)、『人と「機械」をつなぐデザイン』(東京大学出版会)、『「便利」は人を不幸にする』(新潮選書)、『おはようからおやすみまでの科学』(ちくまプリマー新書)など。

    1960年東京生れ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。現在、東京大学大学院情報学環教授、理化学研究所革新知能統合研究センター・チームリーダー。もともとの専攻は霊長類学だが、現在は科学技術と社会の関係が専門領域。人工生命、脳神経科学、放射線リスク、AIやロボットなどさまざまな分野の社会的問題を渉猟しつつ、人類進化の観点から人類の科学技術を定位することが根本の関心。主な著書に、『科学とはなにか』(講談社ブルーバックス)、『人と「機械」をつなぐデザイン』(東京大学出版会)、『「便利」は人を不幸にする』(新潮選書)、『おはようからおやすみまでの科学』(ちくまプリマー新書)など。

  • 小原 和也

    株式会社ロフトワーク, MTRLプロデューサー/慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任研究員

    2015年ロフトワークに入社。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了(デザイン)。素材/材料の新たな価値更新を目指したプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在はプロデューサーとして、素材/材料基軸の企業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社,2015)がある。あだ名は弁慶。

    2015年ロフトワークに入社。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了(デザイン)。素材/材料の新たな価値更新を目指したプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在はプロデューサーとして、素材/材料基軸の企業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社,2015)がある。あだ名は弁慶。

  • 斎藤 健太郎

    FabCafe Nagoya コミュニティマネージャー

    名古屋における人ベースの土壌を育むためにコミュニティマネージャーとしてFabCafe Nagoyaに立ち上げから携わる。電子工学をバックボーンに持ち科学技術への造詣が深い他、デジタルテクノロジー、UXデザインや舞台設計、楽器制作、伝統工芸、果ては動物の生態まで幅広い知見で枠にとらわれない「真面目に遊ぶ」体験づくりを軸とした多様なプロジェクトに携わる。インドカレーと猫が好き。

    名古屋における人ベースの土壌を育むためにコミュニティマネージャーとしてFabCafe Nagoyaに立ち上げから携わる。電子工学をバックボーンに持ち科学技術への造詣が深い他、デジタルテクノロジー、UXデザインや舞台設計、楽器制作、伝統工芸、果ては動物の生態まで幅広い知見で枠にとらわれない「真面目に遊ぶ」体験づくりを軸とした多様なプロジェクトに携わる。インドカレーと猫が好き。

こんな人におすすめ

  • 技術革新にむけた理論/議論に興味がある
  • これからの「人と機械の関係」について、幅広く議論したい
  • 人の成長や可能性を高める科学や技術の仮説について議論したい
  • 新しい表現、テクノロジーに興味がある
  • これからの社会をオムロンと多様な角度から検討したい

 

スケジュール
・16:50-17:00 オンライン会場 開場
・17:00-17:10 オープニングセッション
・17:10-17:25 OMRONが考える「人と機械の融和」
・17:25-17:40 ゲスト講話「科学技術の現代的意義(仮)」佐倉統 (東京大学大学院情報学環教授)
・17:40-17:55 ゲスト講話「テクノロジーと人類の未来(仮)」松島 倫明 (『WIRED』日本版 編集長)
・17:55-18:00 休憩
・18:00-18:25 トークセッション
・18:25-18:30 クロージング


■個人情報の取扱について:
参加時にご記入いただいた個人情報(お名前やご連絡先)は、運営元の本イベントの共催者である株式会社ロフトワーク、およびFabCafeとイベント登壇者及び主催企業のみで保管し、結果の分析および、ご案内以外では利用いたしません。また情報の開示および、第三者への提供は行いません。

■本イベントにおける発信について:
本イベントに関する取材、発信などをご希望の方は、イベント主催事務局にお問い合わせください。事前に確認や相談の無い、記事化、発信、レポーティングはお断りさせていただいております。

■配信方法について:

  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。
  • 本イベントはライブ配信にて行います。
  • zoomでのご視聴か、Youtube Liveでご視聴をお選びいただけます。
  • お選びいただいた配信メディアのURLはイベント当日の午前中にメールにて送付いたします。

Information

日時

2021.3.29 (月) 17:00 – 18:30 < OPEN | 16:50 > UTC+09:00

会場

Online

参加費

無料 当日のウェビナー(ZOOM)のURLは3月29日(月)の昼頃に、ご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。

オーガナイザー

主催: オムロン株式会社
共催: 株式会社ロフトワーク, FabCafe

開催終了

申込期限 | 3月29日(月) 12:00

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