Talk Event

EKKYO.Conference # 25 “わかりあえなさ”は社会の敵なのか、創造の起点なのか?

  • #参加受付中
  • #誰でもウェルカム

共感や多様性が表層的になりつつある今、「わかる」ことだけを目的としない関係性の、その手ざわりを探ってみたい。

2025.8.15 (金)  UTC+09:00

18:00 – 21:00 受付開始 17:30

FabCafe Osaka | Google mapで開く

30

参加費: 2000円 (1ドリンク込み) ※2杯目以降もバーでお求めいただけます。

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「多様性」「共感」が叫ばれる時代に

私たちは今、「多様性」や「共感」が社会のキーワードとして広く叫ばれる時代を生きています。
一方で、SNS上の炎上、価値観の押し付け合い、すれ違いへの過剰な恐れ——
そんな“疲弊”や“摩耗”もまた日常的な風景となりつつあります。


本当に「わかりあう」ことがゴールなのか?

本当に、全てを「わかりあえること」が、私たちのゴールなのでしょうか?
あるいは、「わかりあえなさ」そのものに、私たちが目を背けてきた大切な創造の種が潜んでいるのではないでしょうか?


アートとテクノロジーが開く「わかりあえなさ」への視点

かつて、形のないものを扱い、言葉にできない感覚を探ってきたのは、アーティストや表現者たちでした。
そして今、テクノロジーの進歩により、感性や身体の微細な動きが“見える”ようになってきた。
その中で私たちは、何をどう測り、何を感じとり、どんな世界を描いていけるのか?


このイベントで探ること

このイベントでは、脳神経科学・文化人類学・アートなどの視点を越境しながら、
“わかりあえなさ”という不安や違和感の中にこそ、新しい共創や対話の可能性があるという仮説を起点に、
体験・対話・議論を織り交ぜて探っていきます。


諦めから始まる、新しいつながり

「完全に理解し合うことはできないかもしれない」——
そんなある種の諦めから出発するからこそ、
身体を介したつながり、揺らぐ視覚体験、沈黙や余白に意味が宿り始めるのかもしれません。


“ちょっとわかんない。でも、それが面白い。”

そんな気持ちを持っている方なら、きっと楽しめる時間になるはずです。
お会いできることを楽しみにしています。

登壇者

  • Moka Takeda

    EKKYO.HUB

    東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻 修士課程修了。都市の日常的な風景から着想を得て、情報やイメージで氾濫した現代におけるリアリティとは何かを問うインスタレーション作品を発表している。

    東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻 修士課程修了。都市の日常的な風景から着想を得て、情報やイメージで氾濫した現代におけるリアリティとは何かを問うインスタレーション作品を発表している。

  • Tasuke Oya

    EKKYO.HUB

    九州大学共創学部卒業。専門は文化人類学。3年半にわたり福岡県宮若市にてフィールドワークを行い、有機栽培に利用されながら最後には殺され食べれらるアイガモと人間の関係性の観察から、社会における「折り合い」を問い直す研究を行う。

    九州大学共創学部卒業。専門は文化人類学。3年半にわたり福岡県宮若市にてフィールドワークを行い、有機栽培に利用されながら最後には殺され食べれらるアイガモと人間の関係性の観察から、社会における「折り合い」を問い直す研究を行う。

  • Taisei Kato

    EKKYO.HUB Project menber

    東北大学生命科学研究科修士一年 脳神経システム専攻。研究テーマは多感覚統合システムとその認知システム。ニホンザルを使いVR装置で行動タスクを行い、その行動パターンや神経活動を記録・解析し、高次脳機能の理解を目指している。

    東北大学生命科学研究科修士一年 脳神経システム専攻。研究テーマは多感覚統合システムとその認知システム。ニホンザルを使いVR装置で行動タスクを行い、その行動パターンや神経活動を記録・解析し、高次脳機能の理解を目指している。

  • 小島 和人(ハモ)

    ロフトワーク プロデューサー/ FabCafe Osaka 事業責任者

    大阪府守口市生まれ。建築、デザイン、プランニング、アートと多分野で活動を重ね、多様な視点と未来を見立てる力を培う。アーティスト名「ハモニズム」の理念は、社会状況や人々の価値観が調和した未来を仮説し、チームで実験・実行を通じて形にすることにある。大阪では、まちづくりやエリアマネジメントに注力し、地域の文化・歴史・環境を活かした持続可能な都市モデルを提案。行政・企業によるトップダウンの構想と生活者・クリエイターによるボトムアップの活動を接続している。2025年4月オープン予定のFabCafe Osakaを拠点に、大阪・天満や南森町エリアで「アンフォルム」をコンセプトに、「都市とローカルの融合」を模索し、新たな都市の未来像を描く。

    大阪府守口市生まれ。建築、デザイン、プランニング、アートと多分野で活動を重ね、多様な視点と未来を見立てる力を培う。アーティスト名「ハモニズム」の理念は、社会状況や人々の価値観が調和した未来を仮説し、チームで実験・実行を通じて形にすることにある。大阪では、まちづくりやエリアマネジメントに注力し、地域の文化・歴史・環境を活かした持続可能な都市モデルを提案。行政・企業によるトップダウンの構想と生活者・クリエイターによるボトムアップの活動を接続している。2025年4月オープン予定のFabCafe Osakaを拠点に、大阪・天満や南森町エリアで「アンフォルム」をコンセプトに、「都市とローカルの融合」を模索し、新たな都市の未来像を描く。

Timetable

17:30

開場/受付

18:00

オープニングトーク

18:20

Keynote&パネルディスカッション [“わかりあえなさ”は、社会の敵なのか、創造の起点なのか?]

19:00

ワークショップ

20:00

クロージング・交流会

21:00

閉会

Information

日時

2025.8.15 (金) 18:00 – 21:00 受付開始 17:30 UTC+09:00

会場

FabCafe Osaka
大阪府大阪市北区天神橋2丁目2−4

● 電車でのアクセス
JR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩5分
Osaka Metro谷町線/堺筋線「南森町駅」から徒歩5分
京阪本線/Osaka Metro堺筋線「北浜駅」から徒歩10分

● バスでのアクセス
大阪駅から36号系統(大阪シティバス)「南森町(西)」下車徒歩3分

※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
Google mapで開く

参加費

参加費: 2000円 (1ドリンク込み) ※2杯目以降もバーでお求めいただけます。

定員

30

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