お仕事帰り、学校帰りに近所のあの場所へ、「こんばんは」と顔を出し、みんなで卓を囲んで開演を待つ。その昔は町内コミュニケーションの要であった落語の寄席文化を再出現させるプロジェクト『こんばんは寄席』が幕を開けます。
仕事帰りに町内の人と「こんばんは」する落語会
江戸時代、上方や江戸では各町内に一つの寄席小屋があり、身近なエンタメであると同時に町内コミュニケーションの要として機能していました。そんな古来の寄席機能を再考し、仕事帰りや学校帰りにフラっと立ち寄って落語を楽しむ「こんばんは寄席」を企画しました。座布団を置けばそこは寄席小屋。FabCafe Kyotoを起点に様々な町へ出向きます。
本イベントは、FabCafe Kyotoを拠点として毎月定期的に開催されます。披露される落語も日によってさまざま。芸能の厚みに触れられる古典落語から、現代人のふるまいを見つめて生まれた新作落語まで、上演される演目も楽しみのひとつです。落語が初めてという方も、落語が大好きという方も、どなたもお気軽にお越しください。
2024年5月から8月まで、レジデンスプログラム『COUNTER POINT』13期のメンバーとして活動した落語家・桂枝之進さん。「Z落語」を掲げながら各地で実験的な落語に取り組む枝之進さんが、FabCafe Kyotoで展開したのは地域に根ざした小さな落語会「こんばんは寄席」でした。活動初期からレジデンス期間の3ヶ月間、そして活動後に至るまでの道のりを総括したレポートはこちらからお読みいただけます。
▼「町と人と、こんばんは。小さな寄席がひらく関わりのデザイン ─COUNTER POINT13期 桂枝之進 活動報告レポート」
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名称
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お仕事帰り、学校帰りに近所のあの場所へ、「こんばんは」と顔を出し、みんなで卓を囲んで開演を待つ。その昔は町内コミュニケーションの要であった落語の寄席文化を再出現させるプロジェクト『こんばんは寄席』が幕を開けます。
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概要
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こんばんは寄席 by桂枝之進
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主な拠点
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FabCafe Kyoto
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オーガナイザー
Fab Meetup Kyoto - 「つくる」をテーマにした、ネットワーキング&プレゼンテーションイベント
Fab Meetup Kyoto
[Kyoto]
フリーペーパーの制作プロセスを通じて「表現し、伝える」ための技術を磨く、クリエイターのための学び舎
言志の学校
[Kyoto]
SPCS|スピーシーズ 自然のアンコントローラビリティを探究するコミュニティ
コントロールできない生態系のメカニズムを探究し、創造的な共創関係を探究するコミュニティ。異なるフィールドの講師とのワークショップ、個人/団体の実験的なプロジェクトなど、自然科学、デザイン、アート、エンジニアリング、文化などが複合的に混ざり合った活動が展開中。
[Kyoto]