Textiles Summer School

国内外のデザイナー、テキスタイルエンジニア、テキスタイルプロデューサー、材料科学者などが参加する、継続的なコラボレーションプロジェクト

テキスタイルサマースクールとは?

テキスタイル・サマースクール(TSS)は、国内外のデザイナー、テキスタイルエンジニア、テキスタイルプロデューサー、材料科学者などが参加する、継続的なコラボレーションプロジェクトです。

2022年度は、有志のメンバーによる「TSS組織委員会」が主催となり、どなたでも受講可能な「オンラインレクチャー」と、デザイナーとテキスタイル産業に関わる事業者のコラボレーションによる「ワークショップ」の二部構成で実施します。(本事業は、公益財団法人ポーラ美術振興財団の助成のもと実施されます。)

*本ページには、ワークショップ編の詳細を掲載しております。オンラインレクチャー編の情報はこちらからご覧ください。

テーマ

本年度のTSSでは、「日本式ジャカード織」「e-テキスタイル」を主軸に、マテリアルとしてのテキスタイルの新たな可能性を探ることを目的としています。
ワークショップでは、国内外のデザイナーと、京都の主要なテキスタイル産地である西陣および丹後エリアの事業者がチームを構築し、オンラインツールを活用したコミュニケーションのもと、共創によるプロトタイピングと公開プレゼンテーションを行います。各チームのプロジェクトの過程は本ウェブサイトにアーカイブされる予定です。
また、制作されたプロトタイプは、2023年初頭に複数都市での巡回展を予定しています。

日本式ジャガードの特徴

背景

明治時代にヨーロッパのジャカード織機が導入されるまで、日本の織機と織りの技術は、着物や帯の生産に必要な幅の細い布をベースにしていたため、国際市場で必要とされるような幅の広い生地は作ることができませんでした。日本では、家内工業的な限られたスペースで、40cm幅の織機を用いて複雑な柄を最小限に繰り返して織ることが重要視された一方で、ヨーロッパでは、布幅、リピート数、スピード、製織の最適化、そしてコスト削減が重要なポイントでした。
日本のジャカードはヨーロッパのジャカードと同じ基本原理を持ちながら、「棒刀」「伏せ」といった他の機構を取り入れ、状況に応じて変化するハイブリッドなものとして発展しました。これにより、日本のジャカードは伝統的な製図方法を維持しながら、特殊な織物技術や糸の加工を行うことができ、西洋のジャカードにはないカスタマイズ性や、状況に応じての拡大・縮小が可能になったのです。 そのため、現在、日本のテキスタイルデザイナーやアーティストの間で、実験的な試みとして日本式ジャカードが注目されています。

日本式ジャカードのメリット

シャトル織機には、強撚糸や比較的太い糸、特殊な裁断加工で作った糸(引箔)など、さまざまな糸を使用することができます。また、通常、織物には使用しない素材をブレンドしたり、紡いだりした実験的な糸は、テキスタイルアーティストにとって新しい道を切り拓くものとなるでしょう。日本式ジャカードの緯糸は、西洋式ジャカードのように自動的に両端がカットされるのではなく、シャトルが往復することによって横糸が切れずに織ることができます。このため、導電性のある糸を使ったり、シームレスなループ状の生地や多層構造の生地を作ることができ、特にラグジュアリー向けの新しい生地の開発には欠かせない技術となっています。このような特性から、日本のジャカードは、e-テキスタイルやサステナブルテキスタイルといった新たな分野の関係者の関心を集めています。

インテリジェント・テキスタイル
(e-テキスタイル + スマート・テキスタイル)

インテリジェント・テキスタイルについての基本的な考え方

スマート・テキスタイルは下記のように定義されます。

環境の変化を感知して反応することができるテキスタイルと定義される。パッシブスマートテキスタイルとアクティブスマートテキスタイルの2種類に分けられる。パッシブスマートテキスタイルはセンサーであり、環境を感知するだけである。アクティブスマートテキスタイルは、環境からの刺激を感知して反応し、センサー機能と同時に、アクチュエーターの役割も担う。ベリースマート・テキスタイルは、状況に応じて行動を適応できる。(*原語は英語。主催者により翻訳)

Koncar, V. 2016. Smart Textiles and their Applications. Woodhead Publishing.

また、e-テキスタイルは、電源や導電性繊維、その他電子的な素材・装置との組み合わせにより機能を付加したテキスタイルということができます。
本ワークショップでは、これらスマート・テキスタイルや e-テキスタイルの技術的要素のみならず、伝統的な例としては、縮緬(ちりめん)などに代表される、糸・素材の選択、紡績・織布工程、布のその後の処理によって生まれる特性も踏まえて、「インテリジェント(=賢い)・テキスタイル」の姿を探ります。

ワークショップの構成

① チーム編成

TSSネットワークに所属するデザイナーを国内外から招き、チームを編成します。
各チームは、京都の織物産業に携わる全6社のコラボレーターのうちの1社と定期的にブリーフィング、アイデア共有、ディスカッションを実施しながら、共同制作を行います。(本ワークショップでの共同制作の過程はオンライン上にアーカイブされ、また、作品は日本国内の複数都市で巡回展を予定しています。)

海外チームにはバイリンガルのファシリテーターを配置し、時差を考慮したオンラインによる交流を行います。
また、ジャカード織の作品制作において必須となるデザインデータのジャカードフォーマットへの変換は、京都府織物・機械金属振興センターと京都市産業技術研究所の協力のもと行うことを予定しています。

② デザインブリーフ

各チームには、制作に先駆けコラボレーターの技術的背景や素材特性について理解を深めたうえで、下記いずれかの分野でコンセプトを立て追求することが望まれます。

(1) 日本式ジャカード織の技法や特性を、e-テキスタイル、スマートテキスタイル、アニメーションテキスタイルの分野へ応用すること
(2) 日本の伝統的なテキスタイルの織りや表面加工のプロセスから、素材としてのテキスタイルの可能性を拓く試作・実験的アプローチをとること

▼デザインのための視点

  • 新素材を伝統的な加工とどのように融合させることができるか?
  • 強撚糸の使用など、伝統的な工程をどのように破壊し、全く異なる目的のために創造的に操作することができるのか?
  • 従来の文脈にとらわれない新しい製品シナリオはどのように開発できるか?
  • 導電性の繊維などを用いて、織物や表面をどのようにアニメーション化したり、3D構造に変換することができるのか?

③ スケジュール

9月上旬
  • 「ジャカードのデザインデータ作成と糸について」、「E-textileと素材について」、2つのテクニカルブリーフィング(ビデオ)を送付
  • チームの合同セッション
9月下旬
  • メンター+チームの合同セッション
  • 第1回 プロトタイピング(ファシリテーションサポート付き)
  • 途中経過のプレゼンテーション(日本チーム・海外チーム)
10上旬

~11月中旬

  • メンター+チームの合同セッション
  • 第2回プロトタイピング(ファシリテーションサポート付き)
  • 途中経過のプレゼンテーション(日本チーム・海外チーム)
11月下旬
  • 最終コンセプト決定、コンセプトビジュアライゼーション、説明文送付
  • プロトタイプの製作
  • 展示用資料の準備
12月
  • 作品の最終プレゼンテーション
  • 展示用資料の編集・完成

展示は、下記に加えて、京都以外の地域への巡回も予定しています。
・2023年1月:FabCafe Kyoto
・2023年3月:京都嵯峨芸術大学ギャラリー

お問い合わせ

本イベントに関するお問い合わせは、下記までメールにてお送りください。(担当:MTRL 木下・飯田)
info.mtrl@loftwork.com

丹後チーム

京都府織物・機械金属振興センター

京都府が運営する研究施設として、丹後の繊維産業の支援と発展を担っている。織機や染色、撚糸の設備があり、試験施設や織物アーカイブも備えている。また、織物用の糸の加工も可能で、八丁撚糸機も備えている。八丁強撚糸 は日本独自の製法で糸を撚り、丹後ちりめんの素材には欠かせないものです。

  • 織物の種類:丹後ちりめん、帯地、洋風ジャガードなど多数
  • 織り幅:40cm〜130cm
  • 経糸の種類:生糸
  • その他:デザインをデータ化することが可能

民谷螺鈿株式会社

多くの高級ブランドとのコラボレーションの歴史があり、広い織機も保有している。

  • 織りの種類:螺鈿織(テープ状の糸を潰さずに螺鈿を織り込むために考案された織りの技法)
  • 織り幅:32cm~97cm
  • 縦糸の種類:シルク
  • その他:デザインのデータ化は不可

臼井織物株式会社

ポリエステルの白地のちりめん生地で、ちりめん加工の原理である収縮性と強撚糸を利用した実験的な生地も製造。白生地なので、表面へのプリントも可能。

  • 生地の種類:ドビー織機で織られた、ちりめん生地
  • 織り幅:110cm
  • 経糸の種類:ポリエステル
  • その他:ジャカード織機は保有していない

西陣チーム

地方行政独立法人 京都市産業技術研究所

繊維産業の総合的な研究・試験・研修などの技術支援を行う産業支援機関。日本式ジャカードを運用するためのデータフォーマット(CGSフォーマット)を作成し、現在も汎用ソフ トを販売している。データの互換性開発など、海外研究機関との連携に適している。

  • 織物の種類:金襴(法衣:主に仏教に関連する織物)、帯地、洋風ジャカードなど多数
  • 織り幅:任意の幅
  • 経糸の種類:絹糸
  • その他:デザインをジャカード用にデータ化はできるが、サンプルを織ることは不可

桂機業店

日本式ジャガード織機が使用可能。日本的な織機構造だが、広幅を織ることができる。また、金箔はヘラを使って織っている。手織りの良さを生かし、自動織機では織れないような特殊な緯糸を使った織物を織ることも可能。

  • 織物の種類:金襴(法衣:主に仏教に関連する織物)
  • 織機の種類:日本式ジャカード手織り機
  • 製織タイプ:手織り機のみ
  • 織り幅:70cm
  • 経糸の種類:絹糸
  • その他:デザインをデータ化することは可能

株式会社もりさん

伝統的な金襴の織物を作っている。
綾・繻子などの地に、緯糸に金色の糸やスリットヤーンを使用して柄を織りなすことができる。既存のパターをベースにして新しい柄を作ることも可能である。Pantoneとのカラーマッチングは目視で行っている。最大8色までの緯糸が可能で経糸は白もしくは紺となる。デザイナー用のデザインガイドラインを提供することができる。

  • 織り幅:70cm
  • 織機の種類:日本式ジャカード織機
  • その他:デザインをデータ化することは可能

岱﨑織物株式会社

1929年創業。主に掛け軸などに使われる表装裂地の製造を行っている。表装裂地とは、巻物や掛け軸を仕立てるために使ったり、木の枠に貼って屏風や襖を仕立てるために使う織物のことを指します。西陣織の中でも、約70センチ幅の生地の織物(金襴)の種類に属します。また、クチュール向けの高付加価値生地も生産。主な海外取引先は台湾と中国。

  • 織物の種類:金襴(表装裂地:主に掛け軸などに使用)
  • 織り幅:約70センチ
  • 経糸の種類:絹糸、ベンベルグ
  • その他:多品種、少量生産のため、試し織などを迅速に行うことが可能。先染めされた絹のよこ糸を常時保有。
  • 助成

    公益財団法人ポーラ美術振興財団

  • 協力(*順不同)

    京都府織物・機械金属振興センター
    地方独立行政法人 京都市産業技術研究所
    西陣織工業組合 金蘭振興委員会

  • 後援

    京都市

Outline

名称

国内外のデザイナー、テキスタイルエンジニア、テキスタイルプロデューサー、材料科学者などが参加する、継続的なコラボレーションプロジェクト

概要

Textiles Summer School

オーガナイザー

  • TSS組織委員会

Members

  • ジュリア・カセム

    京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab 特命教授
    ロイヤル・カレッジ・オブ・アート特別会員

    インクルーシブデザインの世界的な第一人者であり、また経歴は芸術・デザイン・美術館学・社会活動など多岐にわたる。1984年から1999年までジャパンタイムズのアートコラムニストを務め、企画・設計した視覚障害者のための展覧会で賞を受賞。さらに視覚障がい者が認識的・物理的に美術館の展示品により良くアクセスできるようにするための非営利団体を設立。2000年にロイヤル・カレッジ・オブ・アートで先駆的な「チャレンジ・ワークショップ」プログラムを開始し、プロのデザイナーと障害者や高齢者との包括的な共同デザイン・プロセスを実現。このプログラムは2010年にヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で開催された展覧会のテーマとなる。2010年にデザインウィーク誌の「デザイン界に最も影響を与えた50人」に選出される。2014年には京都工芸繊維大学の特命教授に任命され、幅広い学外パートナーと共同研究を行う学際的デザイン・イノベーションの研究拠点であるKYOTO Design Lab(D-Lab)の立ち上げに従事。科学とデザインを融合させたD-Labの2つのプロジェクトは、2016年にDutch Design Awardを受賞し、別のプロジェクトは2019年のCopenhagen Fashion Film FestivalでBest Idea賞を受賞。

    [ Photo: Petr Krejc ]

    インクルーシブデザインの世界的な第一人者であり、また経歴は芸術・デザイン・美術館学・社会活動など多岐にわたる。1984年から1999年までジャパンタイムズのアートコラムニストを務め、企画・設計した視覚障害者のための展覧会で賞を受賞。さらに視覚障がい者が認識的・物理的に美術館の展示品により良くアクセスできるようにするための非営利団体を設立。2000年にロイヤル・カレッジ・オブ・アートで先駆的な「チャレンジ・ワークショップ」プログラムを開始し、プロのデザイナーと障害者や高齢者との包括的な共同デザイン・プロセスを実現。このプログラムは2010年にヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で開催された展覧会のテーマとなる。2010年にデザインウィーク誌の「デザイン界に最も影響を与えた50人」に選出される。2014年には京都工芸繊維大学の特命教授に任命され、幅広い学外パートナーと共同研究を行う学際的デザイン・イノベーションの研究拠点であるKYOTO Design Lab(D-Lab)の立ち上げに従事。科学とデザインを融合させたD-Labの2つのプロジェクトは、2016年にDutch Design Awardを受賞し、別のプロジェクトは2019年のCopenhagen Fashion Film FestivalでBest Idea賞を受賞。

    [ Photo: Petr Krejc ]

  • 上田 香

    嵯峨美術大学 芸術学部 准教授

    京都を拠点に活動するテキスタイルデザイナー、織物研究家、京都嵯峨芸術大学准教授。
    2007年にロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)を卒業後、日本に帰国し、伝統的
    なテキスタイルデザインの研究を始める。歴史的な書物や資料から導き出された実際のデ
    ザイン手法を用い、理論ではなく実践に基づいた研究を行っている。 古くからのちりめ
    んを再現し、現在のちりめんとの品質比較や、着物という文化的背景の外側にある素材の
    特性を示している。
    また、織機の歴史や、ヨーロッパのジャカードと日本の伝統的な衣服に使われていた織機
    の違いにも関心を持っています。
    https://www.kyoto-saga.ac.jp/about/teachers/2156

    [ Photo: Masaki Kawabata ]

    京都を拠点に活動するテキスタイルデザイナー、織物研究家、京都嵯峨芸術大学准教授。
    2007年にロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)を卒業後、日本に帰国し、伝統的
    なテキスタイルデザインの研究を始める。歴史的な書物や資料から導き出された実際のデ
    ザイン手法を用い、理論ではなく実践に基づいた研究を行っている。 古くからのちりめ
    んを再現し、現在のちりめんとの品質比較や、着物という文化的背景の外側にある素材の
    特性を示している。
    また、織機の歴史や、ヨーロッパのジャカードと日本の伝統的な衣服に使われていた織機
    の違いにも関心を持っています。
    https://www.kyoto-saga.ac.jp/about/teachers/2156

    [ Photo: Masaki Kawabata ]

  • 井上 智博

    ファブラボ北加賀屋

    FABLAB北加賀屋にて市民に対してデジタルファブリケーションを教えている。デジタルファブリケーションを利用したものづくり、ことづくりを主な活動領域としており、メイカーズムーブメントを一過性の運動にしないために、それを推進していくような動きを展開している。
    https://fablabkitakagaya.org/
    YouFab Global Creative Awards 2015 FINALISTS

    FABLAB北加賀屋にて市民に対してデジタルファブリケーションを教えている。デジタルファブリケーションを利用したものづくり、ことづくりを主な活動領域としており、メイカーズムーブメントを一過性の運動にしないために、それを推進していくような動きを展開している。
    https://fablabkitakagaya.org/
    YouFab Global Creative Awards 2015 FINALISTS

  • 飯田 隼矢

    株式会社ロフトワーク
    クリエイティブディレクター

    半導体メーカーで開発職として8年間働いた後、アートとデザインを学ぶために渡英。ロンドンのCentral Saint Martins College of Arts and Design グラフィックデザイン学科を卒業。帰国後、アート・建築・デザインを手掛けるSANDWICHでのグラフィックデザイナーを経て、2018年にロフトワークに入社。

    https://loftwork.com/jp/people/junya_iida

    半導体メーカーで開発職として8年間働いた後、アートとデザインを学ぶために渡英。ロンドンのCentral Saint Martins College of Arts and Design グラフィックデザイン学科を卒業。帰国後、アート・建築・デザインを手掛けるSANDWICHでのグラフィックデザイナーを経て、2018年にロフトワークに入社。

    https://loftwork.com/jp/people/junya_iida

  • 木下 浩佑

    株式会社ロフトワーク / MTRL・FabCafe Kyoto
    マーケティング & プロデュース

    京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
    https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita

    京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
    https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita

  • ハフマン 恵真

    デザインリサーチャー

    2022年京都工芸繊維大学大学院デザイン専攻卒業。在学時代よりデザイン・プロジェクトにおける通訳と翻訳を行う。現在、アムステルダムのアートセンター「Mediamatic」でワークショップマネージャーとしてワークショップの企画・運営をする側、修繕や人間・非人間の関係をテーマにデザイン・リサーチを行う。

    2022年京都工芸繊維大学大学院デザイン専攻卒業。在学時代よりデザイン・プロジェクトにおける通訳と翻訳を行う。現在、アムステルダムのアートセンター「Mediamatic」でワークショップマネージャーとしてワークショップの企画・運営をする側、修繕や人間・非人間の関係をテーマにデザイン・リサーチを行う。

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