コンピュテーショナルデザイン、デジタルファブリケーションのケーススタディプロジェクトと、コンセプチュアルデザインを紹介する、SCフェア展示連動レクチャーをFabCafeで開催。
コンピュテーショナルデザインとデジタルファブリケーションに取り組む2名の建築家が、現代における建築デザインと、そのテクノロジーの発達によって可能となる未来についてを、模型とケーススタディを交えながら語ります。
テーマは、”B to H Architecture” 。
BはBuilding/Business, HはHumanbeingsの意
BtoB, BtoC といった既存のカテゴリーではなく、人間のライフスタイルに直接語りかける商業建築を考えるシンボリックなイメージとして、このテーマを掲げました。
現在さまざまな分野におけるテクノロジーのかつてない発達が、人々の消費行動は確実に変化し始めています。
それは建築デザインの世界においても同様で、コンピュテーショナルデザイン、デジタルファブリケーションといったテクノロジー進化は、建築デザインにおける既存の制約を取り除きつつあります。そのような状況の中で、建築デザインにおけるテクノロジーの発達がもたらすものとはなんなのでしょうか。
資本主義のツールと化してしまった建築デザインを、再び人々が希求する、リアルが尊重されたライフスタイルへと取り戻してくれるKEYが、テクノロジーの発達の中にあると考えています。
(今回掲げるB to H Architecture は、そのひとつの具体例です。)
講演者
ノンスケール株式会社所属建築家・森信真樹
コロンビア大学修士。Excellence in Design Award受賞
アルゴリズム建築を中心に行ってきた。
2015 Triumph Pavillion 国際デザインコンペ最優秀賞
rat[LAB] 代表・Sushant Verma
rat[LAB] 代表、Founding Partner / Research Head
(M.Arch.Em.Tech. -AA London, B.Arch. SSAA New Delhi, MCoA India )ロンドンAAスクール卒業、建築とコンピューテーショナルデザインを繋げる役目を担う事務所をロンドンとニューデリーに開設。
※レクチャーで使用するプロジェクトは下記の通りです。
1.2015年トライアンフパビリオン国際デザインコンペ優秀案
(デジタルファブリケーションの実例)
2.郊外都市のショッピングモールデザイン(コンピュテーショナルデザインの応用実例)
3.商業施設の新しいプラットフォーム(コンピュテーショナルデザインを応用したコンセプト提案)
タイムスケジュール
開場 :13:30
レクチャー&質疑応答:14:00 ~ 16:00
懇親会:16:00 ~ 17:00
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