Workshop

Farm to Table / Table to Farm ワークショップ #01

  • #開催終了

2016.3.6 (日)  UTC+09:00

14:30 – 18:00

FabCafe Tokyo | Google mapで開く

30名

1000円

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開催終了

【満席】定員に達しましたので新規受付を終了しました(3月3日 20:45)。お申し込みいただいた皆様どうもありがとうございます!参加をご検討いただいていた皆様、次回#02にご期待ください。

野菜の本当の「美味しさ」を知っていますか?



▲岐阜県飛騨市のありがとうファームで栽培されているピーマン。苦さや渋さは一切なく、果実のようなジューシーな甘さが口いっぱいに広がる。

飛騨で出会ったこの美味しいピーマンのような野菜に、都市生活の中で出会う機会が少ないのはなぜでしょう?
土からこだわる農家のノウハウ、微生物の働き、野菜を届ける流通システム、そして野菜本来の美味しさを引き出す調理方法。
野菜を育て、農地から都市に届き、食卓に並ぶまでには重要なステップがいくつかあります。
それぞれのステップで行われている現状を学び、都市生活者である私たち自身のアイデアとメーカーのテクノロジーを掛け合わせて「都市と農業の美味しく新しい関係」を探求するワークショップシリーズが「Farm to Table / Table to Farm」です。

Farm to Table(農地から食卓への野菜の流れ)

Table to Farm(食卓から農地への情報の流れ)

・本当に美味しい野菜を都市に届けるためにテクノロジーが果たせる役割はなんだろう?
・感覚的でパーソナルな「美味しい」という情報をテクノロジーで誰とでも共有できるとしたら?
・都市の消費者の野菜に対する反応を農家へテクノロジーで伝えられると何が変わるだろう?

食べて、知って、話し合って、五感をフル活用しながらみんなで学ぶオープンなワークショップです!

<イベント概要>

日時:2016年3月6日(日) 14:00 受付 / 14:30 開始
場所:FabCafe Tokyo
定員:30名
参加費:1000円
申込方法:fabcfe.comにログイン後、当イベントページ「参加する」ボタンからお申し込み下さい。
*上記方法がうまくいかない場合は、info(at)fabcafe.comまで「イベント名/お名前/連絡先」を明記しメールでお申し込みください。
ゲスト:森本桃世/Taihiban, 小倉ヒラク/発酵デザイナー, 松永宗憲/長九郎農園, 近藤徹弥/愛知県食品工業技術センター、磯貝俊樹/株式会社デンソー(敬称略)
主催:FabCafe LLP
協力:株式会社デンソー、株式会社ロフトワーク

<こんな人におすすめ>

・農業体験に関心のある方
・食育に関心のある方
・美味しくて身体に良い野菜を食卓に取り入れたい方
・微生物の働きを知りたい方
・センサーを用いたデータ分析に興味ある方
・テクノロジーでスタートアップをしたい方
・都市と農業の美味しく新しい関係を継続的に一緒に考えていきたい方

<メニュー>

■土を学ぶ
ワークショップ1「堆肥ミニ菜園」
森本桃世 x 小倉ヒラク

Taihibanが愛する飛騨の堆肥が詰まったミニ菜園がFabCafeに出現。堆肥と聞くと臭いが気になるかと思いますが、飛弾の堆肥はなんと臭いがない!それどころか美味しい野菜を育ててくれそうな優しい香りをほのかに感じることができます。堆肥に触れながら、野菜がどのように育つかを学びます。

■微生物を学ぶ
トーク1「データで見る微生物の働らき」
小倉ヒラク x 近藤徹弥

野菜の美味しさは土の中の微生物が作っている!? 菌と聞くと悪さをするイメージがありますが、美味しさを作ってくれる働らきを持つ微生物も土の中にはたくさんいます。それぞれの微生物がどのような食物連鎖で働いているのか、野菜に含まれる栄養素がどのような効果を身体にもたらすのかを学びます。

■流通を学ぶ
トーク2「野菜を食卓に届ける方法」
松永宗憲 x 磯貝俊樹

ファーマーズマーケットのような、都市の中でも農家の方と対面してこだわりの野菜を手にする機会は増えてきています。飛騨でトマト農園をスタートアップした新進気鋭の農家・松永さんも旧来の流通システムを通さない、野菜の届け方にチャレンジしています。テクノロジーで野菜の流通を支えてきたデンソーの磯貝さんと共に、現在の流通の状況を明らかにし、未来の野菜の届け方を生み出す流通イノベーションの可能性について学びます。

■美味しさを学ぶ
ワークショップ2「農家飯を味わう」
森本桃世 x 松永宗憲

野菜の本当の美味しさを知っている農家が食べる「農家飯」。農家・松永さんオススメの野菜たちを、料理家・桃世さんが提案する「野菜を野菜で食べる」野菜ソースと、発酵デザイナー・ヒラクさんが手がける極上の発酵ソースで食べ比べ。テーブルには調理器具が並び、茹でる/蒸す/炒める/揚げる 調理法によって野菜の味にどんな変化が起こるのかも実験するワークショップです。

<タイムテーブル>

14:00 – 14:30 開場/受付(30分)
14:30 – 14:40 イントロダクション(10分)
14:40 – 14:50 アイスブレイク(10分)
14:50 – 15:20 ワークショップ1「堆肥ミニ菜園」(30分)
15:20 – 15:50 トーク1「データで見る微生物の働らき」(30分)
15:50 – 16:20 トーク2「野菜を食卓に届ける方法」(30分)
16:20 – 16:40 ブレイク 休憩&ネットワーキング(20分)
16:40 – 17:40 ワークショップ2「農家飯を味わう」(60分)
17:40 – 17:50 クロージング(10分)
17:50 – 18:00 おしまい(10分)

以上、3時間30分のプログラムです。

*タイムテーブルは変更になる場合がございます。

<ゲスト紹介>


森本桃世
みんなのおかあさん。料理家。
“身体は食べ物でできている”をコンセプトに野菜の素材や発酵食品を活かし、手を加えず手間をかけ、みんなのおかあさんとしてからだの喜ぶ料理をつくる。
現在は循環タイヒにまつわる食材を扱うオーガニックレストラン・吉祥寺Taihibanを運営しながら、生産者に近い料理家として素材を楽しむ料理教室やイベントを行う。
http://taihiban.org/


小倉ヒラク
発酵デザイナー/アートディレクター
1983年東京生まれ。10代から世界各地を放浪した後、デザインを生業とするように。発酵醸造文化への傾倒が過ぎてアニメ「発酵のうた」「手前みそのうた」を制作。発酵文化の素晴らしさを伝えるべく、さまざまなプロジェクトを展開中。
現在は東京農業大学醸造学科の研究生として発酵を学びつつ、グラフィック〜WEB〜プロダクト〜空間〜映像のデザイン、文筆業やファシリテーターなど、「微生物」に関わる様々なプロジェクトを手がけている。
「てまえみそのうた」でグッドデザイン賞2014受賞。
http://hirakuogura.com/


近藤徹弥
あいち産業科学技術総合センター食品工業技術センター 主任研究員。
1965年生まれ。京都大学大学院農学研究科博士後期課程終了後、愛知県に入庁。
以来、食品工業技術センターで微生物の有効活用や食品の加工技術等に関する研究や技術指導に従事。
現在は、お菓子の組織形成自然界から分離した酵母を使ったパン作りなど、様々なことに興味をもって研究中。
http://www.aichi-inst.jp/shokuhin/


松永宗憲
1979年5月10日(36歳) 愛知県名古屋市生まれ
2009年 静岡県内にある輸送機器会社を退社
2010年 岐阜県飛騨市に移住
2011年 長九郎農園としてトマト農家をスタート

食に直結した仕事をすることは楽しいですが責任もあると感じています。提供する以上は楽しんでもらえる、喜んでもらえるものをという思いを込めて栽培しています。農業や食べる喜びと併せて飛騨のことにも興味を持ってほしいです。
http://www.choukuroufarm.com/

磯貝俊樹/株式会社デンソー
http://www.denso.co.jp/

*プロフィールは随時更新します。

 

 

 

Information

日時

2016.3.6 (日) 14:30 – 18:00 UTC+09:00

会場

FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F

京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分

03-6416-9190
Google mapで開く

参加費

1000円

定員

30名

開催終了

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