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- #開催終了
新しい “喫茶” を考えるプロジェクトがMTRLで始動
2016.4.20 (水) UTC+09:00
19:30 – 21:00
新しい “喫茶” を考えるプロジェクトがMTRLで始動
“TEA of MTRL” PROJECT は、日本茶を “素材” と捉え、コミュニケーションのかたち・場面から、「喫茶 = お茶を楽しむ時間・場・行為・体験」をデザインすることを試みるプロジェクトです。
今回は、キックオフイベントとして、多様な切り口からお茶に関わる人たちで新しいシーンの可能性を探る公開ミーティングを開催します。今回のディスカッションテーマは、「日本茶を楽しむ行為・体験を身近にする」。
オープンなディスカッションとアイデア共有の場
「日本茶」と聞いて、なにをイメージしますか?
フォーマルなお茶席を思い浮かべる方もいれば、喉を潤すための日常的な飲み物として「普段から水代わりに飲んでるよ!」という方もいるかもしれません。
お店に入れば無料でお茶が出てきたり、かと思えば、お客さまをお招きするときはちょっと高価なお茶を用意したり、ひとことで「日本茶」といっても口にするシーンはさまざま。でも、日本での暮らしにおいてはとても身近な存在です。
「身近な存在すぎて普段意識しないけど、日本茶の愉しみ方ってまだまだ新しい可能性があるのでは?」
「“喫茶” のシーンをデザインすることで、日本茶だからこそできる新しい文化やライフスタイルをつくることができるのでは?」
そんなふとした疑問から、このプロジェクトはスタートしました。
キックオフとなる今回は、日本茶が大好きなクリエイター、お茶の製造者や小売店、茶道家、新しいお茶のメニューやビジネスを開発する起業家、お茶の道具をつくる陶芸作家… さまざまな領域の方達と一緒に、お茶を楽しむシーンを考えるミーティングを開催します。
このプロジェクトがきっかけになって、新しいメニューやプロダクト、サービスが生まれるかもしれません。
オープンミーティングはどなたでも気軽にご参加いただけます。日本茶を飲むのが好きな方はもちろん、そうでないという方もぜひ、この機会に覗いてみてください。
タイムテーブル
19:30 ご挨拶・企画趣旨の説明
19:40 プロジェクトメンバー紹介
20:10 5分休憩
20:15 テーマトーク「日本茶を飲む(喫茶)シーンにおいて、もっとこうなったらいいなと思うこと」
21:00 終了
こんな方達と一緒に考えます
(*敬称略・50音順。参加メンバーが増えるたび更新されます)
高橋 浩二(K.Tea’s Lab)
お茶(日本茶、烏龍茶、紅茶)好きなICTエンジニアが『K.Tea’s Lab』を開業し、湘南エリアを拠点に2つの事業を展開しています(『茶コンシェルジュ』『3DCADコンサルティング』)。Blog、Facebook、Twitterなどを通じて、2つの事業に関する情報を色々とUPしています。
Tyas Huybrechts(茶人)
10年前、ベルギーから日本に移住。日本のお茶と茶文化に魅せられ、その魅力を世界に伝える。日本茶業界の勉強のため、宇治の老舗のお茶屋で2年勤務。同時に日本茶インストラクターの資格も取得。現在、 有機日本茶をネット販売を通じて海外に広める活動をしている。
茶道歴は8年余り。2015年4月に準師範と師範の資格を同時に取得し、新教授法を用い、外国人でも、若者でも、気楽に日本の伝統を学ぶことができる稽古場を設立。その一貫として、茶道の本当の姿を体験出来るワークショップも(海外・国内からの)観光客のために設けている。
中尾 正史(梅香庵茶舗)
現在、京都市茶業組合・副組合長。創業270年前の茶舗の道具を引き継ぎ、29年前に創業した「京都で2番目に歴史のない」茶舗です。松原通油小路西入る橘町にて、良しとするお茶をご提供する日々を過ごしております。23年前の煎茶を大事に持っています。
長崎 陸(たつみ茶園)
徳島出身、京都在住。京都工芸繊維大学と、フィンランドのアアルト大学にてデザイン経営工学・デザイン思考を学ぶ。
新しいアイデアを実際に形にするのが大好きで、京都ふるどうぐ市実行委員会(2013年〜)や、たつみ茶園(2013年〜)、京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab(2014年〜)の創設メンバーとして立ち上げから運営まで携わる。ME310コースインストラクター。焚き火と釣りとピクニックが大好きなお茶初心者。
野池 佑磨(合同会社茶油屋農場 代表)
同志社大学法学部卒業。大学卒業後一年間のサラリーマン生活を経て、京都府和束町にて就農。茶や油の生産・販売に従事する。2015年合同会社茶油屋農場を設立。今年度より和束の地酒造りに取り組む(予定)。ゆくゆくは牧場経営も目論む。
藤田 大次郎(tea channel)
京都大学工学部物理工学科で機械工学を専攻。卒業後、Johnson&Johnsonで4年半の勤務後、外食事業の起業のために外食・食品関連企業を2社経験。
2014年7月 株式会社ルシール設立
2014年12月 日本茶のティースタンド「tea channel」オープン
2015年3月 tea channel祇園店オープン
工学的な視点から日本茶(緑茶)を科学し、メニュー開発を行いブランド展開をしている。京都に留まらず、日本、そして世界に、「形だけではない」日本茶を発信中。
松林 俊幸(朝日焼 窯元)
1983年に朝日焼窯元松林豊斎の次男として宇治に生まれる。
多摩美術大学工芸科卒。現在は家業の朝日焼にて制作でなく販売、企画、広報など広く「うつわ」を伝える仕事に就く。
お茶のうつわ 朝日焼窯元
茶どころ宇治で400年、偉大な茶師や茶人に育てられた窯元です。「お茶」の文化を大きく捉えてそれに関わるうつわを制作しております。
三浦 大治(緑茶男子)
広尾生まれ、尼崎育ち、京都住まいの制作プランナー・ライター。パッケージデザインの仕事をきっかけに、宇治茶と「お茶のひと時」の魅力を知り、取材や打合せに携帯お茶セットを持ち歩くようになる(活動の一部はFacebookページ「緑茶男子」で公開中)。将来の夢は、南米のサッカースタジアムで地元ファンに玉露を淹れてもらうこと。
企画:MTRL KYOTO
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日時
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2016.4.20 (水) 19:30 – 21:00 UTC+09:00
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会場
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FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
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参加費
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無料
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定員
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20名