Workshop
- #開催終了
「知る」「つくる」「アクションする(はかる)」の3つセッションから体験する
2016.10.23 (日) UTC+09:00
13:00 – 18:30
2016.11.13 イベントレポート:京都の路地の放射線量マップが完成! 「知る」「つくる」「アクションする」 Safecast ワークショップレポート 【前編】
このイベントは終了しました。当日の様子はこちらからご覧ください。
「知る」「つくる」「アクションする(はかる)」の3つセッションから体験する
みなさんは放射線と聞いて何をイメージしますか?感覚的に「怖い」と思ってしまいがちでは?
放射線は私たちの周りにあふれていて、必ずしも危ないものではないし、しばしば役にたつものです。放射線という言葉を前にして、どう行動すべきか知るには、正しい知識を得て、状況を把握し、自分自身で判断することが大切です。
Safecast(セーフキャスト)は、2011年3月11日に起きた福島第一原発事故の1週間後に世界中から集まったプロのエンジニアにより結成されたボランティア集団。GPS機能の付いたガイガーカウンター(放射線測量機)を開発し、持ち歩くことで常にオンライン上で放射線の状況がわかるシステムを作りました。活動開始から5年以上が経つ今では世界中に活動が広がっています。
また、MTRL KYOTO では 最新のモバイル放射線測量機 bGeigie Nano を展示中です。
このプログラムは 東京を拠点に活動する Safecast が MTRL KYOTO に特別出張して、今年の夏に六本木ヒルズで開催されて好評を博したキッズワークショップを大人向けにアレンジしました。さまざまな身近なサンプルを実際に測りながら放射線を体験し、学ぶワーク、ガイガーカウンターを作る電子工作ワーク、市民活動の意義とインパクトを考えディスカッションするワークの3つを体験する盛りだくさんなプログラムです。
Safecast のワークショップを通して放射線を正しく学び、体験し、自分の行動を自分で決めるためのヒントを得ませんか?
こんな方におすすめ
・電子工作に興味のある方
・放射線について学びたい方
・オープンデータを活用した市民活動に興味のある方
プログラム
12:45 Open
13:30 Introduction
13:40 Workshop1
15:10 Workshop2
16:40 Break
16:55 Workshop3
18:25 Wrapup
18:30 Networking
19:30 Close
ご注意
・東京でのワークショップはキッズ(10歳〜15歳)向けに行われましたが、今回のワークショップは大人向けになります。MTRL KYOTOの工作スペースは大変危険ですので、お子様のご同伴はご遠慮ください。
・参加者の皆さんのお写真は、後日公開するレポートなどに掲載いたします。
・作ったガイガーカウンターはお持ち帰りできません。
ワークショップについて
参加者には Safacastスタッフによる3つのワークショップを体験していただきます。
(当ワークショップは日本語で行われます。)
■ 知る
放射線と一言で言っても様々な見方があります。自然放射線とは何か?身近にある物にどんな放射線が含まれているのか?放射線の種類がα線か、β線か、γ線かで何が違うのか? 実際に様々なサンプルを測りながら学べます。
■ つくる
ワークショップのために開発したガイガーカウンターを、Safecastメンバーのサポートを受けながらひとり一台組み立てます。仕組みを理解しながら、電子工作を学びましょう。
■ アクションする
Safecastの活動は、個人同士が有機的に繋がり合いながら年々規模を拡大させています。活動の根底にあるCreative Commons、オープンソース、シェアといった思想を知り、自分ならどんなCivic Actionを起こしたいか考えながら、市民レベルの活動で結果を出すヒントを考えます。ディスカッションの後は、Safecastの開発したガイガーカウンターを持って、実際に街を歩きながら測ってみましょう。
プロフィール
Safecast (セーフキャスト)
福島第一原発事故直後、早急に放射線データが必要とされている状況下で、世界中からエンジニアらが集まって結成されたボランティア集団。GPSを搭載したガイガーカウンターの開発と、データーのネットワークを構築することで、日本のみならず世界中の人々が収集したデータをほぼリアルタイムで閲覧したり、自由に使用できるようにし、データによって人々が自ら力を持てるようにする活動を世界規模で行う。
SAFECAST JAPAN 共同設立者 ピーター ・フランケン
20年以上にわたるIT管理とソフトウェアエンジニアリングの専門的なキャリアを持ち、2011年3月の福島原子力発電所の危機直後に、透明性のある放射線レベルの測定と結果の公表を目的に、伊藤穣一 (MITメディアラボ所長)、ショーン・ボナーらと、セーフキャストを設立。 iPhoneとドッキングした放射線センサーを考案し、多用途のガイガーカウンターを開発。セーフキャストのプロジェクトは、2012年のアルス・エレクトロイカグランプリで栄誉賞を受賞。 マネックス証券の最高技術責任者ならびにIT本部長を務める傍ら、慶應義塾大学では主任客員研究員として、村井純教授の地球環境スキャニングプロジェクトの一員としてオープンセンサーネットワークの科学的研究に取り組んでいる。
■参考リンク
世界中のギークが立ち上がった!――放射線測定プロジェクト「Safecast」(香月啓佑)|ポリタス 3.11から未来へーー困難と希望
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企画:Safecast / MTRL KYOTO
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日時
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2016.10.23 (日) 13:00 – 18:30 UTC+09:00
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会場
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FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
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参加費
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1500円 * 大学生・大学院生は学生証提示で50%OFF
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定員
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24名
2016.11.13 イベントレポート:京都の路地の放射線量マップが完成! 「知る」「つくる」「アクションする」 Safecast ワークショップレポート 【前編】
このイベントは終了しました。当日の様子はこちらからご覧ください。