Exhibition
- #開催終了
ゴミを一つ減らすことで、新たに流れる一曲 《7/27(土) はトーク&ライブイベント開催》
2019.7.2 (火) – 2019.8.3 (土) UTC+09:00
11:00 – 21:00
2019.7.12 (金) UTC+09:00
19:00 – 21:00
2019.7.27 (土) UTC+09:00
14:00 – 16:00
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) | Google mapで開く
50名
無料,2000円+1ドリンクオーダーが必要 ※ 観覧のみの場合は無料です。カフェの座席を使用する場合は、別途ご注文をいただきます。
TOBIRAE* 展示期間
店舗の営業日/営業時間に準拠します,トークセッション Vol.1
「新たな価値への転換ーアップサイクルの必然性」,トークセッション Vol.2と朗読会
「物語の始まりに、最初のページの扉絵をめくるように」
使えなくなった冷蔵庫をスピーカーに再設計し、再び愛着を持って長く大切にできるものとして蘇らせる。TOBIRAE*のアップサイクル・プロジェクトから生まれたREIZOKO SPEAKER(冷蔵庫スピーカー)の展示と、詩人でありTOBIRAEをプロデュースする菅原敏さんによる、ゲストをお招きしたトークセッションと朗読会のお知らせです。
TOBIRAE*(扉絵)について
https://tobirae.fun
気鋭のアーティストたちと共に、小型冷蔵庫の扉をキャンバスにしたコラボレーションを展開するプロジェクト。そのプロジェクトのひとつであるREIZOKO SPEAKER(冷蔵庫スピーカー)は、役目を終えた冷蔵庫をゴミとして廃棄するのではなく、新たな価値を持つものへと転換させる試みです。スピーカーは、音楽家・パードン木村氏の開発により、ひとつひとつ手作りで作られています。
(企画・運営:アントビー株式会社)
始まりはアフリカのこと
グレーゾーンの産廃業者などに預けられた廃家電たちは、アフリカに輸出され、幾ばくかのレアアースのために入会地で燃やされ、ダイオキシンなどで土を汚染しているという現状があります。
役目を終えた冷蔵庫たちは、メーカーであるアントビー株式会社が無料で引き取り、アップサイクルによってスピーカーやプランター、本棚など新たな商品に生まれ変わっていきます。すぐに大きな変化を生むことはできなくとも、未来への小さな種のように、問題意識へのひとつのきっかけになってくれたらという想いを込めて取り組んでいます。
参加アーティスト
石川直樹(写真家)寺本愛(イラストレーター)大竹寛子(日本画家)祖父江慎(ブックデザイナー)下田昌克(アーティスト)くらちなつき(ファッションイラストレーター)
7月2日〜8月3日の期間中、各アーティストの冷蔵庫スピーカーを展示しております。
お手持ちのスマートフォンからBluetoothでスピーカーに繋ぎ、視聴可能です。
トークセッション Vol.1:2019年7月12日(金)19:00-21:00
「新たな価値への転換ーアップサイクルの必然性」
山田毅、矢津吉隆(副産物産店)×長門 康之(アントビー株式会社 代表取締役)×菅原敏(詩人)
美術作品をつくる過程で生まれた作品にはならない『副産物』。図書館の隅で埃を被っている詩集から珠玉の言葉を見つけて拾い上げる行為。そのままでは意味が希薄になっていく存在たちに新しい価値を吹き込むプロセスに着目し、お話いただきます。
【登壇者プロフィール】
山田 毅(只本屋 代表)
1981年 東京生まれ。武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。映像表現から始まり、舞台やインスタレーションといった空間表現に移行し、ナラテイブ(物語)を空間言語化する方法を模索、脚本演出舞台制作などを通して研究・制作を行う。2015年より京都にて「只本屋」を立ち上げ活動の幅を広げる。2017年に副産物産店のプロジェクトを開始。
http://tadahon-ya.com/
矢津 吉隆(美術家、kumagusuku代表)
1980年大阪生まれ。京都市立芸術大学美術科彫刻専攻卒業。2015年 KYOTO ART HOSTEL kumagusukuを開業。 また、レジデンス機能を持ったシェアスタジオの運営やアーティスト向けの賃貸プロジェクト「BASEMENT KYOTO」、アーティストのスタジオから出る廃材を副産物として流通させる資材循環プロジェクト「副産物産店」など、アーティストのインフラに関わる事業を展開。
http://kumagusuku.info/
長門 康之(アントビー株式会社 代表取締役)
1983年、千葉県生まれ。法政大学人間環境学部卒。大学在学中に数社の起業を経て、2007年にアントビー株式会社を設立。ホテル、旅館、病院などの客室向けプロダクトの製造販売を中心としたエレクトロニクス事業を中核に、流通・webマーケティング事業も展開する。
2015年、家電メーカーとして廃家電の再利用など循環のモデルを模索し、アップサイクルへの取り組みを開始。2016年、土壌の研究で頻繁に訪れていたイタリア、アブルッツオ州・モリーゼ州の物産(自然派ワイン、クラフトビール、オリーブオイルなど)に特化したインポート事業を開始。現在は日本、中国を中心に数社の経営に携わる。
http://www.antbee.co.jp/
菅原 敏(詩人)
2011年、アメリカの出版社PRE/POSTより詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』で逆輸入デビュー。執筆活動を軸に、ラジオやテレビでの朗読、欧米やロシアでの海外公演など広く詩を表現。Superflyや合唱曲への歌詞提供、東京藝術大学大学院との共同プロジェクト、美術家とのインスタレーションなど、音楽や美術との接点も多い。現在は雑誌「BRUTUS」他で連載。近著に『かのひと超訳世界恋愛詩集』(東京新聞)。TOBIRAEではアーティストのキュレーションを始め、プロデュースを担当。
東京藝術大学 非常勤講師。
sugawarabin.com/
トークセッション Vol.2と朗読:7月27日(土)14:00-16:00
「物語の始まりに、最初のページの扉絵をめくるように」
千早茜(小説家)×菅原敏(詩人)
千早さんの絵本『鳥籠の小娘』(KADOKAWA)と菅原さんの詩集『かのひと 超訳 世界恋愛詩集』(東京新聞) を軸に、京都のこと、執筆のこと、本づくりや装丁のこと、そしてTOBIRAEのことなどを朗読を交えながら語っていただきます。
【登壇者プロフィール】
千早茜 (小説家)
1979年、北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。小学生時代の大半をアフリカ・ザンビアで過ごす。2008年『魚神』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で泉鏡花文学賞受賞。13年『あとかた』で島清恋愛文学賞受賞。同年『あとかた』、14年『男ともだち』で直木賞候補となる。他の著書に『おとぎのかけら 新釈西洋童話集』『あやかし草子』『からまる』『眠りの庭』『西洋菓子店プティ・フール』『夜に啼く鳥は』『ガーデン』『人形たちの白昼夢』『クローゼット』『正しい女たち』『犬も食わない』(尾崎世界観と共著)など多数。エッセイに『わるい食べもの』がある。
菅原 敏(詩人)
2011年、アメリカの出版社PRE/POSTより詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』で逆輸入デビュー。執筆活動を軸に、ラジオやテレビでの朗読、欧米やロシアでの海外公演など広く詩を表現。Superflyや合唱曲への歌詞提供、東京藝術大学大学院との共同プロジェクト、美術家とのインスタレーションなど、音楽や美術との接点も多い。現在は雑誌「BRUTUS」他で連載。近著に『かのひと超訳世界恋愛詩集』(東京新聞)。TOBIRAEではアーティストのキュレーションを始め、プロデュースを担当。
東京藝術大学 非常勤講師。
sugawarabin.com/
展示会会期中は、イタリア中部・アブルッツオ州マイエッラ山脈麓の小さな醸造所で1本1本丁寧に作られているたオーガニックビール「マイエッラ」と、1830年に創業し、多くの国際的なコンテストで受賞している注目のワイナリー「アグリベルデ」のオーガニックワインの販売も行なっています。ぜひあわせてお楽しみください。
<<ライブイベント開催決定!>>
ミックスカルチャーマガジン『ANTENNA(アンテナ)がTOBIRAEの冷蔵庫スピーカーを使ったライブを開催!
LIVE Morning Tide Vol.1 with 『”TOBIRAE” exhibition』:7月27日(土)17:30-21:00
詳細・お申込みはこちらから。
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日時
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2019.7.2 (火) – 2019.8.3 (土) 11:00 – 21:00 UTC+09:00
2019.7.12 (金) 19:00 – 21:00 UTC+09:00
2019.7.27 (土) 14:00 – 16:00 UTC+09:00 -
会場
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FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
Google mapで開く -
参加費
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無料,2000円+1ドリンクオーダーが必要 ※ 観覧のみの場合は無料です。カフェの座席を使用する場合は、別途ご注文をいただきます。
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定員
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50名
TOBIRAE* 展示期間
店舗の営業日/営業時間に準拠します,トークセッション Vol.1
「新たな価値への転換ーアップサイクルの必然性」,トークセッション Vol.2と朗読会
「物語の始まりに、最初のページの扉絵をめくるように」