Exhibition

Exhibition『Summon the new form !!!』- 新時代の「工芸家」たちによるグループ展

『Kyoto Crafts Exhibition Dialogue+ 2021』サテライトプログラム

  • #開催終了

『Summon the new form !!!』は、デジタル/フィジカルの垣根を悠々と越境し、クラフトマンシップと創造力によってまだ誰も見たことのない新たな “かたち” を物質世界に召喚する、新時代の「工芸家」たちによるグループ展です。

*本イベントは、2021年3月10日〜14日の期間、京都の複数会場にて開催される『Kyoto Crafts Exhibition Dialogue+ 2021』サテライトプログラムとして実施されます。

2021.3.9 (火) – 2021.3.27 (土)  UTC+09:00

10:00 – 20:00 (日月曜 定休)*好評につき会期延長しました!

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) | Google mapで開く

無料( *カフェの座席をご利用の場合はご注文をお願いいたします。)

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開催終了

新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、ご参加に際しては下記をお願いしております。ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

・マスクをご着用のうえご来館ください。また、できる限り少人数でのご来館をお願いいたします。
・ご来館時、館内洗面所での手洗いをお願いいたします。
・体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください。
・政府および京都府・京都市から、店舗営業や開催について中止の要請を受けた場合、開催を中止する場合が生じます。

また、国際情勢の変動やその影響、物流の遅延などにより予告なくイベント開催期間を変更する場合がある旨、あわせてあらかじめご了承ください。

『Summon the new form !!!』は、デジタル/フィジカルの垣根を悠々と越境し、クラフトマンシップと創造力によってまだ誰も見たことのない新たな “かたち” を物質世界に召喚する、新時代の「工芸家」たちによるグループ展です。

*本イベントは、2021年3月10日〜14日の期間、京都の複数会場にて開催される『Kyoto Crafts Exhibition Dialogue+ 2021』サテライトプログラムとして実施されます。

本企画では、コンピュータとデジタルファブリケーションを自らの制作と表現の道具として、全く新しいものの姿・かたちを創り出し現世に “召喚(Summon)” するクリエイター三組をご紹介します。

工芸、現代美術、プロダクトデザイン、ファッション… …さまざまな領域やカテゴライズを超えて通底する、ものづくりの核はどこにあるのか?この問いから、私たちは
・自らの手で自らの想像を具現化するための、道具の使い方(技法)を創り出す
・その素材と技法からしか生まれないものを創り出す
そんな人を「工芸家」と位置付けました。

たとえば織り機を用いたテキスタイル、あるいは窯で焼成される陶器などがそうであったように、こんにち「工芸」とよばれるものづくりは、「新しいテクノロジーと対峙し、自らの手と頭をもってつくり方を探求しながら、アウトプットを磨き上げる」という過程を必ず経てきています。そうした仕事によって文化と産業を更新し続けてきた人たちが工芸家であると定義されうるのであれば、現在では「工芸」と位置付けられない素材や技法を扱っていても、その時代ごとの最新テクノロジーを道具として身体化しようとする態度をもって探求と実体化を続けるつくり手たちは「工芸家」と呼ばれるべき存在とはいえないでしょうか。

今回展示される作品は、いずれもその姿かたちじたいに新鮮な驚きを感じられるプロダクト/オブジェクトであると同時に、素材と道具、また丹念な手仕事も含めた技術の必然性の賜物でもあります。ぜひ、「これ、一体どうやってつくっているの……?」という視点からも、制作(または召喚!)のプロセス、そして人間の普遍的な営みとしてのものづくりへの思考を巡らせながらご覧いただけたら幸甚です。

  • 新工芸舎

    デザイン/エンジニアリング/ソフトウェア/エレクトロニクスなどの専門分化された分野の再統合を前提に、デジタル-アナログの境界を行き来しつつ表現活動や問題解決を行うことを新しい工芸と定義し、京都を拠点に様々な制作活動をする。特にデジタルファブリケーションを応用した新しい技術/技法の開発に日夜取り組み、社外と連携した開発案件を担当すると共に、近年ではFDM方式の3Dプリンタで造形する編みのような質感が特徴的な“tilde”シリーズを展開する。

    新工芸舎
    tilde

    デザイン/エンジニアリング/ソフトウェア/エレクトロニクスなどの専門分化された分野の再統合を前提に、デジタル-アナログの境界を行き来しつつ表現活動や問題解決を行うことを新しい工芸と定義し、京都を拠点に様々な制作活動をする。特にデジタルファブリケーションを応用した新しい技術/技法の開発に日夜取り組み、社外と連携した開発案件を担当すると共に、近年ではFDM方式の3Dプリンタで造形する編みのような質感が特徴的な“tilde”シリーズを展開する。

    新工芸舎
    tilde

  • 前川 多仁

    「工芸」を各時代の先端技術による営みと捉え、デジタル技術を駆使したプリントで染織の最前線を切り拓く鬼才・前川多仁。デジタルとアナログをシームレスに行き来する制作スタイルは工芸の持つ身体性を拡張し、かつてない色彩と緻密なレイヤーを実現。「キッチュ」をキーワードに日本文化の水脈に連なる「神なるもの」を浮かび上がらせるアートワークでは近年、言語の表層とその奥に潜む強靭な神性に注目して作品を発表。「工芸」「美術」といったあらゆる境界を夢幻の極彩色で染め上げる無二のアプローチをお楽しみください。

    official website
    ■ 作品取扱 : 白白庵 | pakupakuan.shop

    ◎ blog : ☆テクノロジーへの誤解☆ | 彩鳳舞丹霄☆前川 多仁の鬼魔愚零録☆

    「工芸」を各時代の先端技術による営みと捉え、デジタル技術を駆使したプリントで染織の最前線を切り拓く鬼才・前川多仁。デジタルとアナログをシームレスに行き来する制作スタイルは工芸の持つ身体性を拡張し、かつてない色彩と緻密なレイヤーを実現。「キッチュ」をキーワードに日本文化の水脈に連なる「神なるもの」を浮かび上がらせるアートワークでは近年、言語の表層とその奥に潜む強靭な神性に注目して作品を発表。「工芸」「美術」といったあらゆる境界を夢幻の極彩色で染め上げる無二のアプローチをお楽しみください。

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    ■ 作品取扱 : 白白庵 | pakupakuan.shop

    ◎ blog : ☆テクノロジーへの誤解☆ | 彩鳳舞丹霄☆前川 多仁の鬼魔愚零録☆

  • MAGARIMONO

    靴デザイナーの津曲文登とデジタルデザイナーの小野正晴が共同設立したフットウェアブランド。2020年6月に初のコレクションを発表。「曲者」に由来するブランド名には、業界の常識を打ち破るような、新しいモノづくりを発信するという意味が込められている。
    official website

    靴デザイナーの津曲文登とデジタルデザイナーの小野正晴が共同設立したフットウェアブランド。2020年6月に初のコレクションを発表。「曲者」に由来するブランド名には、業界の常識を打ち破るような、新しいモノづくりを発信するという意味が込められている。
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  • 木下 浩佑

    株式会社ロフトワーク / MTRL・FabCafe Kyoto
    マーケティング & プロデュース

    京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
    https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita

    京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
    https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita

公式WEBサイト

http://kougeinow.com/

京都伝統産業ミュージアム(MOCAD)
日 時 :
・バイヤーズデイ:10日〜11日/10:00-18:00
・マーケットデイ:12日〜14日/10:00-18:00 (最終日のみ17:00まで)
入場料 : 1,000円(税込)(マーケットデイのみ入場料が必要となります)
※出展商品が購入できる500円分のショッピングチケット付き
※招待状をお持ちの方は入場料は不要です
※会期中何度でも入場可能

特別展示

hotel kanra kyoto 5F ザ・カンラスイート
会期 : 2021.3.10[水]〜3.14[日]
時間 : 10:00〜17:00(入場は16:30まで)

HAMACHO HOTEL(東京)
会期 : 2021.3.12[金]〜3.14[日]
時間 : 10:00〜17:00(入場は16:30まで)

ONSEN RYOKAN 由縁 札幌
会期 : 2021.3.10[水]〜4月頃までを想定
時間 : 10:00〜17:00(入場は16:30まで)

サテライト会場

  • ビームスジャパン 京都

  • Community Store TO SEE

  • D&DEPARTMENT KYOTO

  • FabCafe Kyoto

  • QUESTION

  • VOU/棒

*各会場の会期・アクセスはイベント公式WEBサイトよりご確認ください。

2018年よりスタートした”DIALOGUE”は、
ホテル カンラ 京都の客室やエントランスを会場とした工芸・手仕事の
作り手を紹介する展示販売会です。
様々な商品や作品で彩られた各客室では作り手が自ら来場者と“対話”し、
より深くそれぞれの考え・思いを伝えられる場を、私たちは常に想像し作り上げてきました。
しかし、たくさんの変化が必要なこの状況を踏まえ、
これまでとは異なる新しい方法での開催へ挑戦することに決めました。
DIALOGUEのチームだからこそできることを考え続け、
より発展的な自分たちのあり方を現在進行形で企画しています。
現実とオンラインを併用し、人とものと場所をつなぎながら、
DIALOGUEの重心である“対話”を新たに生み出します。
スタイルは変わっても、大切にしてきた考えや思いは変わりません。
これまでと少しちがう、2021年の“DIALOGUE + ”をお楽しみください。

(*公式websiteより引用)

Information

日時

2021.3.9 (火) – 2021.3.27 (土) 10:00 – 20:00 (日月曜 定休)*好評につき会期延長しました! UTC+09:00

会場

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554

■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分

■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分

※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
Google mapで開く

参加費

無料( *カフェの座席をご利用の場合はご注文をお願いいたします。)

オーガナイザー

開催終了

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