Talk Event

from Foe to Friend
厄介者と人の関係を探る共同リサーチ

2026.9.10 → 2027.1.30(全9回)

  • #参加受付中
  • #誰でもウェルカム

ハト、ムクドリ、ゴキブリ、ネズミ。私たちが「厄介者」と呼ぶ生物との関係を、排除でも愛護でもない視点から問い直す全9回のレクチャー&共同リサーチプログラム。生態学・行政・造園・アート・デザインなど多様な視点を交差させ、排除のコストを共生のデザインへと転換する可能性を探ります。

2026.9.10 (木)  UTC+09:00

17:00-18:30 DAY1 オンライン

2026.9.29 (火)  UTC+09:00

20:00-21:30 DAY2 オンライン

2026.10.10 (土)  UTC+09:00

15:00-20:30 DAY3 FabCafe Kyoto

2026.10.24 (土)  UTC+09:00

10:00-11:30 DAY4 オンライン

2026.11.5 (木)  UTC+09:00

20:00-22:00 DAY5 オンライン

2026.11.12 (木)  UTC+09:00

20:00-21:30 DAY6 オンライン

2026.11.24 (火)  UTC+09:00

20:00-21:30 DAY7 オンライン

2026.12.9 (水)  UTC+09:00

20:00-21:30 DAY8 オンライン

2027.1.30 (土)  UTC+09:00

14:00-18:00 DAY8 FabCafe Kyoto

FabCafe Kyoto / オンライン

40名

一般 ¥48,000(税込) Under30 ¥20,000(税込) ※ フォームからお申し込みいただいたあと、確認メールにて参加費のお支払いをご案内します。30歳以下の方についても確認メールにて割引方法をご案内いたします。

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FabCafeの運営事業体であるロフトワークの申し込みページに遷移します

ハトの糞、ムクドリの群れ、ゴキブリ、ネズミ。都市には、人間が「厄介者」と名付けた生物が暮らしています。私たちはその多くを、排除・管理の方向でコストをかけて対処してきました。けれども、追い払えばすぐ近くに戻り、管理しようとするほどコストが膨らむ…。現場はそのことを繰り返し経験しています。彼らが都市に集まるのは、人間が意図せず餌と住処と安全な環境を提供してきたからです。問題は生物そのものではなく、人間と生物の関係性の構造にあります。

ネイチャーポジティブという言葉が示すように、社会は「自然を守る」から「自然と共に設計する」方向へと動き始めています。その問いに本気で向き合うなら、対策の延長線上にとどまっていてはいけないのかもしれない。人間と生物の関係性の構造そのものを問い直すことが次の一手につながるのではないでしょうか。

「from Foe to Friend(厄介者を味方に)」は、その問いを生態学、行政、造園、農業、アート、ゲームデザインなど多様な視点から探る、約半年間の共同リサーチです。トークセッションと自分の街でのフィールドワークを通じて、排除のためのコストと労力を、「共生・協働のための関係性のリデザイン」に転換する可能性を、参加者とともに考えます。

2025年のSPCSプログラムの最終発表会にて、
講師のアナ・ローラ・カンテラさんから講評を受けている様子

1.排除のコストを共生のデザインへ

「外来種を歓迎しよう」でも「厄介者を愛そう」でもありません。もっと現実的な問いです。生態系はネットワーク——何かを切り落とせば解決するわけではなく、どのような関係性があるかを見つめることが出発点になります。人口減少・人件費上昇の中で、人間だけで都市を管理し続けることには限界があります。生態系のメカニズムを活かしながらコストを下げ、豊かな都市環境をつくることは、すでにいくつかの現場で始まっています。

2.問題の「外側」からの視点が発想を変える

禁止の看板ではなく、自然に行動が促されるUXのデザインが生まれるかもしれない。厄介者との接点をゲームにしてしまう人がいるかもしれない。もしかしたらハトの糞のパターンに美しさを見出したり、肥料にしようとする人がいるかもしれない。多様な視点が交差することで、対策の延長線上にはない発想が生まれることを、このプログラムは期待しています。

3.観察とリサーチ|自分の街の厄介者を掘り下げる

レクチャーで得た視点をふまえて、参加者自身が観察・リサーチするプログラムを実施します。福井亘教授とともに京都市内を歩き、都市の鳥たちがどのような環境を好んでいるかを観察。その後、各参加者が自分の街で「厄介者」を一つ選び、文化・歴史・産業との関わりも含めて多角的に掘り下げます(各参加者が決める厄介者は都市鳥に限りません)。収集した観察データは、環境データと組み合わせて可視化・分析する予定。参加者のリサーチ成果をまとめたレポートを2027年前半に作成予定です。

  • 都市開発・施設管理・まちづくりに関わる事業者の方
  • 行政の環境・都市政策・鳥獣対策担当者の方
  • 害獣対策・生物多様性分野の実務者・研究者の方
  • ESG・ネイチャーポジティブを事業に組み込みたい企業担当者の方
  • アーティスト・ミュージシャン・映像作家の方
  • UXデザイナー・コミュニケーションデザイナーの方
  • 都市環境や自然との接点のデザインに関心のある市民・学生の方

オンライン(一部リアル開催)/全9回

全9回のセッションです(Zoomで実施予定)。参加できなかった回は、アーカイブ動画と簡易レポートを後日共有します。

 

DAY1(オンライン)
9/10(木)
17:00-18:30

KEYNOTE SESSION:厄介者との関係性を問い直す

  • Pigeon Paradoxから20年 — 都市の厄介者との関係は変わったか
    • ロブ・ダン(ノースカロライナ州立大学 応用生態学部教授)

DAY2(オンライン)
9/29(火)
20:00-21:30

LECTURE:ネイチャーポジティブに向けた課題と未来の景色とは

  • ネイチャーポジティブのための関係性再構築の必要性
    • 小田切 裕倫(東北大学 ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点 運営統括 ビジョナライザー)
  • 外来種との向き合い方と取り組み
    • 千々岩 哲(株式会社地域環境計画 大阪支社 生物多様性推進室)

DAY3(FabCafe Kyoto)
10/10(土)15:00-20:30

LECTURE/FIELDWORK:人間が厄介者をつくっている?—生態学からの視点

  • LECTURE|都市鳥と街のデザインの関係性
    • 福井 亘(京都府立大学大学院 博士(農学)/ランドスケープ学研究室)
  • FIELDWORK|京都市内の都市鳥スポットの観察
  • 交流会

DAY4(オンライン)
10/24(土)
10:00-11:30

LECTURE:厄介者の視点から世界を捉える

  • 厄介者のラベルはどこから来たのか — 背景を横断的に見つめ、生物の視点を探す
    • 大小島 真木(アーティスト)

DAY5(オンライン)
11/5(木)20:00-22:00

DISCUSSION:自分が追う厄介者のシェア

  • 各自がリサーチする「厄介者」を決め、シェアする
    • コメンテーター:福井氏、ダン氏(非同期)

DAY6(オンライン)
11/12(木)20:00-21:30

LECTURE
厄介者と人の接点を作り直す

  • 駆除の手前で何ができるか — 害蟲展と予防の設計から接点をデザインする
    • 岡部 美楠子(8thCAL株式会社 代表取締役社長 環境共生デザイナー)
  • 野生と都市生活者をつなぐデザイン — 罠ブラザーズやIntentional Eater の事例から
    • 小川 大樹(土とデジタル Founder Engineer / Hunter)

DAY7(オンライン)
11/24(火)
20:00-21:30

LECTURE:厄介者を味方にする実践

  • 生物と協働して新たな「美しさ」を提案する
    • 太田 陽介、鷲田 悟志(株式会社植彌加藤造園)
  • 環境をコントロールしない稲作の実践
    • 杉本 一詩(米農家)

DAY8(オンライン)
12/9(水)
20:00-21:30

LECTURE:知覚と遊びで関係性をハックする

  • 認知のデザインで行動や関係性を変える
    • 藤井 直敬(デジタルハリウッド大学 学長)
  • 知覚を分解・再構築してUXを作る
    • Playfool(アート・デザインユニット)

DAY8(FabCafe Kyoto)
1/30(土)14:00-18:00

CLOSING SESSION:リサーチのシェア&ディスカッション

  • 各自のリサーチをシェア
    • コメンテーター:福井氏、ダン氏(非同期)
  • 交流会

本プログラムには、ノースカロライナ州立大学の生態学者、ロブ・ダン氏が特別アドバイザーとして参画します。ダン氏は「当たり前すぎて誰も研究していない場所こそが最後のフロンティア」だとして探究し続けてきた生態学者で、Rob Dunn Labを主宰。へその中の菌類、シャワーヘッドのバクテリア、家の中の虫、サワードウの微生物など、身近すぎて見過ごされてきた生き物を対象に、世界中の市民を巻き込む大規模な市民科学プロジェクトを次々とリードしてきました。著書8冊、Google Scholar被引用数30,000件超。「家は生態系―あなたは20万種の生き物と暮らしている(白揚社, 2021)新しいタブで開く」など日本語訳された著書も多くあります。

2006年に発表した論文「The pigeon paradox: dependence of global conservation on urban nature」では、自然保護のためには人々が自然と接することが必要なのに、都市で最も身近な自然が「嫌われるハト」になっているという逆説を「Pigeon Paradox(ハトのパラドックス)」として提唱。さらに「ヒトという種の未来について生物界の法則が教えてくれること(白揚社, 2023)新しいタブで開く」では、従来の方法で害とされている生物を排除しようとすればするほど、その生物を繁栄させてしまうという指摘もしています。

キーノートセッションに登壇いただくほか、参加者が自分の街で行うフィールドワークや観察リサーチの問いの設計、結果へのフィードバックにも関わっていただく予定です。

※ フォームからお申し込みいただいたあと、確認メールにて参加費のお支払いをご案内します。30歳以下の方についても確認メールにて割引方法をご案内いたします。

  • 全セッション(Q&A含む)への参加
  • アーカイブ動画の共有
  • フィールドワークへの参加(京都にて開催)
  • SPCS Discordコミュニティへの招待
  • クロージングディスカッションへの参加
  • リサーチレポート(2027年初頭)に共同研究者としてお名前を掲載
  • FabCafe Kyotoで開催するSession3,9にかかる交通費・宿泊費
  • トークセッション本編は後日一般公開予定ですが、当日の内容次第で非公開になる場合があります。
  • プログラム開始後、欠席される場合も返金は不可となります。ただし、急病や天災などの特例に限り、対応を検討いたします。
  • チケットの転売・譲渡については原則禁止ですが、同じ社内の方への譲渡は可能です。その際は、事前に運営までご連絡をお願いいたします。
  • 参加者の皆さんの写真・議論・ノートの内容は後日ロフトワーク及びFabCafeのWebサイトやメールマガジン、及び各種SNSリサーチブックに掲載する場合があります。
  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。
  • 本プログラムの取材をご希望の方は、ロフトワークまでお問い合わせください。
  • 本プログラムに関するご質問はお気軽に「spcs@loftwork.com 新しいタブで開く」までお問い合わせください。

Q1.全日程に参加できませんが、申し込みは可能ですか?

A.はい、可能です。なるべく全日程参加いただくことをおすすめしています。やむなく欠席される際には、アーカイブ動画でキャッチアップをお願いします。

Q2.キャンセルはできますか?

A.キャンセル・返金については、申込み締切日以降は原則不可となります。詳細は申込ページにてご確認ください。

Q3.領収書発行はできますか?

A.はい、できます。別途、運営までご相談ください。

Q4.請求書払いはできますか?

A.はい、できます。運営までお問い合わせください。

「外来種を歓迎しよう」でも「厄介者を愛そう」でもありません。もっと現実的な問いです。

都市生態学者の福井亘氏(京都府立大学)はこう語ります。「すべて在来種に戻すのが理想だとしても、一気に行うにはコストがかかりすぎる。厄介だと思っている種との関係もうまく落とし所を見つけていく必要がある。」生態系はネットワークです。何かを切り落とせば解決するわけではなく、どのような関係性があるかを見つめることが出発点になります。

都市化すればするほど、都市環境を好む生物たちのコリドーを整えて繁栄を助けていると、ロブ・ダン氏は訴えます。ある意味で厄介者たちは人と生きることを決めた生物と言えるでしょう。そうなのであれば、その前提で接点やアプローチのデザインをもっと探索できる余地があるのではないか?

植彌加藤造園が手がける庭園管理でも、同じ発想の転換が起きています。「雑草との戦い」をやめ、松葉を地面に敷き詰めるアプローチに切り替えたところ、除草コストが下がり、新たな景観が生まれました。厄介者を排除し続けるのではなく、植物同士のネットワークの力学を活かすことで、新しい美しさの基準まで提案しています。

人口減少・人件費上昇の中で、人間だけで都市を管理し続けることには限界があります。生態系のメカニズムを活かしながらコストを下げ、豊かな都市環境をつくることは、すでにいくつかの現場で始まっていることです。

また、これまで問題の「外側」にいた人が関わることで、これまでとは違う問いやアウトプットが生まれることもあります。禁止の看板ではなく、自然に行動が促されるUXのデザインが生まれるかもしれないし、厄介者との接点をゲームにしてしまう人がいるかもしれません。もしかしたらハトの糞のパターンに美しさを見出したり、肥料にしようとする人がいるかもしれない。多様な視点が交差しながら、対策の延長線上にはない発想を歓迎します。

本プログラムは、都市の厄介者との関係性を、排除でも愛護でもない第三の視点から問い直す、半年間のリサーチクラブです。from Foe to Friend. 都市の厄介者との関係を、いっしょに編み直しませんか。

企画:SPCS 浦野奈美

登壇者

  • ロブ・ダン(Rob Dunn)

    ノースカロライナ州立大学
    応用生態学部教授

    「身近すぎて誰も研究していない場所」を探究し続けてきた生態学者。家の中の虫、シャワーヘッドのバクテリア、へその中の菌類など、当たり前すぎて誰も見ていないものを、世界中の市民を巻き込む市民科学プロジェクトで研究してきた。ノースカロライナ州立大学応用生態学部教授、学際プログラム担当 上級副プロボスト。著書多数、Google Scholar 被引用数 30,000 件超。論文「The pigeon paradox」で知られる。

    「身近すぎて誰も研究していない場所」を探究し続けてきた生態学者。家の中の虫、シャワーヘッドのバクテリア、へその中の菌類など、当たり前すぎて誰も見ていないものを、世界中の市民を巻き込む市民科学プロジェクトで研究してきた。ノースカロライナ州立大学応用生態学部教授、学際プログラム担当 上級副プロボスト。著書多数、Google Scholar 被引用数 30,000 件超。論文「The pigeon paradox」で知られる。

  • 小田切 裕倫

    東北大学 ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点 運営統括 ビジョナライザー

    東京生まれ。2014年に佐賀県唐津市へ移住。
    地域を舞台に「環境・暮らし・ビジネス」をつなぐ場と物語をデザインし、グリーンビジネスや地域活性、コスメなど多分野横断のプロジェクトを展開。
    2025年7月より、東北大学ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点(NP拠点)に参画。
    地域のリアルと未来像のあいだを行き来しながら、ネイチャーポジティブな社会に向けた、人と自然と科学の新たな関係性を編み出している。
    ビールと音楽とサッカーがすき。宮城県仙台市、佐賀県唐津市、東京の3拠点。

    【関連リンク】
    HP:https://www.naturepositive-hub.jp新しいタブで開く
    Instagram:https://www.instagram.com/naturepositive_hub/新しいタブで開く
    note:https://note.com/naturepositive新しいタブで開く
    Facebook:https://www.facebook.com/NPSDH/

    東京生まれ。2014年に佐賀県唐津市へ移住。
    地域を舞台に「環境・暮らし・ビジネス」をつなぐ場と物語をデザインし、グリーンビジネスや地域活性、コスメなど多分野横断のプロジェクトを展開。
    2025年7月より、東北大学ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点(NP拠点)に参画。
    地域のリアルと未来像のあいだを行き来しながら、ネイチャーポジティブな社会に向けた、人と自然と科学の新たな関係性を編み出している。
    ビールと音楽とサッカーがすき。宮城県仙台市、佐賀県唐津市、東京の3拠点。

    【関連リンク】
    HP:https://www.naturepositive-hub.jp新しいタブで開く
    Instagram:https://www.instagram.com/naturepositive_hub/新しいタブで開く
    note:https://note.com/naturepositive新しいタブで開く
    Facebook:https://www.facebook.com/NPSDH/

  • 千々岩 哲

    株式会社地域環境計画 大阪支社 生物多様性推進室

    株式会社 地域環境計画に勤務。技術士(環境部門・建設部門)。ニホンザルやタヌキなどの身近な動物を研究対象として、生息環境と野生動物の関わりや人と野生動物との軋轢などを研究。生物多様性保全のための外来種・獣類対策、エコツーリズムによる自然資源の保全と活用などを中心に、環境省や地方自治体が進める生物多様性保全に係る政策支援などに従事。日本環境動物昆虫学会 生物保護と環境アセスメント部会運営委員、滋賀県生きもの総合調査 哺乳類部会委員。

    株式会社 地域環境計画に勤務。技術士(環境部門・建設部門)。ニホンザルやタヌキなどの身近な動物を研究対象として、生息環境と野生動物の関わりや人と野生動物との軋轢などを研究。生物多様性保全のための外来種・獣類対策、エコツーリズムによる自然資源の保全と活用などを中心に、環境省や地方自治体が進める生物多様性保全に係る政策支援などに従事。日本環境動物昆虫学会 生物保護と環境アセスメント部会運営委員、滋賀県生きもの総合調査 哺乳類部会委員。

  • 福井 亘

    京都府立大学大学院 博士(農学)/ランドスケープ学研究室

    神戸市須磨区生まれ。愛媛大学で農学を学んだ後、神戸芸術工科大学大学院で修士(芸術工学)、大阪府立大学大学院で博士(農学)を取得。農学からデザイン、緑地計画、景観生態まで幅広く学んできた。自然環境研究センターでは、トキの野生復帰や生物多様性国家戦略などのプロジェクトに携わる。学生時代から、日本や中国などアジアの都市や近郊で、土地の使われ方や緑地と生き物,特に鳥との関係を研究している。また、景観や史跡、庭園の保全や計画にも関わってきた。研究員、民間コンサル、大学職員を経て教育の道へ。西日本短期大学准教授を務めた後、現在は京都府立大学大学院教授として教鞭をとり、大手前大学史学研究所の客員研究員、華僑大学建築学院の客員教授も務めている。

    神戸市須磨区生まれ。愛媛大学で農学を学んだ後、神戸芸術工科大学大学院で修士(芸術工学)、大阪府立大学大学院で博士(農学)を取得。農学からデザイン、緑地計画、景観生態まで幅広く学んできた。自然環境研究センターでは、トキの野生復帰や生物多様性国家戦略などのプロジェクトに携わる。学生時代から、日本や中国などアジアの都市や近郊で、土地の使われ方や緑地と生き物,特に鳥との関係を研究している。また、景観や史跡、庭園の保全や計画にも関わってきた。研究員、民間コンサル、大学職員を経て教育の道へ。西日本短期大学准教授を務めた後、現在は京都府立大学大学院教授として教鞭をとり、大手前大学史学研究所の客員研究員、華僑大学建築学院の客員教授も務めている。

  • 大小島 真木

    アーティスト

    東京を拠点に活動する大小島真木、辻陽介からなるアートユニット。
    「絡まり、もつれ、ほころびながら、いびつに循環していく生命」をテーマに制作活動を行う。
    インド、ポーランド、中国、メキシコ、フランスなど様々な地に滞在。リサーチ型の制作を行う。近年は美術館、ギャラリーなどにおける展示の他、舞台美術なども手掛ける。

    主な展覧会に、「国際芸術祭あいち2025」(2025年、愛知芸術文化センター、愛知陶磁美術館)、「あなたの胞衣はどこに埋まっていますか?」(2025年、KAAT神奈川芸術劇場)、「この惑星のへその上で」(2025年、セバスティアン・ファンデーション、メキシコシティ)、「千鹿頭」(2023年、調布市文化会館たづくり)、「コレスポンダンス」(2022年、千葉市美術館 | つくりかけラボ09 )など。
    主な出版物として「ウオルド(作品社」「鯨の目(museum shop T)」など。

    東京を拠点に活動する大小島真木、辻陽介からなるアートユニット。
    「絡まり、もつれ、ほころびながら、いびつに循環していく生命」をテーマに制作活動を行う。
    インド、ポーランド、中国、メキシコ、フランスなど様々な地に滞在。リサーチ型の制作を行う。近年は美術館、ギャラリーなどにおける展示の他、舞台美術なども手掛ける。

    主な展覧会に、「国際芸術祭あいち2025」(2025年、愛知芸術文化センター、愛知陶磁美術館)、「あなたの胞衣はどこに埋まっていますか?」(2025年、KAAT神奈川芸術劇場)、「この惑星のへその上で」(2025年、セバスティアン・ファンデーション、メキシコシティ)、「千鹿頭」(2023年、調布市文化会館たづくり)、「コレスポンダンス」(2022年、千葉市美術館 | つくりかけラボ09 )など。
    主な出版物として「ウオルド(作品社」「鯨の目(museum shop T)」など。

  • 岡部 美楠子

    8thCAL株式会社 代表取締役社長 環境共生デザイナー

    父親が1960年に創業した環境衛生・害虫防除を祖業とするシェル商事株式会社に2008年に入社し、2010年に事業承継。
    2018年には、建築・都市における「見えないリスク(衛生・生物・環境)」を設計段階から統合的に扱うことを専門とする8thCAL株式会社を設立。
    都市衛生・生態系・人間活動の関係を再定義する『害蟲展』プロジェクトや、リサーチを推進。
    現場起点の実務知と都市・建築分野との協働を通じて、環境共生と事業性を両立する設計思想「n+(nature plus)」を提唱。
    開発プロジェクトや公共領域において、害虫・獣・微生物を含む環境リスクの構造化と、持続可能なマネジメント手法の実装に取り組んでいる。

    東京都出身
    武蔵野美術大学 造形学部 空間演出デザイン学科卒業
    事業構想修士
    https://note.com/okb375

    父親が1960年に創業した環境衛生・害虫防除を祖業とするシェル商事株式会社に2008年に入社し、2010年に事業承継。
    2018年には、建築・都市における「見えないリスク(衛生・生物・環境)」を設計段階から統合的に扱うことを専門とする8thCAL株式会社を設立。
    都市衛生・生態系・人間活動の関係を再定義する『害蟲展』プロジェクトや、リサーチを推進。
    現場起点の実務知と都市・建築分野との協働を通じて、環境共生と事業性を両立する設計思想「n+(nature plus)」を提唱。
    開発プロジェクトや公共領域において、害虫・獣・微生物を含む環境リスクの構造化と、持続可能なマネジメント手法の実装に取り組んでいる。

    東京都出身
    武蔵野美術大学 造形学部 空間演出デザイン学科卒業
    事業構想修士
    https://note.com/okb375

  • 小川 大暉

    土とデジタル
    Founder Engineer / Hunter

    三重県出身。大学在学中にシステム開発に携わり、以降エンジニアとしてのキャリアをスタート。その後 IoTデバイス や Webシステムの開発プロジェクトにおいて、ディレクションやプロジェクトマネジメントを担当し、技術的な知見を活かしながら全体を統括している。

    一方で、罠シェアリングコミュニティ「罠ブラザーズ」の運営を機に、2022年より狩猟免許を取得。・個人として有害鳥獣の捕獲にも従事。ジビエの地域内活用や、狩猟を通じた人と自然・地域との関係性のあり方を模索している。

    三重県出身。大学在学中にシステム開発に携わり、以降エンジニアとしてのキャリアをスタート。その後 IoTデバイス や Webシステムの開発プロジェクトにおいて、ディレクションやプロジェクトマネジメントを担当し、技術的な知見を活かしながら全体を統括している。

    一方で、罠シェアリングコミュニティ「罠ブラザーズ」の運営を機に、2022年より狩猟免許を取得。・個人として有害鳥獣の捕獲にも従事。ジビエの地域内活用や、狩猟を通じた人と自然・地域との関係性のあり方を模索している。

  • 太田 陽介

    植彌加藤造園株式会社

    東本願寺・渉成園の担当を務める。渉成園内に息づく生物多様性を守るため、創意工夫を凝らしながら育成管理に励む傍らで、京都の景色に欠かせない東山の林相改善事業の整備や研究にも勤しむ。いきもの全般に愛着を持ち、生物の視点から庭を見ることに重きを置いて渉成園に携わる。自然界にあるものは「とりあえず何でも食べてみる」主義。

    東本願寺・渉成園の担当を務める。渉成園内に息づく生物多様性を守るため、創意工夫を凝らしながら育成管理に励む傍らで、京都の景色に欠かせない東山の林相改善事業の整備や研究にも勤しむ。いきもの全般に愛着を持ち、生物の視点から庭を見ることに重きを置いて渉成園に携わる。自然界にあるものは「とりあえず何でも食べてみる」主義。

  • 鷲田 悟志

    植彌加藤造園株式会社

    東本願寺・渉成園の担当を務める。理性を超えた芸術作品としての日本庭園の魅力に惹かれ、庭づくりに携わる職人。学びを深めた現代美術をバックボーンに、日本庭園と芸術・文人文化をより密につなげていくことを目標として日々の手入れに勤しんでいる。渉成園では、「五感を楽しむ庭ガイド」や「煎茶講座」の企画も担当している。

    東本願寺・渉成園の担当を務める。理性を超えた芸術作品としての日本庭園の魅力に惹かれ、庭づくりに携わる職人。学びを深めた現代美術をバックボーンに、日本庭園と芸術・文人文化をより密につなげていくことを目標として日々の手入れに勤しんでいる。渉成園では、「五感を楽しむ庭ガイド」や「煎茶講座」の企画も担当している。

  • 杉本 一詩

    米農家

    静岡県にて「生き物と一緒に米作り 杉さんの田んぼ」を営む農家。美術大学を卒業後、会社員を経て家業を継ぎ就農。以来30年以上にわたり、農薬や肥料(化学・有機)を一切使わない究極の自然栽培を実践。日本の原種である「亀の尾」「朝日」などの日本のお米の原種を育てながら、生き物と共生する環境保全型の農業に尽力している。水田環境認定士、野菜ソムリエの資格を持つ。

    静岡県にて「生き物と一緒に米作り 杉さんの田んぼ」を営む農家。美術大学を卒業後、会社員を経て家業を継ぎ就農。以来30年以上にわたり、農薬や肥料(化学・有機)を一切使わない究極の自然栽培を実践。日本の原種である「亀の尾」「朝日」などの日本のお米の原種を育てながら、生き物と共生する環境保全型の農業に尽力している。水田環境認定士、野菜ソムリエの資格を持つ。

  • Playfool

    デザイナー、アーティスト

    ダニエルコッペン(英)とマルヤマサキ(日)によるアート・デザインユニット。あそびを媒介に、人間の主体性とテクノロジーとの変わりゆく関係性に介入する。実験的なゲームやインタラクティブなインスタレーションといった参加型の作品形式で、鑑賞者と共にテクノロジーを想像し直すような体験をつくる。

    Playfoolの作品は、 S+T+ARTS Prize (2024)や Dezeen Award (2021)を受賞した他、Science Gallery (メキシコ、 2025)やArs Electronica (オーストリア、 2024)、V&A Museum (イギリス、 2023)を始め、世界各国で広く展示されている。

    https://studioplayfool.com/

    ダニエルコッペン(英)とマルヤマサキ(日)によるアート・デザインユニット。あそびを媒介に、人間の主体性とテクノロジーとの変わりゆく関係性に介入する。実験的なゲームやインタラクティブなインスタレーションといった参加型の作品形式で、鑑賞者と共にテクノロジーを想像し直すような体験をつくる。

    Playfoolの作品は、 S+T+ARTS Prize (2024)や Dezeen Award (2021)を受賞した他、Science Gallery (メキシコ、 2025)やArs Electronica (オーストリア、 2024)、V&A Museum (イギリス、 2023)を始め、世界各国で広く展示されている。

    https://studioplayfool.com/

  • 藤井 直敬

    デジタルハリウッド大学 学長

    東北大学医学部卒、眼科医、東北大学医学部大学院にて博士課程修了、医学博士。1998年よりMIT Ann Graybiel labで研究員。2004年に帰国し、理化学研究所脳科学総合研究センターで副チームリーダーを経て、2008年より適応知性研究チームのチームリーダー。社会的脳機能の研究を行う。2014年に株式会社ハコスコを創業。2018年よりデジタルハリウッド大学大学院教授、2022年よりデジタルハリウッド大学学長補佐、2026年4月よりデジタルハリウッド大学第2代学長に就任。専門は「現実科学」。

    【著書】
    「予想脳」(岩波出版)
    「つながる脳」(NTT出版 毎日出版文化賞受賞)
    「ソーシャルブレインズ入門」(講談社)
    「現実とは? 脳と意識とテクノロジーの未来」(ハヤカワ新書)

    東北大学医学部卒、眼科医、東北大学医学部大学院にて博士課程修了、医学博士。1998年よりMIT Ann Graybiel labで研究員。2004年に帰国し、理化学研究所脳科学総合研究センターで副チームリーダーを経て、2008年より適応知性研究チームのチームリーダー。社会的脳機能の研究を行う。2014年に株式会社ハコスコを創業。2018年よりデジタルハリウッド大学大学院教授、2022年よりデジタルハリウッド大学学長補佐、2026年4月よりデジタルハリウッド大学第2代学長に就任。専門は「現実科学」。

    【著書】
    「予想脳」(岩波出版)
    「つながる脳」(NTT出版 毎日出版文化賞受賞)
    「ソーシャルブレインズ入門」(講談社)
    「現実とは? 脳と意識とテクノロジーの未来」(ハヤカワ新書)

  • 浦野 奈美

    株式会社ロフトワーク, SPCSオーガナイザー

    大学卒業後ロフトワークに入社。渋谷オフィスにてビジネスイベントの企画運営や日本企業と海外大学の産学連携のコミュニティ運営を担当。2020年にはFabCafe Kyotoのレジデンスプログラム「COUNTERPOINT」の立ち上げと運営に従事。また、FabCafeのグローバルネットワークの活動の言語化や他拠点連携の土壌醸成にも奔走中。2022年からは、自然のアンコントローラビリティを探究するコミュニティ「SPCS」の立ち上げと企画運営を担当。大学で学んだ社会保障やデンマークのフォルケホイスコーレ、イスラエルのキブツでの生活、そして、かつて料理家の森本桃世さんと共催していた発酵部活などが原体験となって、場の中にカオスをつくることに興味がある。

    大学卒業後ロフトワークに入社。渋谷オフィスにてビジネスイベントの企画運営や日本企業と海外大学の産学連携のコミュニティ運営を担当。2020年にはFabCafe Kyotoのレジデンスプログラム「COUNTERPOINT」の立ち上げと運営に従事。また、FabCafeのグローバルネットワークの活動の言語化や他拠点連携の土壌醸成にも奔走中。2022年からは、自然のアンコントローラビリティを探究するコミュニティ「SPCS」の立ち上げと企画運営を担当。大学で学んだ社会保障やデンマークのフォルケホイスコーレ、イスラエルのキブツでの生活、そして、かつて料理家の森本桃世さんと共催していた発酵部活などが原体験となって、場の中にカオスをつくることに興味がある。

  • ケルシー・スチュワート

    株式会社ロフトワーク, Sustainability Executive/FabCafe チーフコミュニティオフィサー(CCO)

    アメリカ合衆国出身。2017年にLoftworkとFabCafeに入社。入社以来、バリスタ、カフェアドバイザー、FabCafeグローバルネットワークのコミュニケーションコーディネーター、FabCafe ウェブサイトライター、デザイン思考ワークショップのファシリテーターと幅広く、業務を務める。また、FabCafe CCOとして、FabCafe Global Networkのまとめ役を務め、世界各地のFabCafeのローカルクリエイティブコミュニティの育成と、それらのコミュニティとグローバルネットワークを繋ぐことを行っている。 加えて、持続可能な開発目標の短期的な解決策を作成することを目的とした2日間のデザインソンであるGlobal Goals Jam(GGJ)の東京開催の主催者でもあり、本イベントを過去に東京、バンコク、香港の複数都市で企画・実施した。また、刺激的でインパクトのある循環型経済に関するプロジェクトを、世界中から集める「crQlr(サーキュラー)Awards」のチェアマンも務めています。

    アメリカ合衆国出身。2017年にLoftworkとFabCafeに入社。入社以来、バリスタ、カフェアドバイザー、FabCafeグローバルネットワークのコミュニケーションコーディネーター、FabCafe ウェブサイトライター、デザイン思考ワークショップのファシリテーターと幅広く、業務を務める。また、FabCafe CCOとして、FabCafe Global Networkのまとめ役を務め、世界各地のFabCafeのローカルクリエイティブコミュニティの育成と、それらのコミュニティとグローバルネットワークを繋ぐことを行っている。 加えて、持続可能な開発目標の短期的な解決策を作成することを目的とした2日間のデザインソンであるGlobal Goals Jam(GGJ)の東京開催の主催者でもあり、本イベントを過去に東京、バンコク、香港の複数都市で企画・実施した。また、刺激的でインパクトのある循環型経済に関するプロジェクトを、世界中から集める「crQlr(サーキュラー)Awards」のチェアマンも務めています。

  • Tim Wong

    FabCafe Taipei / Loftwork Taiwan Co-founder

    香港で生まれ、アメリカで17年間を過ごした後、2008年に異なるバックグラウンドを持った様々なクリエイターと共に、革新的なアイデアとプロジェクトを生み出すクリエイティブプラットフォームを作るチャンスを信じて台湾に移住。FabCafe Taipei、ロフトワーク台北の設立以前、7年間にわたり都市デザインの専門家としてアメリカ、中東やアジア諸国でプロジェクトに関わる。ハーバード大学デザイン大学院卒。専門は建築と都市デザイン。

    香港で生まれ、アメリカで17年間を過ごした後、2008年に異なるバックグラウンドを持った様々なクリエイターと共に、革新的なアイデアとプロジェクトを生み出すクリエイティブプラットフォームを作るチャンスを信じて台湾に移住。FabCafe Taipei、ロフトワーク台北の設立以前、7年間にわたり都市デザインの専門家としてアメリカ、中東やアジア諸国でプロジェクトに関わる。ハーバード大学デザイン大学院卒。専門は建築と都市デザイン。

Information

日時

2026.9.10 (木) 17:00-18:30 DAY1 オンライン UTC+09:00
2026.9.29 (火) 20:00-21:30 DAY2 オンライン UTC+09:00
2026.10.10 (土) 15:00-20:30 DAY3 FabCafe Kyoto UTC+09:00
2026.10.24 (土) 10:00-11:30 DAY4 オンライン UTC+09:00
2026.11.5 (木) 20:00-22:00 DAY5 オンライン UTC+09:00
2026.11.12 (木) 20:00-21:30 DAY6 オンライン UTC+09:00
2026.11.24 (火) 20:00-21:30 DAY7 オンライン UTC+09:00
2026.12.9 (水) 20:00-21:30 DAY8 オンライン UTC+09:00
2027.1.30 (土) 14:00-18:00 DAY8 FabCafe Kyoto UTC+09:00

会場

FabCafe Kyoto / オンライン

参加費

一般 ¥48,000(税込) Under30 ¥20,000(税込) ※ フォームからお申し込みいただいたあと、確認メールにて参加費のお支払いをご案内します。30歳以下の方についても確認メールにて割引方法をご案内いたします。

定員

40名

オーガナイザー

主催: SPCS
協力: 東北大学ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点

ご注意

・トークセッション本編は後日一般公開予定ですが、当日の内容次第で非公開になる場合があります。
・プログラム開始後、欠席される場合も返金は不可となります。ただし、急病や天災などの特例に限り、対応を検討いたします。
・チケットの転売・譲渡については原則禁止ですが、同じ社内の方への譲渡は可能です。その際は、事前に運営までご連絡をお願いいたします。
・参加者の皆さんの写真・議論・ノートの内容は後日ロフトワーク及びFabCafeのWebサイトやメールマガジン、及び各種SNSリサーチブックに掲載する場合があります。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
・本プログラムの取材をご希望の方は、ロフトワークまでお問い合わせください。
・本プログラムに関するご質問はお気軽に「spcs@loftwork.com 新しいタブで開く」までお問い合わせください。

参加する

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